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近藤 千種 院長の独自取材記事

ちぐさ内科クリニック覚王山

(名古屋市千種区/覚王山駅)

最終更新日:2024/06/07

近藤千種院長 ちぐさ内科クリニック覚王山 main

覚王山駅2番出口すぐの便利な立地にある「ちぐさ内科クリニック覚王山」は2023年10月に開業。一歩中に入ると、受付にあしらわれた緑とアロマのいい香りが気持ちを落ち着かせてくれる。院長の近藤千種先生は、エステサロンを開業した後、32歳から医学部をめざし1年で医学部に合格。内科や精神科、在宅医療の診療経験を積んで開業した異色の経歴を持つドクターだ。内科・美容内科・美容皮膚科を標榜しているが、診療科の枠にとらわれない幅広い診療をめざしている。ホームページでは実際の患者の相談や悩みに寄り添った情報をカジュアルなかたちで発信している。物腰のやわらかい話し方と優しい笑顔の近藤院長に、医師という仕事への強い思いやめざす医療などについて聞いた。

(取材日2024年4月10日)

自身も住まう地域に貢献したいという思いで開業

この地で開業された経緯とクリニックのこだわりをお聞かせください。

近藤千種院長 ちぐさ内科クリニック覚王山1

自身も千種区に住んでいて、この地域の診療に携わっていきたいと思ったのが第一でしたね。その中でも、古いものと新しいものが混在している覚王山というエリアが好きなのもあり、ぜひこの地域の皆さんと一緒に生き生きと年を取っていきたいという思いで開業しました。院内のデザインはまず動線にこだわり、内科を受診される方と美容皮膚科を受診される方のゾーンを分けられるようにしました。病気の方とそうでない方の待合室は区切っていますので、ご安心いただけると思います。バリアフリーにもしていて段差をなくしています。あとは、最近アロマディフューザーを設置しまして、季節ごとに元気になってもらえそうな香料を選んで調合しているんです。クリニックの匂いではなく良い香りを記憶してもらえたらと思っています。

医師になったきっかけは何でしたか?

20代の時に自分でエステサロンを開業しまして、その時に来てくださったお客さまたちから健康相談をされることが多かったのです。例えば、ダイエットをしたいがどういう食事を取ったらいいのか、お肌をきれいにするにはどうすればいいのかなど、その時は自分の知識の中でお答えしていました。ですが、特に資格を持っているわけではないので、あまり説得力がないのではないかと思った時期があり、ちゃんとエビデンスがある答えをしたいなと思ったのですね。その時に医師になれば正しい知識をお伝えできると思ったのがきっかけです。32歳の時でしたが、「無理かもしれない」という不安はなく、勉強で得る知識はプラスでしかないと思って医学部受験の道を選びました。

なぜ内科を専門に選ばれたのですか?

近藤千種院長 ちぐさ内科クリニック覚王山2

エステもやっていましたので美容は好きですし、周りからは美容の先生になると思われていたようですが、きれいになるにはしっかり体の中から整えていかなければという考えがあったので、迷わず内科をめざしました。大学を卒業後は総合犬山中央病院の総合内科で3年勤務し、おじいちゃんおばあちゃんが好きなので特に高齢者の医療に力を入れたいと考えていたこともあって、その後は精神科や在宅医療の経験を積みました。在宅医療では本当に幅広い症状を診なければならなくて、例えばがんの末期の方、認知症の方、寝たきりの方の床ずれの治療などさまざまです。精神科では認知症や依存症について勉強しました。その上で、開業するならそれらの経験を生かした総合的な内科と、もともと好きだった美容領域を一緒に診療したいと思い、今に至ります。

相談窓口としてオールラウンドな診療を提供したい

クリニックの特徴や強みを教えてください。

近藤千種院長 ちぐさ内科クリニック覚王山3

当クリニックは、何かの専門というよりは、オールラウンドな診療をめざしています。「この病気だから○○科に行こう」ではなく、医療の入り口として相談に来ていただく窓口みたいな立ち位置を担いたいと思っています。もちろん当院で対応できる症状はここで治療を行いますが、そうでないときは何科にかかればよいかをアドバイスしたり、症状によっては大きな病院を紹介したりと、柔軟に対応しています。強みは、精神科や在宅医療の経験を生かした老年期の精神疾患や、認知症の診療です。上手にお家で生活できるようにコントロールすることは得意だと思っています。お薬を出してもきちんと飲んでいないようであれば、環境から考えることも必要だと思っています。あとは、お肌の悩みや女性特有の悩みなど、病院に行ってもいいのかなと迷うようなことでも、まずは来ていただければきっとご相談に乗れると思います。

