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長谷 啓 院長の独自取材記事

クリニックプラス西船橋

(船橋市/西船橋駅)

最終更新日:2025/09/12

長谷啓院長 クリニックプラス西船橋 main

5つの路線が乗り入れる千葉県屈指のターミナル駅、西船橋。「クリニックプラス西船橋」は、その北口の階段を下りてすぐ右側のビルにある。東京都内で複数のクリニックを展開しているクリニックプラスが2024年5月に千葉県内に初めて開業。同クリニックでは、患者が感じる医療に対する壁を取り除くとともに新しい価値をプラスし、より受診しやすい診療環境を構築している。院長の長谷啓先生は、循環器内科を専門としながら、皮膚科の臨床経験も重ねてきた。「待ち時間が長い」「休日に受診したいのに開いている所がない」などこれまで多くの人が感じた医療の障壁を乗り越える、より受診しやすい体制を整えた新しいコンセプトのクリニックづくりをめざす長谷院長に話を聞いた。

(情報更新日2025年9月8日)

内科を中心にプライマリケアを提供するクリニック

最初にクリニックの紹介をお願いします。

長谷啓院長 クリニックプラス西船橋1

当クリニックでは患者さんが感じる医療に対する壁を取り除いて、新しい価値をプラスし、より受診しやすく、より身近なクリニックをめざしています。これは、東京都内、下北沢、高円寺、中野、立川、吉祥寺、亀戸、池尻大橋にあるクリニックプラスのコンセプトと同じです。患者さんが感じる医療に対する壁には時間の壁、知識の壁、手間の壁などさまざまなものがあるように感じます。それらの壁を一つ一つ取り除けるよう、例えば、メッセージアプリケーションを通した予約や問診表の記入、キャッシュレス会計など、待ち時間をできるだけ短縮して忙しい人でも受診できるように環境を整えています。当クリニックは西船橋駅のすぐそばにありますので、通勤途中や乗り換えの際にも立ち寄りやすいと思います。

特徴はどのようなところですか?

まず、立地もそうですが利便性が高いことです。受診の予約は、SNSで簡単にできます。もちろん高齢の方などでSNSは使えない場合は電話でも受けつけています。また予約の方優先にはなりますが、直接来ていただいても診察を受けられます。待ち時間についても、予約時にSNSで問診票を記入してもらうなどして、できるだけ予約の時間どおりにスムーズに診察できるようにしています。また、平日は夜8時まで、土日祝日も夕方5時半まで診療をしていますので、仕事などで平日の昼間は忙しい方でも受診がしやすいと思います。

テクノロジーも取り入れられたクリニックですね。

長谷啓院長 クリニックプラス西船橋2

医療の現場で患者さんが特に不満を感じるのが待ち時間の長さです。会計を待っている間も何のために待っているかわからず、ストレスを感じる方も多いでしょう。当院では、患者さんの満足度を高めるために無駄な時間を極力省いています。受診予約と事前問診はスマホで行い、事前問診の内容は自動的に電子カルテに反映されるシステムをつくっています。このシステムによって、事前問診の内容を再度カルテに打ち込む手間と時間が省け、その分患者さんの診察時間に充てることができます。また、事前にクレジットカード情報などを登録しておけば、会計時の待ち時間なく帰ることができます。このようにできるだけ無駄なクリニック滞在時間を短縮することで、効率良く受診できるよう独自のシステムを構築している点が大きな特徴です。

患者ファーストでプライマリケアを実践

診療の際、どんなことを心がけていますか?

長谷啓院長 クリニックプラス西船橋3

まずは患者ファーストです。患者さんに満足していただくこと、「またこのクリニックにかかりたいな」と思ってもらえるようにすることを第一に考えて診療を行っております。決して上からものを言ったりしません。なるべく丁寧な言葉を用いて患者さんとはコミュニケーションを取るようにしています。患者さんによっては診療に求めるものが違います。お急ぎの方には重要なことを端的に伝えるようにしますし、症状で不安を抱えている方には、できる限り訴えに耳を傾け、不安を取り除くためにわかりやすく説明することを心がけております。そして何より「お待たせしない」ことを最大の目標に、日々診療に励んでおります。

こちらではどんな検査が受けられるのですか?

新型コロナウイルスのPCR検査や、一般的な血液検査はいつでも行っています。アレルギー症状でお悩みの方がアレルギー検査を受けに来られるのも多いですね。また心電図検査や胸部レントゲン検査、喘息を診断する呼気NO(一酸化窒素)検査なども行っています。日中の眠気やいびきでお困りの方は睡眠時無呼吸症候群のご自宅で簡単に受けられる簡易検査をご案内しております。仕事終わりに体調が悪く、検査を受けたいと思ってもクリニックが閉まっていて検査が受けられないという方も多いと思います。当院は平日は20時まで、土・日・祝日も診療していますので、上記の検査をご都合の良い時に受けることができます。

ほかに力を入れている診療分野はありますか?

長谷啓院長 クリニックプラス西船橋4

一つは生活習慣病です。生活習慣病は高齢者の病気と思っている人も多いですが、働く世代はちょうど生活習慣病が少しずつ始まっていく時期です。生活習慣病について意識を高めてもらって、気軽に受診していただきたいですね。高血圧など症状が安定している方であれば、余計な時間を取らずスピーディーに診療を終えられる当院は通いやすいと思います。生活習慣病は早期からの管理、コントロールが大切ですので、会社の健康診断で数値に問題があった方はぜひ受診してください。もう一つは皮膚科です。開業してからわかったことですが、西船橋周辺の住民の皮膚科に対してのニーズが想像以上に高く、今後皮膚疾患の診療も医師を拡充し専門の外来の枠を増やすとともに私も専門性をより高めていきます。

患者の声をフィードバックしてより良いクリニックに

病診連携やスタッフ同士の連携についてはいかがでしょうか。

長谷啓院長 クリニックプラス西船橋5

専門的な医療が必要になった場合は、私の出身である慶應義塾大学病院と密な連携を取っていますので、それぞれの症例に応じて適切な医師に直接紹介しています。他にも近隣の病院と連携していますので、症例や患者さんのご希望に合わせて紹介しています。クリニック内では、チャットアプリを活用してスタッフ間でコミュニケーションを取っています。診察室での出来事や受付での患者さんとのやりとりなど伝えるべきことはチャットですぐに情報共有しております。チャットアプリを利用してよりスピーディーにかつ安全にスタッフ間で情報共有を行うことで、医師・看護師・受付事務のチーム医療を患者さんに提供することができるようになりました。

ところで先生はなぜ医師をめざされたのですか? 循環器内科を専門にした理由もお聞かせください。

父が医師であり、周りから感謝される父が誇らしく憧れであり、小学生の時には将来医師になることをめざしていました。循環器内科を専門にしたのは、初期臨床研修医の時に、患者さんの容態が急変して、自分が蘇生処置にあたったことがきっかけです。医師になって良かったと心から感じました。同時に、循環動態を正しく管理できることが、そのまま患者の命を救うことにつながることを知り、循環器学を専門に勉強していきたいと思うようになりました。

最後に今後の展望と読者へのメッセージをお願いいたします。

長谷啓院長 クリニックプラス西船橋6

これからも患者さんを第一に考え、患者さんの満足度がより高くなるようスタッフ全員一丸となって努力していきたいと思います。当院では診療後にアンケートをお願いしていますが、寄せられたご意見一つ一つすべてに私が目を通し患者さんのご意見ご指摘はスタッフに共有しております。今後もこれまでにない、患者さんにとってプラスの価値を生み出せるクリニックでありたいと思います。

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