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虫歯治療を受ける際に知っておきたい
保険診療と自由診療の違い

東京神楽坂歯科

(新宿区/神楽坂駅)

最終更新日:2025/01/29

東京神楽坂歯科 虫歯治療を受ける際に知っておきたい 保険診療と自由診療の違い 東京神楽坂歯科 虫歯治療を受ける際に知っておきたい 保険診療と自由診療の違い
  • 保険診療
  • 自由診療

虫歯治療の際、その選択肢として悩むことも多い保険診療と自由診療。実際、両者にはどのような違いがあるのだろうか。「自由診療は費用が高いのでは」と考える向きも多いが、詰め物やかぶせ物の質や精度、耐久性や審美性などの違いも気になるところだ。「機能と見た目の美しさの両立を重視し、機能美を追求した虫歯治療をめざしています」と話す「東京神楽坂歯科」の菊地英樹院長は、虫歯治療にもマイクロスコープを活用し、質の高さにこだわった虫歯治療の提供に取り組む歯科医師。マイクロスコープに関する技術指導にも注力する専門家だけに、その言葉には説得力がある。虫歯治療における保険診療と自由診療について菊地院長に話を聞いた。

(取材日2023年9月1日)

虫歯治療は自由診療と保険診療でどう違うのか、知っておくことが大切

Q虫歯治療における保険診療と自由診療の違いは何でしょう?
A
東京神楽坂歯科 マイクロスコープを導入し、精度の高い治療の提供に努めている

▲マイクロスコープを導入し、精度の高い治療の提供に努めている

まず、治療にかけられる時間です。保険診療の場合はかけられる時間に制限がありますが、自由診療の場合はそれぞれの歯科医院で決まります。また、保険診療では素材に制限がありますが、自由診療では制限がありません。当院では自由診療で治療する際、用いる素材を多く準備し、その中から適切なものを選択しています。幅広い選択肢の中から素材を厳選することで、詰め物やかぶせ物の耐久性が期待できます。見た目の部分では患者さんご自身の歯と色を合わせやすいというメリットも。当院の自由診療では基本的にセラミックを用いますから、金属アレルギーの心配もありません。保険診療はさまざまな制限がありますが、料金を抑えられるのが特徴です。

Q自由診療は費用の点が気になります。
A
東京神楽坂歯科 機能面も見た目の美しさも追求した詰め物・かぶせ物の治療を提供

▲機能面も見た目の美しさも追求した詰め物・かぶせ物の治療を提供

一時的な費用は確かに自由診療のほうが高いかもしれませんが、耐久性に優れた素材を選べば10年、20年と長持ちすることが見込める点を考えると、場合によっては費用を抑えることにつながるとも考えられます。できる限り長く自分の歯でおいしく食事をしたいという方には、セラミックなど耐久性に期待が持てる自由診療の詰め物やかぶせ物をお勧めします。また自由診療の場合、治療にかける時間を歯科医師の判断で決めることができますから、時間に余裕を持って最大限丁寧に処置ができることが、僕の中では大きなメリットです。

Q虫歯治療にもマイクロスコープを活用されているそうですね。
A
東京神楽坂歯科 マイクロスコープにより治療の様子を動画で撮影することができる

▲マイクロスコープにより治療の様子を動画で撮影することができる

当院のマイクロスコープでは、およそ20倍の拡大率で患部を見ることができます。それによって、虫歯菌の削り残しの防止につながりますし、逆に必要以上に削らずに済みます。削りすぎるということは健康な歯を削ることになるので、絶対に避けるべきです。また、治療の様子を動画で記録できることもマイクロスコープのメリットです。当院では、治療後、必ず動画をお見せするシステムをつくっています。僕にとってマイクロスコープは、精密な治療を行うために非常に有用なものですが、使いこなすことが難しいということもあって、導入している歯科医院はまだまだ少ないのが現状です。

Q治療にかかる時間や期間を教えてください。
A
東京神楽坂歯科 明るい表情で話しやすい雰囲気の菊地院長

▲明るい表情で話しやすい雰囲気の菊地院長

保険診療の場合、虫歯治療にかけられる時間は約30分、当院の場合、自由診療の虫歯治療にかける時間は60分以上が基本です。後者ではできることが格段に増え、個々の処置を丁寧に、精密に行うことができます。時間をかけることで精度の高さにつながる理由の一つに、歯と詰め物の境目や段差の調整をより突き詰められるという点が挙げられます。段差があると、そこが汚れや歯周病菌、虫歯菌の慢性的なたまり場になってしまい、その歯だけでなく周囲の歯にも影響を与えてしまいますから、掃除しやすい、歯磨きしやすい環境にすることが大切です。当院では通院の頻度は2週間に1回。治療全体の期間は約1ヵ月、長くなるケースでも2~3ヵ月です。

Q詰め物やかぶせ物を長持ちさせるにはどうしたらいいのでしょう?
A
東京神楽坂歯科 歯周病を専門に学んだ歯科衛生士が在籍する

▲歯周病を専門に学んだ歯科衛生士が在籍する

虫歯の治療も大事ですが、治療後の状態を維持するためには、日頃のケアや定期的な受診によるケアが不可欠です。定期的な受診は3ヵ月に1度が目安になりますが、歯科医師や歯科衛生士がお口の健康をサポートする力は50%で、残りの50%は患者さん自身の日々のケアです。やはり、歯科医院側の一方通行では良くなりませんから、そこは患者さんとの二人三脚だと思います。当院には歯周病に精通する歯科衛生士が在籍しており、質の高さを重視した口腔ケアと適切なアドバイスを提供することができます。歯科衛生士とタッグを組んで、口腔内の治療と健康維持に努めています。

ドクターからのメッセージ

菊地 英樹院長

保険診療の虫歯治療では、どうしてもその場限りの治療になりがちですが、自由診療ではじっくり精度にこだわった治療を行うことができ、選択できる素材の幅も広がります。セラミックの詰め物やかぶせ物を用いることで色にこだわることも可能です。機能美を求めるなら、自由診療をお勧めします。時間をかけて精密に治療できる分、再治療の防止にもつながり、ひいては長い期間自分の歯を守ることにもつながります。当院では、歯ブラシでは届かない場所の汚れを除去するため、毎日のケアにフロスや歯間ブラシを取り入れるなどのアドバイスもしています。虫歯を再発させないための治療とアフターケア、患者さん自身の歯を守る意識が大切だと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

虫歯治療/セラミックの詰め物を使用する場合:9万9000円~、セラミックのかぶせ物を使用する場合:15万4000円~

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