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玉田 真誉 院長、玉田 有果 副院長の独自取材記事

TAMA矯正歯科

(豊田市/浄水駅)

最終更新日:2024/04/08

玉田真誉院長、玉田有果副院長 TAMA矯正歯科 main

浄水駅から歩いて3分の場所にある「TAMA矯正歯科」は2023年11月に開業した、外壁が黒く正面が全面ガラス張りのモダンな印象のクリニック。院内は自然光で明るく、待合室はおしゃれでカフェのような雰囲気だ。院長の玉田真誉(たまだ・まよ)先生と、副院長の玉田有果(たまだ・ゆか)先生は夫婦で、矯正について専門的に研鑽を積んできた歯科医師だ。小さな子どもから大人まで幅広い世代の矯正に対応している。2人とも穏やかな人柄で、時折互いの顔を見つめて笑顔で話をする姿に仲の良さが感じられた。大切にしているのは患者との信頼関係。悩みを聞き取った上で口腔内の状態を精密に検査し、一人ひとりに合った治療方法を提案して、納得してもらえたら治療を始めるようにしている。そんな2人に同院の特徴や矯正のポイントについて聞いた。

(取材日2024年2月29日)

信頼関係を大切に、納得できる矯正治療を提供

クリニックの特徴を教えてください。

玉田真誉院長、玉田有果副院長 TAMA矯正歯科1

【真誉院長】当院は矯正歯科を専門とするクリニックです。院名は患者さんに親しみを感じてもらえるよう、玉田ではなくTAMAを採用しやわらかな印象に。ロゴはスマイルをイメージしています。施設面では駐車場を10台分備え、院内が明るくなるよう自然光がたっぷり入る造りにしました。機器面では、精密な歯型データが採れる3Dスキャナーや歯科用CT、器具用の滅菌器などを備えています。
【有果副院長】治療までの待ち時間や親御さんに治療方針を説明している間、お子さんが楽しく過ごせるよう待合室に広いキッズコーナーを設けておもちゃを置いています。知育玩具も用意しているので、小さなお子さんだけでなく小学校高学年の子も夢中になって遊んでいるんです。また、おむつ交換台を設置するほか、ベビーカーのまま診療室に入れるゆったりとした造りにしているため、お子さん連れの方も安心して通院していただけます。

治療方針を教えてください。

【真誉院長】治療で大切にしているのは、患者さんとのコミュニケーションです。初診では患者さんのお悩みや疑問などをお聞きした上で、お口の状態を確認し治療方法や治療期間、費用などをお話しします。ご希望の患者さんには機器を用いて精密検査を行い、その結果に基づいて適切な治療計画をご提案します。矯正には利点と欠点があるのでそういったことも説明し、納得していただいた上で治療を開始しています。
【有果副院長】このエリアは矯正に特化したクリニックがあまりないので、基本的なところからお話をするようにしています。矯正は、見た目をきれいにするためだけに行うものではありません。正しい噛み合わせに導き、口腔全体の健康につなげることも目的の一つです。子どもの頃から矯正を始めることで、将来的に歯を失うリスクの軽減につながるということも知っていただきたいです。

治療でこだわっていることは何ですか。

玉田真誉院長、玉田有果副院長 TAMA矯正歯科2

【真誉院長】患者さんが今どんなことをされているのか、そしてこれから何をするのかがわかるようにしっかりと説明してから治療をしています。自分が逆の立場だったら、何をされているのかわからなかったら不安になりますので。
【有果副院長】矯正をしているときは装具をつけているため、歯が磨きづらくなり虫歯になるリスクが高くなります。そこで、治療を開始する前に45分くらいかけて歯の汚れの落とし方を指導するほか、唾液の成分を分析して虫歯のリスクを把握し、虫歯予防の計画を立てています。また、歯科衛生士が、患者さんが来院されるたびにブラッシングやクリーニングをするといった矯正治療中のお口のメンテナンスにも注力しているんです。

