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藤田 智貴 院長の独自取材記事

ふじた耳鼻咽喉科クリニック

(枚方市/津田駅)

最終更新日:2024/01/15

藤田智貴院長 ふじた耳鼻咽喉科クリニック main

2023年12月にオープンした「ふじた耳鼻咽喉科クリニック」は、学研都市線・津田駅から徒歩1分の場所にある。プロから声がかかるレベルの高校球児だったという異色の経歴を持つ藤田智貴院長が、「地域のかかりつけ医」として気兼ねなく相談に来てもらえるクリニックをめざしている。「ニーズに合わせて診療スタイルを変えている」と話すほど、とことん患者に寄り添うのは、祖母や父からの影響を受け医師を志した藤田院長だからこその熱い思いがある。これまでの経歴や診療にかける思い、クリニックの今後の展望を聞いた。

(取材日2023年12月27日)

患者を思うからこそ「見える化」にこだわる

2023年12月に開院ということで、まずはクリニックのコンセプトから教えてください。

藤田智貴院長 ふじた耳鼻咽喉科クリニック1

待ち時間も快適に過ごしてもらいたいということがコンセプトです。受付と待合いに設置したモニターには、クリニックからのお知らせや日々の暮らしに役立つ情報などを流し、退屈せず待っていただけるようにしています。また、ウェブ予約システムを導入し、予約順の5人前になるとメールが届きます。近隣にお住まいの方なら、ギリギリまで自宅でお待ちいただけます。予約システムに付随してウェブ問診票も導入しているので、例えば面と向かって症状を伝えるのが苦手な方でも、ゆっくり記入していただければ診察に反映できるようになっています。耳鼻科は待ち時間がどうしても発生してしまうので、少しでも負担軽減につながるとうれしいです。ちなみに、クリニックのロゴマークは「ふじた」の“F”と耳鼻咽喉科をイメージしやすい象のモチーフをかけ合わせたもの。あまり子どもっぽくしすぎず、大人も入りやすい落ち着いたカラーをテーマにしています。

落ち着いた雰囲気の中に、かわいいイラストも飾られていますね。

思っていた以上にお子さんの来院が多く、開院祝いを考えてくれていた友人に「おしゃれな子ども向けの絵がほしい」とリクエストしました。キッズスペースを作ることも考えましたが、感染症対策のためなくしてみると、その分、待合いが広く取れたんです。ですので、多少走り回ってもらっても構いません。子どもにとって、病院は不安な場所ですよね。私も子どもがいるので、連れてくる保護者の気持ちがよくわかります。診察中に泣いてしまうことも待合いで遊ぶこともウェルカムなので、気兼ねなく来ていただきたいですね。

こだわった機器はありますか?

藤田智貴院長 ふじた耳鼻咽喉科クリニック2

内視鏡とエコーです。意外にイメージのない方も多いのですが、耳鼻咽喉科は脳・目・歯以外の首から上すべてが専門です。甲状腺や耳下腺の疾患、首の腫瘍なども診ることができるよう、そのための機器をそろえました。内視鏡もエコーも、できるだけ負担の少ないものを選んでいます。診察や検査、処置をする場所を一方通行で回れるよう、院内の動線も意識しています。特にこだわったのは「見える化」。私自身が病院を受診するときに処置の内容がわからないと嫌なタイプなので、検査データをすぐに送信できるモニターを診察室に設置しています。結果を見たり前回と比較したりしながらわかりやすく説明するので、患者さんの不安軽減にもつながっていると思います。

野球・法学部・会社勤め……すべてがいい経験に

これまでのご経歴を教えてください。

藤田智貴院長 ふじた耳鼻咽喉科クリニック3

生まれも育ちも京都です。小・中・高と野球をやっており、ありがたいことにプロから声がかかったこともありました。ただ、医学部に行くと決めていたのでお断りしたんです。今となっては、プロに挑戦してみて、その後医師をめざしても良かったのでは……とも思うこともあります。当時部活にのめり込んでいたこともあり、医学部には受からず、同志社大学の法学部に進学しました。卒業後は一度会社員になったのですが、やはり医師という夢を諦めきれず、半年で退職。そこから勉強を再開し、高知大学医学部に合格しました。

