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セレスタ 麻里子 先生の独自取材記事

横浜アリス歯科・矯正歯科

(横浜市保土ケ谷区/天王町駅)

最終更新日:2024/07/12

セレスタ麻里子先生 横浜アリス歯科・矯正歯科 main

2024年3月に天王町の大型商業施設前に開院した「横浜アリス歯科・矯正歯科」。各専門分野の歯科医師が在籍する同院で、矯正歯科を担当するセレスタ麻里子先生は、16年にわたって矯正治療に取り組んできたスペシャリストだ。自身も表側矯正、裏側矯正、マウスピース型装置を用いた矯正と、3回の矯正を受け、その経験と歯科医師としての知識を患者に還元している。セレスタ先生の技術に対するニーズは高く、現在も都内の歯科医院で矯正を担当。同院では、毎週土曜日、月に数回の診療を行っているが、患者の増加に伴い勤務日数を増やすことも検討しているという。「5年先、10年先の未来を見据え、機能的で美しい歯並びを手に入れてもらいたいですね」と話す優しく親しみやすい雰囲気のセレスタ先生に話を聞いた。

(取材日2024年7月6日)

自身が受けた3回の矯正、その体験を診療に生かす

先生のご経歴を教えていただけますか?

セレスタ麻里子先生 横浜アリス歯科・矯正歯科1

神奈川歯科大学を卒業し研修医を終えた後、神奈川歯科大学附属病院の矯正歯科で学びました。矯正の分野は特殊で、大学時代には実践的な勉強ができない領域です。そのため、歯科医師になってから2年間、矯正歯科について勉強しました。自分自身が矯正を受けたいと思っていたことも矯正歯科を専門に選んだ理由の一つです。その後は、銀座と六本木の大手歯科医院に15年間勤務しています。その間もずっと矯正歯科を担当していました。

先生ご自身も矯正を受けていらっしゃると伺っています。

私が大学生の時、歯科医師である父に表側ワイヤー矯正のブラケット装置を着けてもらいました。その時は、軽い気持ちで装着したため、違和感に耐えられずすぐに外してしまいました。私は先天的に永久歯が1本欠損していて、乳歯が残っていたことが矯正をしようと思ったきっかけです。通常、乳歯が残っている場合は抜歯してインプラント治療で対応することが多いのですが、私は矯正で歯と歯の隙間を閉じたいと思っていたんです。その後、本格的な矯正を始めたのは矯正歯科で学んでいた頃でした。装置が見えるのは嫌だったので、裏側のワイヤー矯正を選び、矯正後の保定期間はリテーナーを5年間使用しました。教科書的には2年といわれていますが、後戻りの観点からやはり保定期間は長いほうが良いと思いますね。その後、マウスピース型装置を用いた矯正も体験しました。

患者さんにも体験談を交えて説明することができますね。

セレスタ麻里子先生 横浜アリス歯科・矯正歯科2

そうですね。実際に矯正を受けていないと説得力がないのではと考えていましたし、自分自身が矯正を受けて良かったなという気持ちや経験が今の診療に生かされていると思います。表側矯正も裏側矯正も、そしてマウスピース型装置を用いた矯正も体験しているので、それぞれのメリット、デメリットがわかります。患者さんがどの治療方法を選択するか迷われている時は、その患者さんが何を大切にしているかをお聞きします。例えば、見た目重視の方がいらっしゃったり、人前で話すことが多いお仕事をされている方は発音重視であったりと、生活スタイルに合わせた装置を選択しなければ、日常生活で苦労してしまいます。そうならないよう、しっかりと患者さんの希望や生活背景などを伺うようにしています。

マウスピース型装置を用いた矯正のメリット

先生はマウスピース型装置を用いた矯正を得意とされているそうですね。

セレスタ麻里子先生 横浜アリス歯科・矯正歯科3

まだマウスピース型装置を用いた矯正がまったく世の中に認知されていなかった15年ぐらい前に、自分自身が受けてみたいと思ったことがマウスピース型装置を用いた矯正を始めたきっかけです。当時は、装置が見えにくい矯正は裏側矯正がメインでした。マウスピース型装置の有用性も疑われているような時代でしたが、自分がマウスピース型装置を用いた矯正を受けるだけでなく勉強したいと思い、セミナーなどに参加して技術を習得しました。マウスピース型装置は着脱ができるため、歯磨きのしやすさ、フロスができることが大きなメリットです。虫歯予防のための有用な手段の一つにフロスでの掃除が挙げられますから、口腔内環境のためにはより良い矯正法だと思います。

こちらでは、どのようなマウスピース型装置を導入されているのですか?

