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吉川 嘉一郎 院長の独自取材記事

四谷見附クリニック

(新宿区/四ツ谷駅)

最終更新日:2020/04/01

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四ツ谷駅から徒歩4分、閑静な住宅街の一角にある「四谷見附クリニック」は2015年10月に駅前の再開発事業に伴い、この地に移転してきた。長年、形成外科の医師として複数の病院に勤務してきた吉川嘉一郎院長は、数々の難手術をこなした技術力をバックグラウンドに、ハイクオリティな美容外科をめざしている。形成外科から美容外科へと診療範囲を広げたキャリアの持ち主だからこそ、繊細な動きをする目元の手術などをはじめとしたすべての施術において、機能も見た目も重視した治療を実践。さらに合理的で良心的な料金体系を大切にし、美容外科に初めて足を運ぶ人でも安心して任せられると評判となっている。目に見える効果を実現することに注力し、患者と誠実に向き合う吉川院長に、医療にかける思いなど聞いた。(取材日2016年1月7日)

これまでに培った確かな技術力を惜しみなく提供

こちらのクリニックでは眼臉下垂(がんけんかすい)の手術を得意とされているとお聞きしました。

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はい。出向の病院が眼臉下垂手術に力を入れていまして、僕もそこで経験を積みました。眼臉下垂は、目そのものが開きにくくなる病気です。加齢や先天性要因によるもの、また長年のコンタクトレンズ使用による筋肉のゆるみからくるものと原因はさまざまですが、多くの場合病気であると認められれば保険が適用されます。形成外科、美容外科の中で、この眼臉下垂をはじめとした目の周りを切開する手術は、医師の技術の差が最もはっきりと出る分野です。しっかりとした形成外科技術を持った医師のもとで手術を受けることが必要ですね。その点に関しては、僕は長年形成外科専門の医師として歩んできましたから、最良の技術を患者さまに提供できると自負しています。

美容外科には高性能な機器が必須かと思いますが、どのように選定されていますか?

確かに美容外科業界にはさまざまな機器があふれていますが、形成外科の医師の目で客観的に見ると、本当に効果のある機器はとても少ないんです。系統で言えば3つ。メラニンを破壊するための機器、血液中のヘモグロビンに熱を加えるための機器、そしてレーザーメスと言われている炭酸ガスレーザーなんですね。それ以外の機能は、言って見れば飾りみたいなもの。僕のクリニックではそのような飾りの機能には惑わされず、自分の目でしっかりと機能を見極めて、本当に効果のある機器を厳選して患者さまに提供しています。

診療の際に心がけていることは何ですか?

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患者さまにとって意味のない治療は行わないことです。たとえそれが患者さまの希望する施術であったとしても、医師として不要だと判断した場合にはお断りすることもあります。少し冷たく聞こえるかもしれませんが、強いコンプレックスや悩みを抱えている患者さまは過剰な治療を求めることが多く、すべて希望通りにしてしまうと全体のバランスが崩れてしまいます。一人ひとりの個性を生かして、コンプレックスを解消し満足していただけるような治療を行うためには信頼関係を築くことが最も重要だと考えています。丁寧に説明をし、何が最適な方法なのかをお伝えして、互いが思い描く治療後の姿が一致するようにカウンセリングを行っています。正直にすべてをお話しして、患者さまと向き合って共に笑顔になれるような治療を心がけています。

形成外科から美容外科へ、つながる1本のベクトル

医師を志したきっかけを教えてください。

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実は、医師になる気はなかったんです。小さい頃から機械いじりが大好きで、家の機械が壊れると必ず分解する子どもでした。将来の夢はエンジニアだったんです。大学進学にあたっても工学部を何校か受験していたのですが、そのほかに同じ理系ということで慶應義塾大学の医学部も受けてみました。そうしたら、合格。ただ当初の志望通り工学部にも受かっていたので、そちらへ進もうと思ったのですが、周囲から「せっかく医学部に受かったのに、もったいないのではないか」という声が上がりました。すごく悩み、尊敬していた中学の恩師をはじめ20人ほどの大人や先輩の所へ意見を聞きに回ったんです。最後には、このチャンスを生かして医学の道へ進んでみようと心を決めました。

形成外科を専門とされたのはなぜですか?

