市ヶ谷メンタルクリニック

市ヶ谷メンタルクリニック

中野稔也 院長

頼れるドクター

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NLPセラピーを多くの人に知ってもらうために努力していきたい

―摂食障害の患者さんも多いそうですね。

はい。女性を中心に20代〜40代まで、幅広い年齢層の方がいらっしゃいます。なかには、過度のダイエット(拒食)から始まって、経過の中で過食・嘔吐が日常の習慣になってから10年、20年と経っているという方もいらっしゃいます。医療機関によっては、「摂食障害のほとんどは人格障害だ」という発想で厳しい扱いを受けることもありますし、命に関わる拒食症と違って過食症は「病気じゃない。自分の問題。」と、結構ぞんざいに扱われてしまうこともあるので、あまり病院にはかからないようにしようと思っている方も多いんです。そういった方がホームページをご覧になって、「10年ぶりに病院に行ってみようと思ってきました」という方も大勢いらっしゃいますね。行動習慣を変えるまでは少し時間が必要なこともありますが、みなさん、最初のNLPセラピーで「出口が見つかった!」という感覚をつかんでいただいています。ここでも大事なのはWILLを見つけることなんですね。一歩先(過食のない生活)より百歩先(WILL)に意識を向けよう!ってよく話します。この場合のWILLは「こんな私になれたら、もうサイコー!で、たとえ体重が100kgあってかまわない!」という、うれしいゴールのことです。このWILLが明確になって、WILLのことを考えている時間が増えて、WILLに向けての具体的な行動が増えてくる中で、自然に過食を手放していく人がほとんどです。よく摂食障害は親子関係に問題があるというようなことも言われますが、僕たちは、あまり原因は探らないんです。トラウマという言葉に対しても、ものすごく単純なんですが、「トラウマではなくシマウマって言いましょう」ってお話するんですよ。トラウマという言葉の響き自体が、なんだか乗り越えられない響きに聞こえてしまうでしょう?でもシマウマだったらなんだか乗り越えていかれそうじゃないですか。こういうパッと気持ちを切り替えられるよう話をするのも、NLP的なテクニックの1つですね。

―健康を守りつつ、明るく前向きな気持ちで生活を送っていくために、読者にメッセージをお願いします。

例えば、窓の外から聞こえてくる鳥や虫の声が耳に入ってくる方というのは、あまり悩まないんです。凝り固まって悩んでしまう方というのは、頭のなかの情報でとらわれて悩んでしまうので、五感を通して今入ってくる情報に余り反応がなかったりするんですよ。「鳥が鳴いているなあ」と思った瞬間は、悩んではいませんから、そういう瞬間をたくさん作るようにしたほうがいいですね。その時間が長ければ長いほど、悩みからも遠ざかることになりますから。僕が開業を決めたのは、NLPセラピーをもっと多くの方々に知っていただき、それを使って、うつ病を治したり悩みから抜け出すということを定番化していきたいと思ったからです。今後、一層そのための努力をしていきたいですし、いつかマッサージのチェーン店のように、ここでの経験を生かし、メンタル系の手軽に利用していただける店舗をたくさん作れたらいいなあ、とも思っています。実は、ここのセラピールームには4メートルの直線距離があるのですが、それはタイムラインをはじめとしたNLPのボディーワークができるための空間なんです。4メートルを過去から現在そして未来にわたる時間の長さに置き換え、例えば嫌なことのあった過去の時点の場所に立って、そこでガッツポーズなどの力強い体の使い方で気持ちを切り換え、その力強い気持ちとその力強いポーズのまま、現在や未来の場所に向かって歩いてみるんです。そうすると、その過去の嫌なことがどうでもよくなってしまったりするんです。そんなふうに、意外に短時間で簡単に悩みから抜け出せるもの。ぜひ、気楽にいらしていただきたいですね。心からお待ちしています。

記事更新日:2016/02/18


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