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横井 満 院長、横井 恵 副院長の独自取材記事

よこいクリニック

(大阪市旭区/千林大宮駅)

最終更新日:2024/12/18

横井満院長、横井恵副院長 よこいクリニック main

2024年5月に開院した「よこいクリニック」は、内科・循環器内科・皮膚科・形成外科・美容皮膚科を診療するクリニックだ。循環器内科を専門とする横井満院長と、妻で形成外科を専門とする横井恵副院長の2人は、これまで大学病院や基幹病院で研鑽を重ねてきたベテランドクターである。「患者さんファーストで寄り添う診療を心がけていきたいです」と話す2人に、クリニックの特徴や診療内容などについて詳しく話を聞いた。

(取材日2024年6月10日)

気軽に相談できるクリニックをめざして

まずはお二人のご経歴を教えてください。

横井満院長、横井恵副院長 よこいクリニック1

【満院長】循環器内科の医師として大学病院で長く勤務してきました。循環器内科は体の循環に関わる心臓や動脈、静脈といった器官を扱う分野です。患者さんは循環器以外の臓器も悪かったり糖尿病を併発していたりすることが多く、循環器はもちろん他の器官も併せて診てきました。また、カテーテル治療も数多く行ってきた経験があります。危険な状態で運ばれてきた場合でも、患者さんが元気に歩く姿を見たいという思いを胸に、可能な限りの治療を施してきました。そういった時に、大変である一方で循環器内科の医師としてのやりがいを感じていましたね。
【恵副院長】私はこれまで大阪大学や基幹病院で、皮膚に関する病気の診療の他に、皮膚を切除する手術や、頭頸部がんや乳がん切除後の再建手術、顔面骨折手術など、数多くの手術に携わり研鑽を重ねました。

開院の経緯を教えてください。

【満院長】妻と2人でこの地にクリニックを開院したのは、「受診」のハードルを下げて、お子さんからご高齢の方まで、幅広いニーズに対応した医療を提供したいと考えたからです。勤務医時代に「もう少し早く診られていれば……」という患者さんも多く診てきたことが、このような考えに至ったきっかけですね。また患者さんの心身の悩みは1つではなく、複数の診療科や複数の医療機関にかかっている方も多いと思います。そうした方々に対して、これまでに培ってきた専門性を生かし、一人ひとりに合わせた適切な治療の提案をしたり、適切なタイミングで他の医療機関へつなげたりしたいとも考えています。例えば内科や皮膚に関することを同時にご相談できるので、お子さんからご高齢の方まで家族のかかりつけとして、気軽に来ていただければと思います。

クリニックづくりでこだわられたポイントを教えてください。

横井満院長、横井恵副院長 よこいクリニック2

【満院長】入り口を入って右側は内科、左側は皮膚科と動線を分けています。また患者さんのためにも、スタッフのためにも、発熱の外来用の入り口も設けました。他の患者さんとの接触を避けることができ、感染リスクの軽減につなげています。また当院はビルの1階にありバリアフリー設計を採用していることから、車いすやベビーカーでも通院しやすい仕様です。

院長が注力したいことはありますか?

【満院長】循環器疾患に対する治療・予防に、さらに力を注いでいきたいと考えています。循環器疾患は命に関わる疾患です。だからこそ「病気にならない、再発させない」ことを強く意識しながら、サポートしていきたいと考えています。循環器疾患と関連がある生活習慣病の改善を図るなどして、心臓や血管の病気になってしまった患者さんの病気の再発や再入院を防ぐことに努めてまいります。また、時には薬などで調整しながら、患者さん自身に頑張っていただく重要性についてもお伝えしていきたいです。ただし運動療法の際、膝が悪くて運動できないとか、忙しくて運動できないとか、なかなか続けられない理由があると思います。その場合も考慮し、一人ひとりに合わせたアドバイスもお伝えしたいと思っています。

隠れた病気のサインでもある、むくみ治療にも注力

むくみの治療も行っているそうですね。

横井満院長、横井恵副院長 よこいクリニック3

【満院長】ええ。むくみとは足の甲や脛を押して、押した痕が残ったり、形が戻らなかったりする状態のことをいいます。日常的によくみられる症状ですが、病気が隠れている可能性も高いのです。心臓や腎臓に関係している場合や、血栓ができている場合もあります。また心筋梗塞を発症した後に心臓の機能が落ちている方や、心臓弁膜症で常に心臓に負担がかかっている方は、水分がたまってむくみやすいんです。なぜなら、通常なら1分間にだいたい5Lの水を処理できるポンプ機能が備わっていますが、心臓疾患があると2Lほどしか処理できないからです。ですから水を飲みすぎたり、塩分を取りすぎたりするだけで状態が悪くなってしまうのがよくあることなのです。当院では、服薬治療だけではなく水分管理や塩分管理も大切にしています。

内科疾患が原因ではないむくみもあるのでしょうか?

