河野 真輝 院長の独自取材記事
かわのまさき歯科
(大野城市/白木原駅)
最終更新日:2026/04/16
白木原駅から徒歩7分の場所に新規開院した「かわのまさき歯科」。和と洋が融合したようなセンスあふれる空間が印象的だ。ファミリー層が増加しているエリアだけに、訪れる患者も「子どもから高齢者まで幅広いです」と河野真輝院長。そのため、診療内容も小児歯科、一般歯科、歯周病、歯科口腔外科領域と守備範囲が広く、包括的な診療が同院の強みでもある。地域の健康寿命延伸に貢献すべく、定期的なメンテナンスの重要性を呼びかけていると話す河野院長。歯周病は糖尿病など他の疾患とも関わりが深く、場合によっては医科と連携しながら治療を進めるという。また、治療への恐怖心や不安を和らげるための笑気麻酔も導入するなど、さまざまな配慮を心がけている。開院までの経緯や診療方針などについて詳しく聞いた。
(取材日2023年8月17日)
病院の歯周病部門で歯科医師としての土台を構築
ここは駅からも近く、年代問わず人気のあるエリアですが、ご出身もこの辺りですか?

いえ、私は山口県の防府市という自然が豊かなところで生まれ育ちました。小さい頃は川遊びをしたり、山で遊んだり、よく外で遊んでいたのを覚えています。当時は特に将来の夢というのはなかったのですが、父も歯科医師をしていましたので、漠然と自分も同じ道に進むのかなぁと思っていましたね。父に治療をしてもらうこともありましたが、その時は思いっきり逃げ回っていました。治療が苦手だったんですよね。そんな子でしたが、やはり父の背中を見て育ったからか、中学生になると将来の選択肢に歯科医師が入っていました。高校の時には気持ちが固まり、福岡歯科大学に進学しました。
親元を離れての大学生活はいかがでしたか?
楽しかったです。中学高校と部活動はしてこなかったのですが、大学で仲良くなった子たちに誘われるがまま、野球部に入部。経験もなく入ったもののとても楽しくて、それはきっと、たくさんの出会いに恵まれたからこそだったからだと思います。勉強だけではなく、人として大事な部分を形成できた時間でもあったように感じますね。大学卒業後は、同大学の医科歯科総合病院の歯周病部門に入局。歯周病治療は歯科の中でも基礎となる部分だと感じたことが入局を決めた一番の理由でした。歯周病部門といっても、歯周病だけに特化せず、歯科に関する全般的な治療にも携われるところだったので、そこも魅力に感じましたし、野球部の先輩がいたので、教えてもらいやすい環境だったことも自分にとってプラスだったと思います。
さまざまな治療を包括的に学べる環境だったのですね。

だからこそ、歯科医師としての土台をしっかりと形成できたと感謝しています。幅広い症例に携わりましたし、歯を温存するための知識や技術も学べたことは、歯科医師である自分の強みになっています。歯周病は特に高齢の方が多く、歯を温存すべきか否かの判断をしなければならないケースが少なくありません。その見極める力は経験あってこそなんですよね。歯の温存に関しては患者さんの生活スタイルも考慮した上で判断しますし、重視する点も歯科医師によって見解が異なることも多々あると思いますが、私はできる限り歯を残せるよう注力。それが実現できるよう、歯周組織再生療法も学びました。このように、病院でさまざまな研鑽を重ねた後、先進的な機器を用いた治療をはじめ、幅広い治療を行っている歯科医院に入職し、そこでは分院長も務めていました。
各年代をカバーした包括的な治療の提供をめざし開院
どのような経緯で開院に至ったのでしょう。

