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芦田 淳 院長の独自取材記事

あしだ眼科クリニック

(三田市/南ウッディタウン駅)

最終更新日:2023/11/09

芦田淳院長 あしだ眼科クリニック main

南ウッディタウン駅から徒歩2分の医療モール内に、2023年11月開院の「あしだ眼科クリニック」。地域に眼科クリニックが少ないことから、地域住民の希望もあって芦田淳(あしだ・あつし)院長が開業を決意。患者の立場になって不安を受け止め、払拭するために丁寧に説明することを心がける芦田院長は、和歌山労災病院の眼科部長も務め、先進的な治療から白内障手術、網膜硝子体の治療まで幅広く取り組んできたベテラン医師。同クリニックでは、それらの経験を生かし、一般診療から日帰りの白内障手術まで幅広く対応している。今回はそんな芦田院長に、クリニックの特徴や診療内容、地域医療への想いを聞いた。

(取材日2023年8月16日/情報更新日2023年11月2日)

丁寧な説明で理解を深め、患者に寄り添う診療を

なぜ三田市で開業しようと思ったのですか?

芦田淳院長 あしだ眼科クリニック1

もともと兵庫県で育ったのでいつか開業するのであれば、兵庫に恩返しをしたいとずっと考えてきました。それで開業を考えるようになった時に、三田で内科クリニックを開業している知人から「眼科の先生が少ないので、ぜひ三田に来てほしい」という話を聞き、医療で恩返しができると思い、この地に決めました。開業するに至った理由は、しっかり患者さんに説明できる診療がしたかったからです。病院での勤務医時代は患者さんがとても多く、時間に追われ、病気や治療についてもっと理解してもらいたいと思っていても、十分な時間が取れない日々でした。その結果、説明と理解が不十分なまま治療に入ってしまうことも多々あり、それがずっと気がかりだったんですね。クリニックだと患者さんとじっくり向き合うことができるので、しっかりと丁寧に説明し理解していただくことを大切に診療していきたいと思っています。

これまでの経歴について教えてください。

和歌山県立医科大学を卒業した後は、そのまま同大学付属病院の眼科学教室に入局し、そこで7年間勤めた後に、和歌山労災病院、新宮市立医療センター、南和歌山医療センターなど和歌山県内の市中病院で、眼科疾患の患者さんを幅広く診療してきました。その後2015年に和歌山労災病院に戻り、8年間眼科部長として白内障手術・硝子体手術・硝子体注射など数多くの外科的治療を行ってきました。そして今年、縁があって三田市で開業する運びとなりました。

診療におけるクリニックの特徴は何でしょうか?

芦田淳院長 あしだ眼科クリニック2

まず一つは従来の眼科の検査というと、特に視野検査などでは暗い空間に長時間閉じこもって検査を受けることが多いので、なるべく開放された空間で短い時間で検査を受けることができるように環境を整えました。検査室は閉塞感を感じないよう広くゆとりのある空間に設計し、従来の半分の時間で検査ができる先進の視野検査機器を導入。眼底のわずかな変化や異常も発見でき、眼底の断層を撮影できるOCTも総合病院レベルの先進機器を導入しています。視野検査は検査時間が短くなることで、患者さんの負担も軽くなりますし、場合によっては検査予約をしなくても対応することが可能となります。もう一つは、手術の場合はもちろんのこと一般診療の時間を十分に取っていることですね。患者さんに疾患や治療について理解を深めてもらうため、動画や小冊子などさまざまなツールを使って工夫をしています。

白内障の日帰り手術から定期検診まで幅広く対応

日帰り手術など外科的治療の対応についてお聞かせください。

芦田淳院長 あしだ眼科クリニック3

白内障については日帰りで手術を受けていただくことができます。まずは多くの皆さんが選択されている、自然に近い状態で見えることが期待できる単焦点の眼内レンズを使った手術がメインになると思います。それ以外に、2焦点や3焦点の多焦点レンズなど、今はさまざまな眼内レンズを使った白内障手術があるのですが、それについては患者さんのニーズに沿って今後対応していこうと考えています。いずれもメリットとデメリットをきちんと説明した上で治療を進めます。白内障以外の外科的治療としては、網膜剥離や糖尿病網膜症などの治療で行うレーザー治療、加齢黄斑変性症や黄斑浮腫などの治療で行う硝子体注射などにも対応します。総合病院と変わらない精度の高い医療をクリニックで提供いたしますので、患者さんも治療を受けやすいのではないかと思います。

診療において心がけていることは何でしょうか?

