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歯がぐらつき抜けそうなときに
40、50代で適切な歯周病治療を

桜新町駅前歯科・矯正歯科

(世田谷区/桜新町駅)

最終更新日:2024/09/13

桜新町駅前歯科・矯正歯科 歯がぐらつき抜けそうなときに 40、50代で適切な歯周病治療を 桜新町駅前歯科・矯正歯科 歯がぐらつき抜けそうなときに 40、50代で適切な歯周病治療を
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歯の痛みや歯茎の腫れといった口の中のトラブルが進み、骨が溶け、いつしかぐらついて抜けそうな状態に進行。忙しさからなかなか歯科医院に足を運べなかった40、50代は、そんな悩みを抱えている人も少なくないのではないだろうか。顎咬合の分野を専門とし、同じ患者を長期的に診てきた経験のある「桜新町駅前歯科・矯正歯科」の矢作達也院長は、「進行を食い止めるには、40、50代できちんとした治療を受けられるかどうかが分かれ目になると思います」と話す。「原因の多くは歯周病だが、バランスの崩れた噛み合わせは進行を早めます」と続ける院長に、歯がぐらつく原因から、放置するリスク、治療方法など詳しく聞いた。

(取材日2024年8月9日)

噛み合わせの負荷によって進行が早まることもある歯周病。治療は自宅での正しい歯磨きも欠かせない

Q歯がぐらぐらする原因は何だと考えられますか?
A
桜新町駅前歯科・矯正歯科 歯周病は生活習慣病とも密接につながっている

▲歯周病は生活習慣病とも密接につながっている

多くは歯周病が原因と考えられます。歯周病が進行すると、歯の根の部分と歯を支える骨をつなぐ歯根膜という繊維性の組織がゆるんでしまったり、歯を支える骨が溶けてぐらぐらと揺れるようになってしまうのです。歯周病が進行するのは、プラークコントロール等の咬合性外傷といって不正咬合など噛み合わせに問題があり、一部分の歯に大きな負担がかかることも要因です。根本的な噛み合わせの問題に気づかなければ歯周病の治療を受けても、再発したり、病状が進行してしまいます。歯周病は年齢に関係なく発症しますが、40代以降は特に注意が必要です。歯科医院に通うチャンスがなかった方も、改めて治療に向き合ってみていただきたいです。

Q歯周病を放置するリスクを教えてください。
A
桜新町駅前歯科・矯正歯科 治療イメージなどの説明には大きなモニターを使用

▲治療イメージなどの説明には大きなモニターを使用

歯がぐらぐらして噛みにくくなったり、話しづらくなったり、口臭の不快感なども出てきます。若い時に矯正治療を受けた歯並びが崩れてしまうことも。歯茎が下がって歯の露出が増え、見た目も気になってくるでしょう。歯科治療に携わっていて実感するのは、歯周病になって後悔している人が非常に多いこと。歯周病は全身疾患とも密接に絡んでいて、歯を失った人は認知症になりやすいと言われ、健康寿命の延伸にも関わってきます。歯周病は放置すればするだけ病状が進行する病気ですが、歯周病の症状が一定のラインに越した時に噛み合わせの負担が加わると歯周病の進行が加速してしまうことも、知っておいていただきたいです。

Q歯周病治療はどのように行うのでしょうか。
A
桜新町駅前歯科・矯正歯科 口腔内スキャナーを用いて精密な検査を実施

▲口腔内スキャナーを用いて精密な検査を実施

歯周病治療というのは、患者さんと歯科医院が二人三脚で取り組んでいくものです。ですので、歯周病について説明をして歯ブラシのアドバイスを行い、ご自身できちんと歯を磨けるようになってもらうことが大切。クリニックでは検査をして口の中全体を把握し、SRPという歯茎の中や歯の根についた歯石を取る処置をして、歯周病の進行を食い止めることをめざします。噛み合わせの力によって負荷がかかっているときは噛み合わせ治療を行ったり、かぶせ物などの段差がある場合は先にその部分を治療します。治療後は、セルフケアができていれば3ヵ月に1回のメンテナンスになりますが、月1回の通院が必要になる方もいます。

Q放置して歯が抜けてしまった場合の治療について教えてください。
A
桜新町駅前歯科・矯正歯科 患者に合わせて幅広い選択肢を用意する

▲患者に合わせて幅広い選択肢を用意する

大きく分けて入れ歯治療、ブリッジ治療、インプラントという方法があります。それぞれのメリットデメリットをお伝えして一番しっくりくるものを選んでいただいていて、今はインプラント治療を希望する方が多いです。インプラント治療は土台となる骨が必要な治療ですが、骨造成といって骨をつくるための治療も可能ですので、一概に骨がないからできないということはなく、多くの方に対応する方法です。ただ、歯周病が改善しない、ヘビースモーカー、歯ぎしりが強いという方はリスクがあるため、対策を立ててから治療に進むことが必要です。どの方法も口の中に人工物を入れることで歯磨きがしにくくなるため、治療後のメンテナンスは欠かせません。

Qこちらのクリニックの治療の特徴を教えてください。
A
桜新町駅前歯科・矯正歯科 スタッフとのチームワークも抜群

▲スタッフとのチームワークも抜群

「この口腔内だと年を重ねたときにどう変化するのか」という予測をすることを得意としていますので、痛い部分だけを診るその場しのぎの治療ではなく、長期的な計画のもとで治療を行うことができます。患者さんのお話を聞き、こちらからも情報提供をしてメリットだけではなくデメリットもしっかりと伝えながら、一緒に考えていくことも大事にしています。また、噛み合わせの不具合と歯周病との関連から矯正治療にも力を入れています。また、歯科衛生士のサポートが手厚いのも当院の特徴の一つです。虫歯や歯周病になりにくい口腔内にするために、唾液検査でリスクを確認し、お一人お一人に合った歯ブラシや歯磨き粉の提案も得意としています。

ドクターからのメッセージ

矢作 達也院長

40、50代の方が小さい頃はまだ予防歯科が浸透しておらず、年齢を重ねた今、口の中の状態に危機感を持っている方も少なくないようです。自分の口腔内を非常に恥じて受診される方もいるのですが、私たちはそういう状態の口の中を治療するのは慣れていますので、安心していらっしゃってください。虫歯や歯周病治療をはじめ、インプラント治療、矯正治療、歯周組織再生療法など、すべての治療を高水準で提供できるように努めています。加えて、10年、20年、30年というスパンで起こるであろう口腔内の問題の予測も得意としていますので、患者さんのライフスタイルともすり合わせながら、理想の治療プランを一緒に考えていきましょう。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/51万7000円~、骨造成/8万8000円~、ワイヤー矯正/88万円~、唾液検査/3300円~ ※症例により異なりますので、詳しくクリニックへお問い合わせください

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