自身の矯正経験を通して説明できるのが大きな強み

矯正専門の歯科医師を志した理由を教えてください。

玉田真誉院長、玉田有果副院長 TAMA矯正歯科3

【真誉院長】私自身、子どもの頃歯並びが気になり、歯を見せて笑うことに自信が持てませんでした。中学生から高校生にかけて矯正治療を受けていました。その経験から、私のように歯並びに悩んでいる人に寄り添った治療を提供していきたいという思いが募り、矯正歯科を専門としました。
【有果副院長】私も小学生から中学生にかけて矯正を受けていて、歯医者さんの細かい作業を見るのも好きで、矯正専門の歯科医師をめざしました。私が矯正を受けていたのは一般歯科のクリニックだったのですが、実は5年前に矯正をやり直すことになりました。矯正して満足していたのですが、歯学部で勉強するうちに自分は抜歯をしないときちんと治らないことに気がついて、大学病院に勤務していた時に再治療を受けました。この経験から、矯正歯科専門の歯科医師として正確な診断や治療方法の大切さを強く感じるようになりました。

矯正を受けていた経験は実際の診療に役立っていますか?

【真誉院長】そうですね。実は私も、矯正をやり直した経験があります。学生時代はワイヤーで矯正していたのですが、2回目はマウスピース型装置を使いました。ですので、ワイヤーとマウスピース型装置の装着感やメリット、デメリットを自分の経験として話せるのが強みだと思っています。痛みについて聞かれるときも、体験しているので説明しやすいんです。
【有果副院長】私はどんな症例にも対応したいと思って経験を積んできました。表側のワイヤーでの矯正はもちろん、マウスピース型装置を用いた矯正、そして歯の裏側に装置を装着する舌側矯正。目立たない方法としてはマウスピース型装置もありますが、自身の2回目が舌側矯正だったので、この方法も良かったと実感できました。

診療を2人体制としているメリットはなんですか。

玉田真誉院長、玉田有果副院長 TAMA矯正歯科4

【真誉院長】2人だと治療について議論ができ、1人では思いつかないアイデアが生まれたり、意見を融合してより良い治療方法に取り組んだりできます。
【有果副院長】小さなお子さんは「怖い」という気持ちで来院されることも多いので、私が担当することもあります。また、私は歯科医師をしながら保育士の資格を取得し、口腔内のことだけでなく子どもの全身の発達について学びました。今後はその知識を地域の子育て世代に還元してお役に立ちたいですね。

習得する技術を増やし、新たな治療に対応していきたい

歯科医師としてのやりがいを教えてください。

玉田真誉院長、玉田有果副院長 TAMA矯正歯科5

【真誉院長】例えば小学生から矯正を始めた子を高校生まで成長を見ながら治療し、矯正治療終了時に、「ありがとうございました」とお礼を言われたら、本当にうれしくやりがいを感じると思います。お子さんの成長の過程を見守っていけるのも楽しみですし、治療が長いので時とともに親しみを覚えるんです。
【有果副院長】矯正の場合患者さんとは長い付き合いになるので、他の治療にはあまりないような、人と人としての心のふれあいがあり、やりがいもあります。

今度の展望をお聞かせください。

【真誉院長】この地域で矯正するといったらここと言ってもらえるような、患者さんが安心して通えるクリニックにしていきたいです。そして、矯正治療を通じて地域の方の健康をサポートしたいと考えています。
【有果副院長】もっと多くの人に矯正について知ってもらいたい、地域と密着したクリニックでありたい。そんな思いから、患者さんだけではなく地域の方にも参加していただけるイベントを、今後院内で開催していきたいと考えています。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

玉田真誉院長、玉田有果副院長 TAMA矯正歯科6

【院長】お子さんの歯並びで気になることがあれば、気軽にご相談ください。まずは矯正とはどういったものか知っていただきたいです。当院は完全予約制ですので、初診の方は当院のウェブサイト、もしくはお電話からご予約ください。
【副院長】矯正の分野は今、過渡期なので、知識や技術も日々新しくなっています。なので、スタッフとともにセミナーに参加しながら常に技術や知識をアップデートして、新しい治療に対応していけるようなクリニックでありたいと思っています。現状に満足することなく、これからももっと成長していきたいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ワイヤー矯正/93万5000円~、マウスピース型装置を用いた矯正/99万円~、舌側矯正/110万円~

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