生活習慣病の治療にも注力されているとか。

生活習慣病はなかなか自覚症状がないものがほとんどなので、高血圧症にしても糖尿病にしても脂質異常症にしても、やはり定期的に検査を受けていただいて、異常が出た場合にはきちんと再受診することが一番かなと思います。自身で困るくらいの症状が出てからでは、かなり進行しているケースが多いですしね。薬を飲み始めるとずっと飲まなければならなくなるのではないかと、薬に抵抗感があってなかなか受診されない方もいらっしゃいますが、まずは食事指導から始めるアプローチ方法もあります。当クリニックでは、アプリで記録をしながらアドバイスを受けて食事などの生活改善をめざす方法にも取り組んでいます。

AIの設備も整っていると伺いました。

近藤千種院長 ちぐさ内科クリニック覚王山4

はい、まずAIによる病状の把握が可能なエックス線検査機器があります。検査で撮った画像をAIが読み取るので、それによって私自身の目だけでなくダブルチェックが可能になります。人間の目だけではなかなか捉えられないものもAIが捉えてくれるという非常にハイテクな機器で、医師が私一人ということもあり、見落としがあってはいけないということで導入しました。もう一つは、AI搭載型の咽頭内視鏡システムで、インフルエンザに特徴的な咽頭の様子、症状の有無を確認するというものです。お口の中の写真を内視鏡で撮り、その画像を50万枚以上の咽頭画像データベースと照らし合わせて同じような所見があればインフルエンザの可能性があると知らせてくれます。特に小さなお子さんはお鼻をぐりぐりして粘膜を採取する方法がうまくできない場合があるので、この機器があることを小さなお子さんのいるお母さんたちに知っていただきたいですね。

患者の持つバックグラウンドも含め“人”を診る

診療で心がけていることは?

近藤千種院長 ちぐさ内科クリニック覚王山5

常に意識していることは、自分は内臓などを診ているのではなくこの方自身を診ているんだ、ということです。これは新人医師時代に最初に指導してくださった内科の先生の言葉で、「臓器を診る医師になるな」「医師は人を診ないといけない」と言われたことに感銘を受けましたね。訪問診療に行くとよくわかるのですが、そこには家庭事情など環境という背景があって、そこも含めて見ていかなければ改善が図れないというケースがあるんですよね。環境調整をするのは医師の仕事なのか、それが医療なのかと言われると違うかもしれませんが、それでも病気を診て、さらに環境を見て、そこに物を言えるのが医師だと思うので、そういうところはとても大事にしています。

今後の展望を伺います。

展望としては本当に自分が思い描いている診療を続けていけるようにしたいと思っています。大きな病気につながるであろう生活習慣病の早期発見だったり、早期の治療開始だったり、そういったところを強化していきたいですね。訪問診療もいずれはやりたいとは思ってはいるものの一人では難しいので、365日24時間、患者さんにちゃんと応えるためには、同じような志を持つ先生や仲間とタッグを組む必要があります。ゆくゆくは何人かの医師体制にして、もう少したくさんの患者さんを診られるようなクリニックにしていきたいと思っています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

近藤千種院長 ちぐさ内科クリニック覚王山6

いい意味で「お医者さんぽくない医者」でいたいです。カジュアルに受診や相談に来ていただける間口の広いクリニックをめざして開業しました。地域の老人会などに出向いて、こういう病気はこうだよ、こういうサインがあると危険だよ、と直接お話できる機会がつくれるといいなとも考えています。地域の開業医のミッションは、大事になる前に治療を開始することや、場合によっては大きなしかるべき病院を紹介することだと思っているので、ちゃんとその役割が果たせるクリニックにしていきたいですね。大きな病気になる前に早めに受診していればよかった、というケースもありますので、怖がらずに気軽な気持ちで来ていただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

眉間・目尻のしわのケア/2万2000円

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