マウスピース型装置にはいくつかの種類がありますが、患者さんの状況に合わせて選んでいます。私自身が今もマウスピース型装置を用いた矯正を受けていますが、その経験からそれぞれの装置の特徴をつかんで、しっかりと学んでいるので、どの装置も使いこなせるという自負があります。万が一、何か問題が発生したとしても、長く矯正に携わってきた経験に基づいた対応が可能です。人の体なので、予定どおりに進めることは難しいかもしれません。もしもマウスピース型装置を用いた矯正がうまくいかなかった場合にはワイヤー矯正に方針転換もできます。責任を持って良い矯正を提供させていただきたく、努力を重ねています。

非抜歯矯正、治療期間の短い矯正も得意とされているそうですね。

セレスタ麻里子先生 横浜アリス歯科・矯正歯科4

大学病院時代に師事していた教授は、「すべての患者さんに対して歯を抜かない」ことをモットーとされていました。ですから、大学病院時代は、矯正を希望される患者さんには非抜歯矯正で対応していました。期間の短い矯正は、アンカーインプラントを打つことで、2年間ともいわれる従来の矯正よりも大幅なスピードアップが期待できる方法です。矯正はゴールは同じでも、いろいろな道筋があり、その道筋は担当する歯科医師によって多岐にわたります。矯正期間に関してはロスのない計画設計も大切ですね。

価格で矯正をためらう人は、ぜひ一度相談を

歯科医師として喜びを感じるのは、どのような時ですか?

セレスタ麻里子先生 横浜アリス歯科・矯正歯科5

矯正は期間が長期にわたるので、一人の患者さんと長いお付き合いになります。ですから、患者さんと本当に仲良くなることができて、皆さんいろいろなうれしい報告をたくさんしてくれます。大学に合格した、就職がうまくいった、結婚したなど、家族に話すようにプライベートなことを私に話してくださいます。皆さんの喜びを共有していただけることに、喜びを感じますね。大学病院時代に結婚式に間に合うように矯正プランを組んで、式当日を迎えられ、本当に喜んでいただいたこともあります。矯正を受けることで自信が芽生え笑顔まで輝きますから、それも私の楽しみの一つです。

お忙しい日々だと思いますが、ご自身のリフレッシュはどのようにされていますか?

私は41歳になるのですが、今年からバイオリンを始めました。バイオリンに40年取り組んだらプロのバイオリニストになれるのではないかと、自分で勝手に思っていて、日々練習しています。きっかけは娘がバイオリンを習っているからなのですが、本当に楽しいですね。自分で言うのも何ですが、とてもいい音色が出るんですよ。仕事前にバイオリンを少し弾くのですが、とても心が落ち着きます。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

セレスタ麻里子先生 横浜アリス歯科・矯正歯科6

治療ではコミュニケーションを大事にして、患者さんが話しやすい環境づくりを心がけています。患者様さんの気持ちをくみ取り、歯科医師主体ではなく、患者さん主体の診療をめざしています。コンプレックスを抱える方は多いと思いますが、歯に関しては矯正で解消がめざせます。コンプレックスが解消されると心身の元気にもつながると考えます。それは人生において非常に大切なことなので、投資するべきところかなと思います。矯正において機能性の改善をめざすことは大前提ですが、審美的な面も目的に始めた方もいらっしゃると思います。しかし、美しさを優先して機能が崩れたら意味がないので、やはりしっかり両方へのアプローチを図ることこそ矯正だと思います。価格で悩んでいる方は多いと思いますが、部分矯正という選択肢もあります。経済的負担に配慮しながら品質にこだわった矯正を提供していますので、ぜひ一度相談に来ていただきたいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

成人矯正/35万円~、小児矯正/22万円~、セラミッククラウン/13万2000円~

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