上田 聡太 院長の独自取材記事
江田あおば歯科・矯正歯科
(横浜市青葉区/江田駅)
最終更新日:2026/01/30
東急田園都市線の江田駅から徒歩1分。落ち着いた住宅街が広がるこの地で、2023年に開業した「江田あおば歯科・矯正歯科」。院長の上田聡太先生は、東京科学大学卒業後、予防歯科を重視する歯科医院で研鑽を積んだ。子どもの頃に青葉区に転居して以来約30年を過ごし、開業後は歯科治療を通じて地域の人々の健康に貢献する。同院では予防に重きを置くほか、マイクロスコープやCTなどを駆使した精密な治療を提供していることが特徴。地域の人々のかかりつけ歯科医院をめざす上田院長に、予防中心の歯科医療への思いなどについて聞いた。
(取材日2026年1月14日)
地元である青葉区で、予防中心の歯科医療を
まずは診療の特徴についてご紹介ください。

当院では、お子さんから高齢者まで幅広い世代の患者さんに対応できるよう診療体制を整えています。虫歯治療や歯周病治療はもちろん、矯正歯科や小児歯科、親知らずの抜歯まで、大がかりな手術を伴うケース以外は基本的に院内で完結できるよう努めていることが特徴です。住宅街に位置していることもあり、ファミリー世帯やご高齢の方など、さまざまな方がいらしてくださっています。院内は、歯科医院特有の緊張感を少しでも和らげたいという思いから、スタイリッシュというよりも穏やかな雰囲気を大切にしました。診療室はすべて半個室とし、じっくりお話をさせていただきたいときには個室のカウンセリングルームにご案内しています。リラックスした状態でご相談をさせていただき、納得した上で治療に臨める環境づくりを心がけています。
青葉区にはどのような思いをお持ちでしょうか?
私は横浜市金沢区で生まれ、7歳の時に青葉区へ転居して以来、約30年にわたってこの街で過ごしてきました。開業場所を探していた当時は東京や神奈川を中心に検討していたのですが、たまたま今の場所の募集を見かけ、よく知っている場所ですし、自分のやりたい診療ができる環境だと確信してこちらで開業することを決めました。青葉区は街の空気感がとても穏やかで、街並みも整っていて、住んでいる方々にも落ち着いた印象があります。そうした雰囲気が私自身気に入っているところでもあり、育ったこの街で開業できることをたいへんうれしく思っています。地域の皆さんのお口の健康を長くサポートしていきたいという思いで、日々の診療に取り組んでいます。
予防中心の歯科医療を大切にされているそうですね。

そうですね。大学を卒業して最初に勤めた歯科医院の院長が、予防歯科をすごく大事にしていたんです。その影響が自分の考え方にも大きく残っています。今でこそ予防を重視する歯科医師は増えてきましたが、その先生は30年近く前から「予防が大事」と仰っていて、情報も少ない時代により良い方法をずっと探し続けていました。当時は、治療をした後にプラスでクリーニングという診療スタイルが一般的だったと思うんですが、勤務先では「悪くならないための土台づくりとして予防を徹底し、その上で良い治療をする」という考え方を貫いていたんです。私自身、その方針に強く共感しましたし、歯科医師としての基礎をしっかり育ててもらったこともあって、開業するときは必ずこのスタイルを取り入れようと決めていました。そんな背景があって、今も予防を軸にした診療を続けています。
マイクロスコープによる精密な治療と歯周病治療に注力
なぜ予防が大切なのでしょうか?

