渡航前には予防接種を受けよう
早めの相談で計画的な接種を
MYメディカルクリニック新宿
(新宿区/西新宿駅)
最終更新日:2024/07/11


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新型コロナウイルス感染症の流行も落ち着きをみせ、仕事や留学、旅行で海外へ出かける人も増えている。海外では日本では流行していない感染症もあり、渡航前に予防接種を受けておくことが滞在中の安心につながるだろう。予防接種は複数回打たなければならないが、2024年7月開院の「MYメディカルクリニック新宿」では、渡航前に必要な健康診断から予防接種まで受けられる。何かと忙しい渡航前に知っておきたい海外渡航前の予防接種の重要性や注意点などについて、蝶野喜彦院長に詳しく話を聞いた。
(取材日2024年6月17日/更新日2024年7月10日)
目次
渡航前に早い段階から計画的に予防接種を受けることで、自分も周囲も大切に
- Qこちらでは予防接種にも注力されると聞きました。
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A
▲2024年7月に開院
当院では、働き世代が健康な日々を送ることをめざして、予防医療に取り組んでいます。その一環として、健康診断後のアフターフォローのための外来のほかに、予防接種にも力を入れています。何かと忙しい働き世代こそ、予防医療が必要です。新型コロナウイルス感染症の流行で、予防接種を行うことがより浸透してきたように思いますが、海外渡航前に予防接種が必要だと知らない方もいらっしゃるかもしれません。出張や赴任など、ビジネスで海外へ行く機会も増えてきていると思いますので、国が変われば流行している感染症の種類が違うことや、事前に予防接種を行うことが自分と家族の健康と安全を支えることを知っておくことが望ましいと思います。
- Q具体的にはどのような予防接種に対応しているのでしょうか?
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A
▲「ワクチンはたいへん有用なもの」と話す蝶野院長
当院では、麻疹、風疹、水痘、B型肝炎、ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ、日本脳炎といった、海外渡航前に必要なワクチンは一通りカバーしています。渡航先によっては、A型肝炎、狂犬病、髄膜炎菌などの予防接種も併せて受けていただきます。渡航先や滞在先、滞在期間や渡航目的など、患者さんの状況を丁寧にヒアリングして、医師が必要と思われる予防接種を提案しますので、海外渡航が初めての方も安心かと思います。もし当院では対応していないワクチンでも、同じく渡航前の予防接種に力を入れている渋谷院や田町三田院で接種できる場合がありますので、不安なく渡航に備えていただけますよ。
- Qなぜ渡航前に予防接種を受ける必要があるのですか?
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A
▲自分自身と周りの人を守るためにも、予防接種の活用を
世界には日本国内ではほとんど見かけない病気もあり、予防接種を受けていないと、場合によっては命を落とす危険もあります。渡航中には発症せずとも、帰国時に熱などの症状が出た場合には検査や隔離が必要になります。中には、「今まで予防接種を受けていなかったけれど、平気だった」という方もいらっしゃるかもしれません。ですが、それは運が良かっただけかもしれません。ビジネスでは特に、ご自身の健康だけでなく、同僚や取引先の方の健康にも影響してしまう恐れもあります。仕事のリスク管理と同じく、海外渡航前には予防接種を受けることが一般的です。
- Q渡航前にワクチンを接種する際の注意点はありますか?
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A
▲渡航が決まったらワクチン接種のためのスケジュールの調整を
渡航先によっても変わってきますが、予防接種には有効な免疫を得るために必要なインターバル期間と回数があります。基本的に、ワクチンは複数回にわたって接種するものが多いので、直前では、間に合わない恐れがあります。渡航が決まったらまずはご相談ください。渡航前予防接種は、渡航後の健康のためにも、きちんとスケジュールを立てて計画的に行うのが一番です。もし渡航までの猶予がない場合は、渡航先でも打てるワクチンを選ぶなど、クリニックができるだけお力になれるよう努めますので、お気軽にご相談ください。
- Q渡航前以外の予防接種についてはいかがですか?
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A
▲ワクチンに対して不安なことは、何でも相談してほしいと話す
働き世代の健康を支えるクリニックとして、インフルエンザの予防接種にも力を入れております。クリニックによっては、今すぐ予防接種を受けたいと思っても、まずは予約によるワクチンの確保が必要な場合があります。その点、当法人はグループですので、ワクチンの数も相当数余裕を持って確保しています。インフルエンザの予防接種は、ご自身だけでなく周囲の高齢者や妊婦、乳幼児の方など、感染リスクの高い方の健康を守ることにもつながります。抗体があるかどうかわからない方には、お調べすることもできます。インフルエンザにかかった場合も、抗体の有無で症状の重さが変わってきますので、ぜひご検討ください。
自由診療費用の目安
自由診療とはワクチン:麻疹・風疹/1万780円、水痘・帯状疱疹/9900円、B型肝炎/4950円、4種混合(ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ/9900円、日本脳炎/8250円、A型肝炎/9900円、狂犬病/1万9800円、インフルエンザ/3960円、髄膜炎/2万5300円