癌で亡くなる人をゼロに
内科から内視鏡まで専門的で幅広い診療を
東海内科・内視鏡クリニック 岐阜各務原院
(各務原市/那加駅)
最終更新日:2024/07/05


- 保険診療
- 自由診療
食道、胃、十二指腸、大腸の疾患を発見するために有用な内視鏡検査。死亡率が高い胃がんや大腸がんは、初期には自覚症状がないことが多いため、まずは検査の機会をつくることが大切である。しかし「怖い」「つらい」などのイメージから、検査をためらう人も少なくない。そこで内視鏡検査のハードルを下げることに注力しているのが「東海内科・内視鏡クリニック 岐阜各務原院」の神谷友康院長。消化器内視鏡のエキスパートとして、豊富な経験を生かし、患者の負担が少ない内視鏡検査に努める。また、かかりつけ医として、健康診断をはじめ、患者が抱えるさまざまな悩みに各分野の専門家が対応していることも特徴だ。幅広く、かつ専門性の高い医療を提供する神谷院長に、同院の内視鏡検査の特徴や、診療体制について話を聞いた。
(取材日2024年3月28日)
目次
内視鏡検査は鎮静剤の使用や同時にポリープ切除も可能。幅広い診療に対応し患者の負担の少ない治療を追求
- Q内視鏡検査に力を入れているそうですね。
-
A
▲いくつか資料も作成し、患者への説明に役立てている
内視鏡検査は胃がんや大腸がんなどの早期発見、治療に役立ちますので、定期的に受けていただくことが大切です。しかし、検査がつらいと、なかなか一歩が踏み出せないと思いますので、苦痛の少ない検査の実施に努めています。当院では、眠っているような状態で検査を受けられるよう鎮静剤を使用することもでき、検査後は個室のリカバリールームにそのまま移動します。また、大腸内視鏡検査は1日がかりになるケースが多いのですが、当院では午前中で完了するモーニング検査も実施しており、午後から仕事に行くことも可能です。土曜日、日曜日も対応するなど、受診しやすい環境を整えていますので、お忙しい方にも検査を受けていただきたいですね。
- Q大腸内視鏡検査では、どのような病気がわかりますか?
-
A
▲内視鏡検査の結果をもとに病気のリスクとなる因子を見つける
大腸がんや直腸がん、がん化するポリープなどの発見に有用です。便の検査では、「がんかもしれない」という可能性までしかわかりません。CT検査もポリープを発見できますが、そのポリープが、良性か悪性かは判別できません。また、潰瘍性大腸炎やクローン病など、大腸の炎症がある病気は内視鏡検査でないと発見しにくいです。健康診断の便潜血検査でひっかかった方の半数程度はポリープがあるといわれています。血便や下血は「痔じゃないか?」と思われがちですが、がんが隠れていることもありますし、おなかの張りや便秘が急にひどくなった時も、がんの初期症状の可能性があります。早めの検査をお勧めします。
- Q大腸内視鏡検査のメリットと放置するリスクを教えてください。
-
A
▲検査前から検査後までで苦痛の少ない大腸内視鏡検査をめざす同院
大腸ポリープは腸の粘膜層にできるイボ状の突起物。良性と悪性に分けられ、その多くは良性です。ただし良性でも、がん化するものがあり、放置すると大腸がんのリスクが高まってしまいます。切除しておけばがんを未然に防ぐことが望めます。また、大腸がんは早期に治療すれば治ることが見込める病気で、早期発見が大切です。当院では、がん化する可能性のあるポリープの発見に役立つ先進的な内視鏡機器を導入し、その場で切除することもできます。一般的に当日は検査だけで、切除は後日というケースが多いのですが、1回の検査で切除できるのは、手間や時間、苦痛を減らせるという点で、患者さんのメリットといえると思います。
- Qほかには、こちらでどのような診療が受けられるのでしょうか。
-
A
▲無料のドリンクサーバーも完備
私は総合的な内科診療も専門としていますので、糖尿病や高血圧症、脂質異常症などの生活習慣病をはじめ、内科全般を診療しています。気管支喘息、花粉症、甲状腺機能低下症、骨粗しょう症なども一般内科の範囲。狭心症などの循環器疾患、脳梗塞などの神経疾患で、より高度な治療が必要な場合には、専門の医療機関へご紹介できる体制も整えています。身近ながらも、幅広い医療を提供できるのが当院の特徴です。私は常々受診のハードルを下げたいと思っています。待合には無料のドリンクサーバーがありますので、お茶を飲みに来ていただくだけでも構いません。健康診断はもちろん、ちょっとした不調の相談も気軽にお越しいただけるとうれしいです。
- Q婦人科を専門とする医師も在籍されていますね。
-
A
▲少しでも不安が取り除けるよう、丁寧な説明を心がけている
当院には高校生から80代の方まで、幅広い世代の女性が来院されますので、婦人科の医師も在籍しています。月経困難症や更年期障害、外陰部のかゆみや痛みなどの症状、性感染症検査、不妊の相談まで、幅広く診療しています。例えば、腹痛など女性の腹部の症状は、内科なのか婦人科なのか、どちらに受診すればいいのかわからないケースも多いと思います。当院はそれぞれの専門家がいますので、同時に診療を受けていただけますし、その場で原因を明確にすることもできるでしょう。すぐ隣には大学もあるので、若い方に向けて、子宮頸がんワクチンや性教育の啓発活動も積極的に行うことで、地域の女性の健康にも貢献したいと思っています。
自由診療費用の目安
自由診療とは性感染症検査/3300円~