分院長を務めた歯科医院には8年間お世話になったのですが、実はもともと開院することを念頭に置いていましたので、当初は3年ほどお世話になる予定だったんです。それが気づけば8年。その間に結婚し、子どもも誕生したことから、今がタイミングだと思い、場所を探し、本格的に開院に向けた準備に取りかかりました。これまでのキャリアを発揮すべく、家族で通える歯科クリニックをつくりたいと考えていましたので、ファミリー層が増えている利便性の高いこのエリアを選択。今年7月の開院に至りました。開院して間もないですが、すでに子どもから高齢者まで幅広い方が来院されています。
どのような主訴で来院される方が多いですか?
お子さんは虫歯よりもフッ素塗布などの予防で来られるケースが多いですね。それだけ親御さんの歯に対する意識が高くなっているのだと思います。歯科は最初の印象がとても大事で、トラウマになるケースもあることから、虫歯治療の際は特に恐怖心を与えないよう配慮しています。笑気麻酔の導入もその一つです。お子さんに限らず、治療への恐怖心や嘔吐反射がある方などに、笑気吸入鎮静法と呼ばれる、不安や緊張を感じにくくするための笑気麻酔を用いて治療を行うことが可能です。どうしても恐怖心が拭えない方は一度試されると良いでしょう。診療室はベビーカーのまま入室できるよう広めに設計。部屋ごとに仕切られた空間ですので、小さなお子さん連れの方も安心して来院していただけると思います。
成人の方はどのような主訴が多いのでしょう。

成人の方もメンテナンスで来院される方が多い印象を受けます。もちろん、歯の痛みなど虫歯の症状を訴えて来られる方もいますので、できる限り歯を削る量が少なくて済む治療に努めるなど、歯の温存を重視した治療を行っています。また、歯周病は痛みがなく、気づかない間に病気が進行しやすい病気です。そのため、早期に発見し手立てを講じることが大事。歯周病が進行すると、最終的には歯を支える土台が溶けてしまい、歯を失う可能性もあります。そうならないためのセルフケアの指導も行っています。当院が予防歯科にも注力しているのは、皆さんにいつまでもご自身の歯で食事を楽しんでほしいという想いから。特に高齢者の方は歯を失う可能性が高くなりますし、当院にも入れ歯のご相談で来られる方が多いです。
歯の温存を重視した幅広い診療で、健康寿命延伸を図る
各年代に応じた幅広い治療を実施されているのですね。

その土台をこれまでしっかりと築いてきましたので、十分に発揮できる場が整った今、一人でも多くの方に貢献できたらうれしいですね。各年代をカバーした包括的な治療を提供できるのが当院の特徴であり、強みだと思っています。家族全員で通える歯科クリニック、そして困ったときの相談役でもありたいと思っていますので、セカンドオピニオンとしてもご利用ください。今、顎の小さなお子さんが多く、歯並びのご相談も増えています。お子さんの口がぽかんと開いていることが多いなど、気になることがあればご相談ください。
お休みは十分に取れていらっしゃいますか。
休みはしっかりいただいています。小さな子どもが2人いるので、家族と過ごすことがほとんどですね。2人とも男の子なので、もう少し大きくなったらキャッチボールしたいなと思っています。妻にもずいぶんと支えてもらっていますので、家族には感謝の一言ですね。自分も親になったことで、お子さんと親御さん、双方の気持ちに寄り添えるようになったのは、歯科医師としてもすごくプラスになっていると思います。
最後に読者へのメッセージをお願いします。

虫歯に関しては、年代問わず、できる限り歯を削る量が少なくなるような治療を心がけ、歯の温存に取り組んでいます。歯は一度削ってしまうと元には戻りません。一生涯自分の歯で噛むことができれば、健康寿命延伸にも直結すると考えます。保険診療はもちろん、セラミックを用いた補綴治療などの自由診療、さらに歯周外科治療や顎関節症などにも幅広く対応。歯科口腔外科に関しては、親知らずが横に生えているなどの難症例も、大学病院から定期的に専門の先生に来ていただいているため、当院で抜歯が可能です。このように、包括的な治療をご提供できる環境が整っていますので、お口に関するお悩みがあれば、ご遠慮なく相談にいらしてください。
自由診療費用の目安
自由診療とはセラミックを用いた詰め物/3万8500~5万5000円、セラミックを用いたかぶせ物/6万500~13万2000円
※個人個人の症状や症例によって価格は変動いたしますので、あくまで目安の価格となります。詳細の問い合わせは歯科医院までお電話をお願いいたします。

