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つらいアレルギー性疾患に
症状緩和と体質改善、両面から取り組む

日吉本町えがわ耳鼻咽喉科

(横浜市港北区/日吉本町駅)

最終更新日:2024/06/21

日吉本町えがわ耳鼻咽喉科 つらいアレルギー性疾患に 症状緩和と体質改善、両面から取り組む 日吉本町えがわ耳鼻咽喉科 つらいアレルギー性疾患に 症状緩和と体質改善、両面から取り組む
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“ある条件”のもとに置かれると、目がかゆい、鼻水が止まらない、じんましんが出るなどの症状が出てしまうアレルギー。症状そのものは些細でも、やる気や集中力が削がれ、日常生活にも支障を来してしまう。「日吉本町えがわ耳鼻咽喉科」の江川峻哉院長は、「アレルギー症状の緩和はQOL向上にも大きくつながります」と話す。同院では、迅速に原因を特定し素早く症状にアプローチするのか、根本的な体質改善をめざすのか、あるいはその両方か、患者とコミュニケーションを取りながら適切な治療プランを提案。また、乳幼児でも負担の少ない移動式免疫発光測定装置を用いたアレルゲンの特定も行っている。小児科の医師も在籍する同院のアレルギー症状に対する取り組みについて、江川院長に話を聞いた。

(取材日2024年5月10日)

アレルギーを知り、患者一人ひとりに合った治療法を提案

Qアレルギーにはどのような種類があるのですか?
A
日吉本町えがわ耳鼻咽喉科 子どもにもこまやかな気配りを忘れない江川院長

▲子どもにもこまやかな気配りを忘れない江川院長

食物アレルギーやアレルギー性鼻炎や気管支喘息、じんましん、アトピー性皮膚炎などがあります。食物アレルギーは、小麦や米、大豆、卵、牛乳、エビ、カニなどの甲殻類の他、果物も原因物質(アレルゲン)になる場合があります。アレルギー性鼻炎は、ダニ、ハウスダスト、スギやヒノキ、ブタクサなどの花粉が代表的なアレルゲンですね。治療を行う場合は、症状のもととなるアレルゲンを突き止め、そこから治療法を選択していきます。小児の気管支喘息やアトピー性皮膚炎は、さまざまな要因が考えられるので、原因をしっかり調べて治療につなげる必要があります。そうしないと、大人になってからアレルギーが悪化する原因になりかねません。

Q代表的なアレルギーの症状について伺います。
A
日吉本町えがわ耳鼻咽喉科 オリジナルの資料や動画を用いてわかりやすく説明する

▲オリジナルの資料や動画を用いてわかりやすく説明する

アレルギー性鼻炎であれば、鼻水が多く出て鼻詰まりが起きます。花粉症が大きな原因ですがダニやハウスダストなど、日常生活の中に悪化してしまう要因も見受けられ、咳がひどくなる場合もあります。気管支喘息の場合は、咳や痰が出て呼吸が苦しくなりますし、アトピー性皮膚炎の場合は皮膚が乾燥したり、かゆみを伴う湿疹ができます。食物アレルギーはじんましんやなどの皮膚症状が多いですが、嘔吐や下痢をきたすこともあり、悪化した場合はアナフィラキシーショックにもなる場合があります。

Qこちらではどのような検査でアレルギーの原因を調べていますか?
A
日吉本町えがわ耳鼻咽喉科 採血なしで即日結果がわかる

▲採血なしで即日結果がわかる

当院では大人は採血をし、血液検査を用いて調べていますが、お子さんに対しては移動式免疫発光測定装置を用いた検査を行っています。小さいお子さんの場合、採血はなかなか難しいのですが、この検査法の場合、指先の微量な血液を採取するだけでよく、穀物・果物・肉・植物・動物・真菌など41種類の中からアレルゲンの特定を行います。具体的なアレルギー症状が出ていなかったとしても、スクリーニングとして検査を行うと、親御さんの安心材料にもなると思います。また、食物のアレルギー反応が出てしまった場合でも、当院には小児科医師も在籍していて、比較的迅速に対応できますのでご安心ください。

Qでは、アレルギーの治療法にはどのようなものがありますか?
A
日吉本町えがわ耳鼻咽喉科 根本的なアレルギー症状の改善には舌下免疫療法が有用

▲根本的なアレルギー症状の改善には舌下免疫療法が有用

例えば、「舌下免疫療法」というものがあります。これは、舌の下に少量のアレルゲンを投与してアレルギー症状の緩和を図る治療法で、保険診療で行えます。スギ花粉症と、ダニが原因のアレルギー性鼻炎が対象で、アレルゲンを少量含んだタブレットを毎日服用してアレルゲンを徐々に体に慣れさせていくことで症状緩和をめざします。初回の投与はクリニックで行い、その後は自宅で服用しますが、3年から5年飲み続ける必要があり、その間は毎月受診していただきます。小学校低学年から大人までできますので、薬を使っても症状がつらい方や、アレルギーの薬を減らしたい方、受験など大きなライフイベントを控えている方には特にお勧めの治療法です。

Q他に「鼻レーザー治療」という方法もあるそうですね?
A
日吉本町えがわ耳鼻咽喉科 鼻レーザー治療は痛みも少なく、10分ほどで治療が終わる

▲鼻レーザー治療は痛みも少なく、10分ほどで治療が終わる

鼻の粘膜をレーザーで焼くことで、アレルギー反応による鼻症状を起こりにくくするための治療です。薬物治療に抵抗のある方には、鼻の間の壁を矯正したり、下鼻甲介の切除を行ったりする手術治療の選択肢もありますが、これらの手術は全身麻酔が必要です。それよりもずっと手軽に行えるのが「鼻レーザー治療」です。麻酔を浸したガーゼを鼻に入れて粘膜から麻酔をかけるのに30分程度、実際の処置は10分程度で終わります。花粉症がひどい患者さんがシーズン前に行っておくと、1年から2年程度ではありますが、症状の軽減が見込めます。また、こちらも保険診療内ですので費用面のご負担も少なく済みます。

ドクターからのメッセージ

江川 峻哉院長

舌下免疫療法は、3年~5年という長いスパンで毎日薬を服用するというハードルの高さはありますが、根本的な体質にアプローチする治療法です。一方で「鼻レーザー治療」は、今困っている症状を何とかしたいという方にお勧めで、実際の施術は1時間程度、術後の処置も1ヵ月ほどで完了します。当院では、体質にアプローチするのか、それとも症状改善を図りたいのか、患者さんが治療に何を求めているのかをじっくりお聞きした上で治療法を決めさせていただいています。舌下免疫療法は5歳から行えますが、鼻レーザー治療は小学校高学年以上が対象です。それ以前でも、咳や鼻詰まりなど、何らかの症状が気になる方は気軽に検査にいらしてください。

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