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根本 卓也 院長の独自取材記事

ねもと内科クリニック

(流山市/流山セントラルパーク駅)

最終更新日:2023/12/15

根本卓也院長 ねもと内科クリニック main

流山セントラルパーク駅から徒歩1分、ドラッグストア併設型のクリニックモール3階にある、「ねもと内科クリニック」を訪ねた。院長の根本卓也先生は、順天堂大学医学部膠原病内科で関節リウマチなどの専門的な治療を数多く手がけた膠原病治療のエキスパート。先進の現場で積み重ねた経験を生かし、地域医療の場で身近なホームドクターとして患者を支えたいとの思いから、2023年11月に開業した。子育てファミリーに人気の流山エリアとあって、パパ・ママ世代の一般内科のニーズも高く、20代から高齢者まで幅広い世代が来院している。朗らかで親しみやすい雰囲気の根本院長に、開業の経緯やクリニックの特色、膠原病治療の現状など、根本院長のこれまでの歩みなども交え、じっくりと話を聞いた。

(取材日2023年11月28日)

地域に根差し、膠原病の専門的な診療を提供

こちらは関節リウマチや膠原病の専門性を兼ね備えた内科クリニックだそうですね。

根本卓也院長 ねもと内科クリニック1

私が関節リウマチをはじめとした膠原病の治療を専門にしていますので、膠原病の治療が必要な患者さんのほか、高血圧、糖尿病、高脂血症などの生活習慣病、喘息などを診る一般内科も含め、幅広い内科診療に対応しています。私自身、この流山市に家族で移り住んで丸5年になるのですが、子育てしやすく居心地の良い街の雰囲気がとても気に入っていて、さまざまなご縁も重なってこの場所で開業しました。地域の医療環境という視点で見ると、このエリアで関節リウマチ・膠原病を専門に診られるクリニックがかなり少ないということもあり、当院が開業することでこの近隣にお住まいの方、膠原病でお困りの方々のお役に立てればと願っています。

クリニックの特色について教えてください。

地域の中で、専門的に関節リウマチや膠原病を診られるということです。近隣に専門の医療機関がない場合、整形外科で診てもらう方も多いのですが、膠原病は全身疾患のため、治療の過程で肺、心臓などさまざまな臓器に合併症を引き起こすリスクがあることから、内科的なアプローチで全身の状態を注意深く診ていく必要があります。当院では全身状態を診つつ、さまざまなパターンの薬物療法を手がけてきたノウハウのもと、患者さんの状態に応じた過不足のない膠原病治療を提供することができます。加えて、膠原病治療ではステロイドの薬を使うため、合併症として骨粗しょう症を引き起こしやすいことから、院内には先進の超音波骨密度測定装置も完備しています。また、膠原病の患者さんは体が不自由な方も多いことから、最寄り駅から徒歩1分という立地に加え、あらゆる動線にゆとりを持たせた院内スペースなど、車いすでも安心して通院しやすい環境を整えています。

どういったご相談の患者さんが多く来られていますか?

根本卓也院長 ねもと内科クリニック2

膠原病関連の患者さんは60代以上のご高齢の方が多いですね。「やっと地元に専門の先生が来てくれた」「ここなら今通っている病院よりずっと近いから、私の主治医になってもらえますか」と、開業して早々に駆け込んで来てくださる方もいらっしゃいました。地域の患者さんが頑張って遠方の病院まで通院されていたご苦労を実感すると同時に、当院に期待してくださっていることに対して、本当に身の引き締まる思いです。一方、子育てファミリーの多く住むエリアなので、小さなお子さんの子育て真っただ中の20~40代の患者さんも多く来院されています。お子さんの病気がうつって親御さんが発熱するケースも多いため、予約制の発熱症状がある方の窓口も設けつつ、一般内科にも幅広く対応しています。

先進の膠原病治療の現場での学びを地域に還元したい

ところで、先生が医師の道を志したきっかけは?