例えば、銀歯よりもセラミックのほうがさまざまな面から良いという話は、皆さん聞いたことがあると思います。しかし、お口の中の環境が整っていないところにいくら良い材料を入れても、虫歯が再発しない保証はどこにもありません。むしろ土台が整っていなければ、せっかくの治療も長持ちせず、再治療が必要になるという悪循環に陥りやすいのです。そして歯は有限ですから、治療を繰り返すたびに削る部分が増え、少しずつ歯の寿命が縮まっていきます。さらに近年の研究では、自分の歯でしっかり噛んで食事をすることが脳への刺激になり、認知症のリスク軽減にもつながると指摘されています。歯周病については糖尿病や高血圧症、脳梗塞などの病気との関連も報告されていて、全身の健康にも深く関わっていることがわかってきました。そのため予防を重視して良い土台を整え、患者さんご自身の歯を守ることがとても大切なのです。
特に力を入れている治療はありますか?
私自身が歯周病について専門的に学んでいることもあり、歯周病治療には特に力を入れています。まずは歯周病をしっかりコントロールすることが、その後のかぶせ物や噛み合わせを含めた精密な治療につながると考えています。また、歯列矯正にも注力しています。歯列矯正というと若い人が行うイメージが強いかもしれませんが、30代、40代、中には60代であっても、歯周病や噛み合わせの改善のために、歯科医師から歯列矯正をご提案する場面は少なくありません。専門性が求められる分野ですので、当院では大学病院に所属する矯正専門の歯科医師に月3回程度来院してもらい、院内で連携しながら対応しています。
導入されている機器についても教えてください。

開業当初から導入しているのがマイクロスコープです。歯科治療は非常に細かい作業の連続ですので、肉眼では難しい処置も、マイクロスコープを活用することでより精密に行えます。CTは立体的な3D画像で患部を確認でき、従来の平面的なエックス線画像ではわかりにくかった情報もしっかりと把握できるため、診断や治療の精度向上に役立っています。また、口腔内カメラで細かく撮影し、その画像をお見せしながらご説明しています。過去の記録があれば変化も確認しやすいので、長く通っていただく上でも大切な情報となります。衛生管理の面では、ヨーロッパ基準でクラスBの滅菌機を導入し、歯を削るハンドピースも患者さんごとに毎回滅菌を行っています。
口腔内の健康に長く伴走できるかかりつけをめざして
患者さんと接する際に心がけているのはどのようなことでしょうか。

まず心がけているのは、痛みを抑えた治療です。治療中の痛みを取るための麻酔なのに、その麻酔自体が痛いのは嫌ですよね。私も同じ気持ちなので、電動麻酔器を使ってゆっくりとしたスピードで麻酔薬を注入し、極細の針を使用することで刺入時の痛みも感じにくいよう配慮しています。もう一つ大切にしているのが、わかりやすい説明と、患者さん自身に治療を選んでいただくことです。口腔内の状況を診査した上で複数の治療の選択肢をお伝えし、それぞれのメリット・デメリットをきちんとご説明して、最終的にはご本人に決めていただくようにしています。自分が患者さんの立場だったら、やはり詳しい情報を知った上で納得して治療を受けたいと思いますからね。
今後、どのような歯科医院をめざしていきたいですか?
「あそこに行けばなんとかしてくれる」と思っていただけるような、地域のかかりつけ歯科医院になることが目標です。予防は患者さんと長くお付き合いすることが前提になりますので、そのためには当院自体が地域の皆さんに受け入れられ、長く愛される存在でなければなりません。予防になじみのない方が「痛いところだけ治してほしい」といらっしゃることもありますが、その場合はまずお困り事にしっかり対応させていただいた上で、治療後に「全体の状況はこのようになっていますが、こういったケアもいかがですか」とご説明しています。無理強いはせず、ご希望に合わせて対応しながら、患者さんのお口の健康に長く伴走できる歯科医院をめざしています。
最後に、読者へのメッセージをお願いいたします。

歯科医院選びはなかなか難しいものだと思います。ホームページには治療方針や院内の雰囲気がよく表れていることが多いので、ぜひそういったものを参考に、ご自身に合いそうな歯科医院を見つけていただければと思います。当院にいらしていただければ、幅広い口腔内のお悩みに対応できますし、予防を大切にしながら、一本一本の歯を守るお手伝いをさせていただきます。私自身、一度治療したところがまた悪くなってしまうのは本当に嫌なんです。だからこそ再治療が発生しないよう、精度の高い治療を心がけています。お口のことで何か気になることがあれば、ぜひ気軽にご相談ください。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント治療/43万円~、歯列矯正/部分矯正:15万円~、全顎矯正:70万円~、再診料:5000円(1回)、セラミックを用いた補綴治療/6万円~