【満院長】検査をした結果、これといった原因がない場合もあります。そんな場合で多い原因は、脚の筋力が落ちていること。ふくらはぎの筋力が落ちて、脚にたまった血液が押し戻されないのです。ですから座りっぱなしの人や、寝たきりの人は、むくみやすくなってしまいます。このように病気ではなく脚の筋肉が落ちてむくんでいる方は、むくみを取ろうと思って薬を飲んでしまうと逆に副作用を招いてしまう可能性が高く、決して良い治療とはいえません。歩いたり、ストッキングなどで足を圧迫したりすることで症状の軽減をめざします。また、静脈留が原因でこむら返りや足のだるさ、むくみがある方も、当院で検査が可能です。治療をお勧めする場合もあるので、一度ご相談ください。

皮膚科と形成外科の診療内容を教えてください。

横井満院長、横井恵副院長 よこいクリニック4

【恵副院長】最近は湿疹やかゆみ、水虫、爪の悩みなどでお困りの方が多いので、これらにもしっかりと対応したいですね。形成外科では粉瘤やほくろ、眼瞼下垂などの日帰り手術も対応しています。また巻き爪で悩まれている方も多くいらっしゃるので、手術や調整器具で治療をご案内させていただいています。他には、年齢問わずけがをされた場合にも受診していただいていますね。

美容皮膚科も設けられていますね。

【恵副院長】そうですね。肌荒れに対する相談が増えている印象です。美容皮膚科の領域は自由診療になるため費用は高くなりがちですが、その分改善を望めると考えていますので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。保険診療と比べた上で決めたり、保険診療の治療後にケアを進めたりしていただくことも可能です。また子育て世代さんは忙しくて、自分のことに時間が取りにくい状況だと思います。当院は、お子さんが学校に行っている間に受診しやすいところが魅力の、身近なクリニックかなと思いますね。

内科と皮膚科が連携。患者ファーストの医療を提供

内科と皮膚科が併設されているメリットは何ですか?

横井満院長、横井恵副院長 よこいクリニック5

【恵副院長】内科疾患から皮膚症状が出てくることは少なくありません。肝機能や腎機能の問題、ビタミンや鉄分不足などで症状が出ることもあります。そういった際に、一緒にフォローできるのが内科と皮膚科を併設するメリットだと思います。例えばむくみに対して、まず皮膚科に相談される方がほとんどです。当院では内科と皮膚科が連携しているので、一度の受診で内科と皮膚科、それぞれの観点から診ることができます。むくみやだるさや、こむら返りをしやすいなどの症状があっても今まで受診せずに放っておいた方は、ぜひ相談しに来てください。

患者さんと接する際に意識していることはありますか?

【満院長】わかりやすい言葉で、わかりやすく説明することです。専門用語や略語を使ってしまうと、患者さんにしっかりと説明が伝わらなくなってしまうと考えてのことです。
【恵副院長】患者さん目線になることを一番意識しています。今まで勤めていた大きな病院とは異なり、クリニックは患者さんとの距離が近いので、生活背景まで含めていろいろとお話をお伺いしています。お薬が塗れるかどうか、飲みたくないお薬があるかどうかは、患者さんによって異なるでしょう。そういったことをくみ取り、患者さんが納得しながら続けられるようにしていくことを大切にしています。

今後、地域でどのような役割を果たしていきたいですか?

横井満院長、横井恵副院長 よこいクリニック6

【満院長】当院は内科と皮膚科も標榜していますので、例えば風邪をひいた時やおなかが痛い時など、「何か困ったことがあったら、ちょっと相談に行こう」と思ってもらえる存在になっていきたいですね。心疾患に関しては、当院でできることは積極的にご提案させていただくのに加えて、必要に応じて他の医療機関と適切なタイミングで連携していきます。「患者さんファースト」で日々の健康管理のお手伝いをしていきたいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

レーザーしみケア:5500円~

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