根本卓也院長 ねもと内科クリニック3

きっかけになったのは、幼い頃に家族と交わした約束です。家族は病気の後遺症で、私が物心ついた頃にはすでに体が不自由でした。小学1年生だった私があるとき、「将来、僕がお医者さんになって病気を治してあげる」と言い、それを聞いた家族は涙を流して喜んでくれました。当時の私にとっては、家族を励ましたくて何となく発した言葉だったと思うのですが、それを聞いた時の家族の表情、会話していたときの情景は今でも鮮明に覚えているんです。そこから夢に向かって努力を続け、医師になることができたのは、どんな時もそっと見守り続けてくれた両親や家族のおかげです。

医師全体で見ても、膠原病を専門とするドクターは少ないのだそうですね。

膠原病は循環器、消化器、呼吸器、糖尿病など、内科の幅広い知識をある程度網羅していかなくては治療が難しい領域です。疾患の原因も未解明な部分が多く、いわば「わからないことだらけ」。だからこそ、必要な医療にたどりつけず困っている方が多いとも言えます。専門の医師が不足している分野で自分こそが挑戦してみたいという思いを強くし、膠原病を専門に選びました。私が学んだ順天堂大学の膠原病内科は、わが国の膠原病治療において先進的な医療機関です。難治性の患者さんの治療も数多く手がけ、薬物治療のほか、血漿交換療法も盛んに行っており、そこで学んだ知識とノウハウは、開業した今も私にとって大きな糧になっています。

診療にあたって心がけていることを教えてください。

根本卓也院長 ねもと内科クリニック4

私は健康について何でも気軽に相談できる身近な存在として、対等な立場で患者さんとお話ししたいと思っています。そうしたスタンスを察してか、私が診察する患者さんの中には、主訴とは直接関係のない健康面のお悩みや、ご友人の病気に関する相談をしてくださる方もいたり、「先生に会うと元気が出るよ」と言ってもらえることもあります。とりわけ膠原病は全身の難病といわれているだけに、基本的には「一生付き合っていく病気」です。長期の通院を余儀なくされる患者さんたちが前向きに治療に取り組むことができ、笑顔で帰れるような雰囲気のクリニックをこれからじっくり作り上げていきたいと思っています。

一番身近なホームドクターとして患者に寄り添う

膠原病の治療は近年、めざましい進歩を続けているそうですね。

根本卓也院長 ねもと内科クリニック5

関節リウマチを例に挙げると、かつては治療薬が十分になく、骨の変形を伴うなど重症化する患者さんも多くいらっしゃいました。しかし近年は生物学的製剤など従来より効果が期待できる薬も数多く登場し、早期の治療で日常生活に支障のない状態を維持することが望めるようになってきています。また、かつては体の左右対称に症状が出ることが診断基準の1つとされてきましたが、必ずしもそうしたケースばかりでないことも明らかとなってきたほか、関節リウマチの診断に有用な検査法が増えるなど、早期発見・早期治療を実現しやすい土壌が整ってきています。私は現在も週に1回、順天堂医院で外来を担当していますが、そうした先進の医療機関にかかれない方に対してどういうアプローチができるのかをこれまでずっと考えてきました。先進の現場での学びを生かしつつ、一番身近なかかりつけ医として患者さんに寄り添っていきたいと思います。

お忙しい毎日だと思いますが、休日などはどのようにお過ごしですか?

私の休日は2人の子どもたちと一緒に遊んだり、勉強を見てあげたり、家族と過ごすための大切な時間です。最近は息子たちがボーイスカウトに所属しているので、月に2回の活動日には私も一緒に参加しています。子どもたちと一緒に屋外で体を動かしたり、ボランティア活動をしたり、子どもの様子を見つつ同世代のパパ友たちと語らいながら過ごすのも、いいリフレッシュになっていますね。子どもたちがもう少し大きくなるまで、なかなか自分だけの時間を持つことは難しいですが、子どもたちと過ごす時間が何よりの癒やしです。

最後になりますが、今後の展望と読者の皆さんにメッセージをお願いします。

根本卓也院長 ねもと内科クリニック6

当院の歩みはまだ始まったばかりですが、地域の患者さんが将来ご高齢になって通院できなくなってしまう可能性も念頭に、ゆくゆくは訪問診療も手がけていきたいですね。通院できなくなったからといって、入院が必要な状態とも限りません。そうした方々に今飲んでいる薬で本当にいいのか、薬を減らすことはできないかなど、膠原病を専門に診られる医師として適時適切な判断のもとでお支えしていきたいと考えています。当院には私の妻で、大学病院の膠原病病棟で勤務経験のある看護師も在籍しています。闘病中の患者さんの悩みや不安を間近で数多く見聞きし、寄り添ってきた経験を持つ頼もしい存在です。妻をはじめスタッフ全員と情報共有を徹底しながら、地域の皆さんの健康をすぐそばでお支えしていきたいと思っていますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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