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和田 修幸 院長の独自取材記事

横浜関内わだクリニック

(横浜市中区/関内駅)

最終更新日:2019/08/28

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JR根岸線・関内駅北口より徒歩3分。関内大通り沿いにあるダイワロイネットホテル横浜関内の2階にある「横浜関内わだクリニック」は、県の内外から大勢の患者が訪れる甲状腺疾患に特化した専門クリニックだ。院長の和田修幸(のぶゆき)先生は患者から多大な信頼を集める甲状腺のエキスパート。大学病院時代は准教授になったものの、患者を診ることに専念したいと開業を決意。広々とした居心地の良い院内で一人ひとりの患者の声にじっくり耳を傾け、丁寧でわかりやすい説明と適切な医療が受けられると注目を集めている。「いつも患者さんからたくさんのことを学ばせていただいています」と朗らかに笑う和田先生に、甲状腺疾患についてじっくり聞いた。
(取材日2018年1月10日)

スペシャリストの診療が受けられる甲状腺専門医院

開院以来、甲状腺疾患専門のクリニックとして注目を集めていますね。

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2011年に開院して以来、おかげさまで累計患者数が1万2千人を越えました。恐らく甲状腺疾患に特化した専門クリニックというのは、神奈川県でも珍しかったのではないかと思います。私は2000年から2002年にアメリカのサンフランシスコのUCSF マウントザイオン・メディカルセンターに留学して内分泌・甲状腺外科に精通する先生に学び、20年間で数多くの甲状腺・副甲状腺疾患の手術に携わってきました。開院後も主に横浜市立大学附属市民総合医療センターや済生会横浜市南部病院で手術をしています。また当院では、私がこれまで培った内科系・外科系いずれの甲状腺疾患の豊富な診療経験を生かして、甲状腺に関する内科的診断・治療から外科手術までオールインワンで行っています。

甲状腺の病気の場合、どのような症状が現れるのでしょうか?

甲状腺の病気は、大きく分けてホルモン異常と腫瘍の2つに分類されます、ホルモン異常には機能が活発になる甲状腺機能亢進症(こうしんしょう)と、ホルモンの分泌が不十分となる甲状腺機能低下症があります。亢進症の場合は、ひどい動悸や息切れがする、疲れやすい、イライラする、寝つきが悪い、体重が急に減ってしまうといったケースが見られます。一方、低下症の場合は、疲れやすい、やる気がない、眠気が強い、むくみがある、体重が増えた、生活習慣の悪化もないのにコレステロール値が上がってしまったなどの症状が特徴です。また、うつ病や認知症といわれているものには、高度の低下症が含まれていることがあります。甲状腺は実にさまざまな部位に影響を及ぼすので、診察の際には常にすべての病気について甲状腺と関係があるのではないかと考えながら診るようにしています。腫瘍の場合は超音波で診断し、必要に応じて細胞検査、手術を行います。

患者と接するときに心がけていることを教えてください。

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まずは怒らないことですね。怒って良くなるならいくらでも怒りますが、患者さんからしたら怒られたら次回から行きにくくなるだけです。甲状腺の病気の患者さんとは長いお付き合いになることが多いので、気持ちよく通っていただけるような対応を心がけています。広々とした空間で、ゆったりとしたペースで患者さんのお話をじっくりお聞きし、家族構成や趣味の話なども交えながら、時には冗談なども言い合いながら診療しています。最近は勉強熱心な患者さんも多いので、患者さんの理解レベルに合わせて専門的な説明をすることもあれば、逆に要点だけをわかりやすく説明することもあります。わかりやすいだけでなく、納得していただける説明を心がけています。

専門クリニックならではの精度にこだわった医療を

先端の検査機器が充実していて驚きました。

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3年前に血液検査機器と検査室を設置しました。ホルモン異常は血液検査ですぐにわかるので、血液検査の結果が最短で45分でわかるようになり、検査結果を聞くためだけにわざわざ来院していただかなくても済むようになっただけでなく、ホルモン異常の早期発見により治療のペースも格段に上がってきています。また、当院では甲状腺・副甲状腺ホルモンに関係の深い生活習慣病である高血圧症、高脂血症、骨粗しょう症などの診断・治療も行っています。当院は検査技師を置かず、医師が自ら検査するので何かおかしいところがあれば、その場で針を刺して細胞を採取できるので、1回の検査の精度が高いと思います。大学病院にあるような先端の検査機器で得た正しい検査結果をもとに、より正確な診断ができるよう、専門クリニックならではの検査を実践していきたいと考えています。