かなり異色なご経歴ですよね。

自分でも面白い人生だなと思います。ちょうど退職を決めた頃に高校の野球部の後輩から医学部進学を勧められたのですが、高知大学が変わった入試方法を取り入れていて、法学部時代にロースクールに入ろうと勉強していた経験が生かせたんです。受験勉強は6年ぶりでしたが、それまでの縁や経験がつながって合格したと感じます。同志社大学の友人とは現在も仲が良く、先ほど紹介した院内の絵は、野球サークルの友人からもらったものなんです。

野球ではなく、医師の道を志したのは、なぜだったのでしょうか?

藤田智貴院長 ふじた耳鼻咽喉科クリニック4

大きいのは、祖母の影響ですね。小さい頃から祖母に「頭が良くなったら、お医者さんになりなさい」と声をかけられてきました。そこに疑問を感じたことはなかったので、小学校の卒業文集にも「将来の夢は医師」と書いていました。その中で耳鼻咽喉科を選んだのは、自分が子どもの頃、よく中耳炎になっていたことが理由です。医師といえば耳鼻咽喉科の先生で、さらに開業医のイメージが強かったんですよね。加えて、先ほどお話ししたように耳鼻咽喉科は首から上すべてが専門です。病気を見つけ、手術し、フォローする。最初から最後まで自分の手でできるところが魅力だと思っています。病気だけを治して終わりではなく、人と人との付き合いがそのまま診療につながっていく感覚ですね。

長く愛されるクリニックをめざし、とことん寄り添う

診療へのこだわりを教えてください。

藤田智貴院長 ふじた耳鼻咽喉科クリニック5

時間が許す限り話を聞くということが第一です。中学1年の頃に父を亡くしたのですが、詳しい説明がほとんどないまま、病気が発覚して数ヵ月で亡くなってしまい、当時すごくモヤモヤした気持ちを抱えていたことを覚えています。ですので、患者さんの話を聞くことも大事ですが、こちらからもできる限りわかりやすく説明し、疑問やモヤモヤのない状態で帰ってほしいと思っています。また、「近所のかかりつけ医」として、とにかくなんでも相談できる医師になりたいと考えています。そのために、あえて厳しい環境で初期研修を受けてきました。できないことはできないとお伝えしますが、まずは気兼ねなく相談してもらい、とことん寄り添う。来院される方の年齢層やニーズに合わせて、内装やシステム、診療スタイルまで変えてもいいと思っています。

ところで、休日の過ごし方や趣味は?

映画を見ることが好きで、学生時代には6年ほど映画館でバイトし、年間150本見ていた時期もあります。ただ、オンコールがある勤務医時代は、映画館で映画を見ることができず……。2歳と5歳の娘がいるのですが、一緒にいる時間もほとんど取れていなかったので、子どもたちと遊んだり、映画を見たりと、ゆっくりした時間をこれからはつくりたいですね。野球も、またやりたいなとは思っています。今の見た目からは驚かれることも多いですが、現役時代は140キロ超えの投手でした。独身の頃は病院の野球部に所属して全国優勝したこともあるんですよ。

今後の展望やクリニックのめざすところを教えてください。

藤田智貴院長 ふじた耳鼻咽喉科クリニック6

めざしているのは、長く愛されるクリニックです。今来てくれている子どもたちが、大きくなっても来てくれたらいいなと思っています。もともとクリニックを開院する場所を探していた時に、自分が育った地元に還元するか、もしくは耳鼻咽喉科がなくて困っている地域か、この2つしか選択肢はないと考えていました。今の場所は周辺に耳鼻咽喉科がなかったので、「近所にできてうれしい」「つくってくれてありがとう」とお言葉をいただくことが多く、本当にありがたいですね。温かく迎えてくれた地域の方々のために、補聴器相談や睡眠時無呼吸症候群の治療、局所麻酔での手術など、ニーズに合わせた治療を展開していこうと思っています。しっかりと話を聞いて、その人に合った回答を真摯に見つけていくので、まずは気兼ねなく相談にいらしてください。

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