患者さんのことは「家族の一人だと思って診療に携わる」。これは昔から私が大切にしている診療姿勢です。患者さんがどういう気持ちでいるか、どんな不安を感じているかを常にくみ取るように心がけています。勤務医時代には重篤な緑内障などで失明の危機に不安を感じている患者さんに、患者さんの立場になって寄り添いながら「今どうするべきか」「どのような治療方法があるか」を精いっぱい説明させていただきました。患者さんに寄り添い丁寧に説明をすることで、「よく理解できて安心したよ」と言っていただいたこともあり、クリニックでもそれは大切にして診療にあたりたいと考えています。

目を守るために地域の方に伝えたいことはありますか?

芦田淳院長 あしだ眼科クリニック4

やはり目の健康を維持するためにも検診を受けていただくことをお勧めしたいですね。目の病気の中には緑内障のように自覚症状がなく進行していき、気がついたときにはかなり進行して失明に至る怖い病気もあるので。目の検査をあまりしたことがない方は40歳以上になったら一度検診を受けていただければと思います。あと、糖尿病などの基礎疾患をお持ちの方は定期検診は必須です。糖尿病の三大合併症の一つとなる糖尿病網膜症は、日本人の失明原因の上位に入るほど患者数が多いといわれています。網膜症以外にも、糖尿病は神経症や角膜症、黄斑浮腫など目のさまざまな部分に影響を及ぼしますので注意が必要です。目はとても大事な臓器で「見える」ことは生活の質に大きく関わります。目により関心を持っていただき、検診を受ける大切さをぜひ知ってほしいと思っています。

些細なことでも気軽に相談できるクリニックをめざす

先生はどうして眼科医になろうと思ったのですか?

芦田淳院長 あしだ眼科クリニック5

実は私は小学生の頃から近視が進んで眼鏡をかけるようになったんですね。当時「なぜ視力が落ちていくのか」その原因がなかなかわからなくて。それで大阪大学まで行って調べてもらい、そこで乱視からきた近視であるということがわかったんです。その時に先生方にお世話になって、将来「見える」ということに関して困っている人に対し、何かしたいと思った気持ちがずっと根底にあって眼科医の道に進みました。見えにくさで困っている患者さんに、診療を通して喜んでいただけるよう、これからも力を尽くしていきたいですね。うれしそうな患者さんを見ることは、医師としてのやりがいであり喜びでもありますから。

地域でどのような存在でありたいとお考えですか?

皆さんに親しんでもらえる、子どもさんからご高齢の方まで通いやすいクリニックにしていきたいです。敷居の高いクリニックではなく、些細なことでも目のことで心配なことがあったら気軽に相談できるような、地域の皆さんに頼っていただける、身近な存在になれたらうれしいです。よく「眼科に行くと手術を勧められるんじゃないか」と敬遠する方もいらっしゃいますが、決してそんなことはありません。治療の選択権は患者さんにありますので、「手術をするかどうか」「どんな治療をするか」も患者さんご自身が選択できます。お一人お一人の現状を考えた上で治療法をいくつか提示し、そこから患者さんご自身で選んでいただけますので、ご安心ください。不安があれば相談だけでも気軽に来ていただければと思います。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

芦田淳院長 あしだ眼科クリニック6

見えにくさを感じても「年のせいかな」「疲れているのかな」と自己判断をし、診察の機会を逃してしまうことも多いようです。ですが、大事な目のことですので、少しでもいつもと違うと感じたら早めに診察に来ていただき、原因を知って早期に治療をすることをお勧めします。当院では目の表面のトラブルである、花粉症、ドライアイやものもらいなどから目の中の病気の白内障、網膜の異常、黄斑部疾患まで眼科領域全般の診療に対応しています。「ここに来て良かった」と思っていただけるよう、地域の皆さんの目の健康をスタッフ一同でサポートいたします。車いすやベビーカーのまま院内を移動できますので、安心してご来院ください。

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