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進藤 博士 院長の独自取材記事

東林間歯科クリニック

(相模原市南区/東林間駅)

最終更新日:2022/05/06

進藤博士院長 東林間歯科クリニック main

小田急江ノ島線・東林間駅から徒歩2分。オレンジ色の看板が目を引く「東林間歯科クリニック」は、2011年開業の明るく清潔感あふれる歯科医院。進藤博士院長は中学・高校時代を柔道部で心身を鍛えたスポーツマンで、現在は歯科治療に精力を注ぐ熱血漢である。はつらつとした明るい人柄に歯科医院にいることを忘れてしまう患者も多そうだ。「10年後、20年後も安定できる歯科治療」をモットーに日々の診療に取り組む進藤院長に、歯科医師という職業への思いや患者に向き合う姿勢などを聞いた。

(取材日2011年11月15日/更新日2022年5月2日)

患者の心から喜ぶ姿が見られることが大きなやりがい

先生が歯科医師をめざしたきっかけは?

進藤博士院長 東林間歯科クリニック1

実は高校生の時は体育の先生になりたかったんです。小さい頃は何をするにもすぐに泣いてしまう、泣き虫な子どもでした。テレビでアクションスターやプロレスラーなどの強いヒーローを見ては、「あんなふうに強くなりたい!」と幼心に憧れていました。ですから中学校では柔道部に入部し、中学・高校とずっと柔道一筋。その頃から、将来は体育の教師になりたいと考えるようになったんです。でも僕の周りは、父、兄、姉、親戚もほとんどが歯科医師でしたから、歯科医師になることは当然の道という流れがありました。高校3年生の時、父と柔道部の監督から歯科大学に進むように説得されたんです。ずいぶん悩みましたが、最終的には歯科医師への道に進むことに決めて、猛勉強して神奈川歯科大学に進学しました。

実際に歯科医師になられて気持ちに変化はありましたか。

今では歯科医師になって良かったなあと心から思っています。ほとんど休むこともなく働く生活を続けていますが、まったく苦ではないですね。患者さんの歯をきれいにして差し上げること、患者さんが「ここに来て良かった」と言って喜んでくださることが本当にうれしくて仕方なくて。歯科医師という仕事は、なんてやりがいがあって楽しい仕事なのだろうと、この仕事に巡り合えたことを感謝しています。また僕は普段は口下手なのですが、患者さんと話すことはとても好きなんです。当院では診療時間を長めに取っていて、お一人の患者さんに30分から1時間ほどかけています。患者さんとよくお話しさせていただいて、時にはプライベートな話も伺いながら生活習慣も考慮して、患者さんに合った治療を進めていくのが治療方針です。

先生の得意な治療について教えてください。

進藤博士院長 東林間歯科クリニック2

大学卒業後から開業するまでの約10年間、勤務医、後に院長として働いていましたが、国内のインプラント製品メーカーと業務提携がある医療法人でしたので、多くのインプラントの臨床経験を積む機会に恵まれました。インプラント治療というと派手なイメージが先行しがちですが、周りの歯に負担をかけないで噛めるようになることが期待できる、適応さえ間違えなければとても良い治療法の一つだと思います。インプラント治療を選択肢の一つとして、しっかりと提供できるように技術を磨いていきたいと考えています。それと根管治療や歯周病治療などの保存的治療も好きなんですよ。また、ずっと同じ歯科医院で勤務していたことで、自分が治療して差し上げた患者さんの5年後、10年後のお口の状態を見ることができて、当時の治療について反省できたことが大きなメリットとなりました。

10年後も口腔内が安定している歯科治療が目標

地域の印象はいかがでしょうか。

進藤博士院長 東林間歯科クリニック3

もともと神奈川県全域で開業地を探していましたが、たまたま東林間という地域が僕の考える開業場所にピッタリでした。この辺りは僕が考えていたよりも若い家族層も多くて、お子さんの虫歯もちょっと多いようです。小さいお子さんを敬遠する歯科医院も多いようですが、僕はできるだけ地域のお子さんの虫歯を減らしていきたい。そのために保護者の方にも積極的に働きかけをしていきたいと考えています。また、診療室内にキッズルームを設けていますから、お子さん連れのお母さんでも安心して治療を受けていただけます。気軽に足を運んでほしいですね。