もともとは手術をこなす外科が第一志望でした。形成外科は、よく整形外科と混同されがちですが、首から上の骨折などは形成外科が担当します。また耳や鼻、顎などのケガ、顔面骨骨折、さらに全身皮膚表面のケガや、やけど治療の中でも皮膚を貼ったりつないだりするような手術もします。他にも、事故で切断してしまった指をつなぐ、といったようなことも形成外科の分野ですね。大学などでは移植手術の際に細かい血管の縫合も行います。僕としては外科に進もうと考えていたのですが、医局時代に出会った形成外科の先輩から強く引きとめられ、そのまま形成外科の面白さに目覚め、居ついてしまったような次第です。

美容外科へと診療分野を広げたきっかけを教えてください。

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慶應義塾大学病院で僕も開業までにいくつかの病院に勤務しました。各病院を回っていくなかで、転機になったのが伊勢慶應病院(現・伊勢慶友病院)での勤務です。伊勢慶應では形成外科と同時に、美容外科にも携わるチャンスが多々ありました。それまで遠い世界だと思っていた美容外科が、「実は形成外科と同じラインの上にあるのだな」と認識を新たにするきっかけになりました。どういうことかと言うと、まず、もって生まれたままの顔の状態をゼロとしますよね。僕がそれまで従事していた形成外科は、事故などでマイナスになってしまったその顔をゼロの状態へと戻す作業で、美容外科の場合はさらにプラスの状態をめざしていくということです。つまり、マイナスからゼロを経てプラスへと伸びて行く1本のベクトル。美容外科の現場に身を置いたことで、その意義や魅力に目覚めることになりました。

“病気は保険、美容は自費”明確でシンプルな料金設定

開業を決意された理由は何ですか?

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美容外科への熱意が高まるとともに、この業界の問題点も見えてくるようになりました。もちろんすべてではありませんが、一部に保険が適用されるべき疾患であるにもかかわらず、適用外と診断して高額の治療費を受け取る医院が存在します。僕はこういうことには納得がいかないので、正々堂々とした美容外科を自分で経営してみたいという思いが強くなりました。ちょうどそんな時、四谷に良い物件があると声がかかり、開業への後押しになりました。知り合いの看護師や事務職員たちが趣旨に賛同して手伝ってくれたことをうれしく思います。保険内で治療できることはその範囲内の治療費で済ませるのは患者さまの当然の権利です。もしもそれ以上の施術が必要になるのなら、必ず予算をお話ししてから判断していただくようにしています。病気なら保険、病気でないなら保険外というシンプルな考え方を貫いています。

日々進化する医療技術について、どのように情報収集されていますか?

毎週水曜日はクリニックを休診にして、埼玉よりい病院という一般病院の形成外科で非常勤をしています。大学病院に勤務していた頃と同じく、事故などで大きなケガを負った患者さまへの手術なども担当しているんです。大学病院と常にコンタクトしていることで、形成外科の最新の知識に触れられるメリットは非常に大きいと感じます。また、難しい手術を執刀することで、整形外科の“医師としての技術欲”とでも言うのでしょうか、そういうものが満たされることも僕にとっては大切なことです。最新の知識、最新の技術に遅れを取ることがないよう、これからも一般病院での勤務は続けていきたいですね。

最後に読者へメッセージをお願いします。

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来院される患者さまは20代から70代と幅広く、男性の方も多く来られます。まぶたの治療を希望する方が多くいらっしゃいますが、目を開けるのが苦痛に感じるような場合には眼臉下垂の疑いがあります。他院で手術を受けて満足いく結果を得られなかった方が、改めて受診しにいらっしゃることもあります。まぶたは顔の中でも非常に繊細な動きをする部分であり、切開する場合には数ミリにも満たないズレが顔全体のゆがみにもつながりかねません。軽い気持ちで手術を受けてしまうと取り返しのつかないことになってしまう可能性もあります。普段とは何か違うという違和感や異変がある場合には、早めに受診してください。患者さまにとって居心地のよい環境とハイレベルな医療技術、この2つを常に兼ね備えた理想のクリニックをめざしていきます。

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