産婦人科や不妊専門のクリニックとの連携も進んでいるそうですね。

近年は不妊症と甲状腺ホルモンの関係が認知され、産婦人科の先生と連携する機会が増えてきました。本格的に不妊治療中の患者さんに甲状腺ホルモン治療を始めたのはここ3~4年ですが、その間にお子さんもだいぶ生まれました。なんだか私自身が子だくさんになったようで、お子さんの成長を見守りながら、とてもうれしい経験をさせていただいています。

外来を担当されている益戸功彦先生と平川昭平先生について教えてください。

益戸先生は横浜市立大学附属市民総合医療センターに所属されている先生で、大学病院時代からの長いお付き合いの先生です。朝までかかるような徹夜の手術を何回も一緒に執り行った、同じ釜の飯を食べた同志のような存在です。平川先生は済生会横浜市南部病院の甲状腺センター長を務めています。高校の後輩でもあるだけでなく、同じ時期にアメリカに留学していたこともあり、線路の右と左を歩くように意思の疎通もバッチリの先生です。当院は3人全員が内分泌甲状腺疾患の専門家であると同時に、それぞれ豊富な手術経験を持っており、積み重ねてきた経験と知識により最善の診断・治療を提供していくよう努めています。

クリニックでありながら手術にも対応しているのですね。

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大きな病院は何かと安心だけれども、紹介状はあってもどんな先生なのかわからないと不安だというように、敷居が高いと感じている患者さんも多いと思います。当院では手術が必要な患者さんはほとんどの場合、私たちの誰かがそのまま病院に行って手術を執刀し、術後のフォローアップまで一貫して対応しています。専門クリニックならではの医療と小回りの利く柔軟な対応で、患者さんに安心して治療に専念していただけるよう全力を尽くしています。

「来てよかった」と思ってもらえる心の医療をめざす

先生の健康法について教えてください。

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開業してからは健康にもとても気を使うようになりました。実はアメリカ留学時代にジャンクフードの洗礼を受け、90kg近くまで太ってしまったのですが、生活習慣病についても指導する立場の私がそれはいけないと一念発起して20kgの減量に成功しました。この仕事を始めて26年ほどになりますが、唯一自慢できることはまだ一度も体調不良で診療を休んだことのないことです。

今後の展望をお聞かせください。

まずは来てくださった患者さんをしっかり真面目に診ていくことですね。また、大学で同期だった先生たちがそれぞれの専門分野で活躍されていて、胃腸が悪いならこの先生、整形外科ならこの先生というように信頼できる選択肢が増えてきたので、これからはさらに他院の先生方との連携を強めながら患者さんにとって最善の医療を提供していきたいと思っています。あとはできるだけ手術を続けていくことでしょうか。より確実で安全な治療とその後のフォローをこれからも質を落とさずに行っていくためにも、日々の勉強を重ねていくことが大切だと思っています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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甲状腺の病気に罹患する年齢層は幅広く、小児の患者さんから20〜40代の方も多く、そのほとんどが女性です。すぐに命に関わるといった病気ではないので、きちんと正しい治療をすれば十分に社会生活を送ることができるし、内服治療を続けながら妊娠・出産が可能となる場合がほとんどです。ホルモン異常は早期発見ができれば、それだけ早くつらい症状から解放されます。診断には高い専門性が要求されるにもかかわらず、甲状腺を専門にしている医師が少ないため、診断が遅れてしまうケースも少なくありません。検査結果もすぐにわかるので、疑いのある方は怖がらずに早めに受診していただきたいですね。原因不明の体調不良や体重減少などが続く場合は、諦める前にぜひ一度相談ください。「来てよかった」と思っていただけるよう、専門クリニックならではの柔軟な対応と適切な医療でお待ちしております。

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