治療におけるモットーを聞かせてください。

どの患者さんに対しても、「患者さんが自分の家族や自分だったら」と考えて治療に臨んでいます。僕はいつも、「10年後にどうなっているか」ということを考えるんです。もし自分で治療を受けた歯が5、6年しか持たなかったら、がっかりしてしまいますよね。自分だったら、せめて10年かそれ以上は持ってほしいと思うんです。もちろん20年、30年持ってくれたら、それに越したことはありません。それは保険診療でも保険外診療でも同じことです。だから僕は「10年後も持たせられる歯科治療」を目標にしています。治療についても、自分でできない治療についてははっきりとそのことをお話しして、他院をご紹介しています。できないことはできないときちんと伝える。それは僕にとって、患者さんに対する誠実な気持ちだと考えています。この間も患者さんから、「こんなにはきはきとして、熱い先生は見たことがない」と言っていただけてうれしかったですね。

患者さんと接する際に心がけていることはありますか。

進藤博士院長 東林間歯科クリニック4

患者さんが歯科治療を嫌になってしまわないようにすることです。患者さんの中には途中で治療をやめてしまった方もいらっしゃいます。そのような場合には、治療の必要性や、なぜこれだけの時間がかかるのか、原因はどこにあるのかをきちんとお話しするようにしています。お子さんの治療でしたら、最初に僕自身がそのお子さんと友達になるところから始めています。保護者の方には、「治療に来るのではなくて遊びに行こうという気持ちで来てくださいね」とお話ししているんですよ。治療なので痛みがあるのは仕方がないですが、行きたくないと思わせるような雰囲気にならないように心がけています。歯科衛生士にも、歯石除去などで患者さんが痛がっている場合には、きちんと気遣いができるようになってほしいと話しています。痛くない治療を提供するためには、僕を含めスタッフが技術を磨くことが大切。僕自身も必要と思う勉強会には進んで参加しています。

治療ではなくメンテナンスに来る場所が理想

心に残っている患者さんとのエピソードを聞かせてください。

進藤博士院長 東林間歯科クリニック5

勤務医の頃のことです。60歳くらいの歩くのもままならない女性の患者さんがいて、治療に来られる度に診療室のある2階まで階段をおぶって差し上げていました。治療を進めるにつれ、始めはヘルパーさんに手伝ってもらって歩くのがやっとだったのに、最後には一人で歩いて治療に来られるようになって。その後メンテナンスに来ていただいたときは、お化粧をしておしゃれもしていらしたんです。それを見た時は本当にうれしくて涙が出てしまいました。治療をしたことで、その方自身にも大きな変化をもたらしたのではないかと思っています。現在では、歯周病と糖尿病など、歯とさまざまな病気との関連性が指摘されています。その点で歯科は重要な医療分野であると感じています。

お忙しいと思いますが、休日はどのように過ごされていますか。

海が好きで、大学から卒業して3年後くらいまではよくマリンスポーツをしていましたね。今はほとんど休みがない状態ですが、祝日で用事がないときはお酒を飲んでいます(笑)。歯科関係の方とご一緒することが多いので、結局は仕事の話になってしまいますね。あまり休みになっていないようですが、自分では苦痛とは感じていないんです。やはり歯科医師という仕事が好きだからなのでしょう。それに柔道部で体を鍛えていたので体力には自信があるんですよ(笑)。

今後、描いている夢はありますか。

進藤博士院長 東林間歯科クリニック6

すべての患者さんのお口の中が長期間安定した状態になっていただくことです。治療後にお口の中の状態が安定していれば3ヵ月から半年に一度のメンテナンスで十分と私は考えていて、それなら美容室感覚で歯科医院に来られると思うんです。患者さんが治療でなくメンテナンスに来る場所。このクリニックがそんな場所になってくれることが僕の一番の理想です。先ほど「10年後も安定した状態でいられる治療をめざしている」とお話ししました。これから20年、30年とこちらで歯科治療を続けていったとき、患者さんに「もう30年前から治療していないよ」と言っていただけるくらいに、皆さんのお口の中を噛み合わせや歯周病の状況までを多角的に診療し、安定した口腔環境になってもらえるよう努めていきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療(1本):33万円~(かぶせ物込み)

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