佐々木 啓行 院長の独自取材記事
千葉駅前歯科クリニック
(千葉市中央区/千葉駅)
最終更新日:2026/06/05
JR中央・総武線千葉駅西改札から徒歩1分のビルの5階にある「千葉駅前歯科クリニック」。2つの大学病院でインプラント治療を専門に研鑽を積んだ佐々木啓行(ひろゆき)院長が、2023年7月に開業した。佐々木院長は、天然歯を守ることと口腔内の長期安定をめざし、基本に忠実な診療を提供。徹底的な説明を欠かさず、「安全かつ安心で、歯科医師と患者双方にとって納得できる診療」をモットーに、精度の高い治療をめざしている。患者の話にしっかり耳を傾けることから診療を始め、日々の診療に真摯に向き合う佐々木院長に、開業の経緯やクリニックのこだわり、今後の展望などについて話を聞いた。
(取材日2023年8月1日/再取材2026年4月24日)
最後まで責任を持つ診療にやりがいを実感
開業の経緯についてお伺いします。

大学を卒業し、大学の付属病院で臨床研修を終え、東京科学大学でインプラント治療を専門とする外来専攻生として4年間勤めました。その後、昭和医科大学でのインプラント科の立ち上げに携わり、歯科補綴学講座の助教を務めた後、フリーランスという形で複数の歯科医院で診療を行ってきました。その中の一つが、千葉駅の北口にある歯科医院だったんです。2010年からインプラント治療を中心に診療を担当している間も、ずっと開業するかどうか悩んでいたのですが、長く診ている患者さんも増えて、次第に今後も責任を持って診療を続けていきたいという思いが固まってきたんです。それならば、自分で開業して腰を落ち着けたほうが、より誠実に一人ひとりの患者さんに向き合えるのではないかと考えました。これまでの患者さんを引き続き診たいという思いで、同じエリアに開業した次第です。
どのような歯科医院を作りたいという思いで開業なさったのですか?
インプラント治療の実績を積んでいく過程で、生まれ持った自分の天然歯を守ることがいかに大切かということに強く気づかされ、一般歯科の勉強も積んできました。インプラント治療はあくまで最終手段と考え、基本に忠実な治療を行うことで自分の歯を守ることを軸に置き、日々の診療にあたっています。最終的に、当院の診療は予防に行き着きます。患者さんのお悩みに向き合いながら、診療を通して、生まれ持った歯をなるべく失わないようにする予防の意識を育てていくことにも注力していきたいと考えています。開業前は、一からすべての治療に携わった経験があまりなかったのですが、口腔内が崩壊してしまっているような悪い状態であっても、最後まで責任を持って自ら診られることにやりがいを感じています。治療を通して患者さんに喜んでもらえると、歯科医師をやっていて本当に良かったと思います。
院内のこだわりも教えてください。

子どもからご高齢の方まで、どんな方でも気兼ねなく通える歯科医院にしたかったので、院内はバリアフリー設計にしました。車いすやベビーカーでも安心してお越しいただける、ゆとりのある空間になっています。また、院内には完全個室のユニットもあります。患者さんのプライバシーに配慮したかったということもありますが、子育て中の妻から、「子どもと一緒に通える歯科医院だとうれしい」というアドバイスをもらったんです。確かにそうだなと納得して、事前にご予約いただければ、小さな子どもと一緒に診療を受けていただけるファミリールームとしても使えるようにしました。ベビーカーを置けるスペースを確保したり、子ども用のマットを敷いたりすることもできますし、診療中に遊べるおもちゃや絵本なども用意しています。
現在の患者層についてお聞かせください。
開業当初は以前から診ていた患者さんや近隣にお住まいの方がほとんどでしたが、半年ほどたった頃から、意外なことに、20代の女性がたくさんいらしてくださるようになりました。インターネット上のクチコミをご覧になって来られる方も多いようで、ありがたいですね。虫歯を治療しに来られる方が多い印象です。今でも歯の治療は痛いというイメージをお持ちの方が多いと思いますが、痛みを減らすために麻酔を丁寧に行うことで、「次も治療に来よう」と、思ってくださると思うので、意識している部分ではありますね。当院のウェブ予約システムは、現在初診時のみ対応していますが、再診の患者さんにも使っていただけるよう、改善していければと考えているところです。
徹底的な説明と口腔内の長期安定をめざす治療
診療のモットーについて教えてください。

徹底的な説明を欠かしません。何回でも説明して、患者さんが納得してから治療に進むことを大切にしています。そのため、保険診療か、インプラント治療などの自由診療かを問わず、私の考えだけで治療を進めることは絶対にありません。自分もさまざまなサービスを受ける時に説明が不足していると、「どうしてそういう選択をしたんだろう」と、考えてしまう経験がたくさんありましたから。まして、患者さんご自身の体のことなので、しっかりと丁寧な説明をして、患者さんも理解し、納得していただいた上で、最後の決定は患者さんに委ねて、医療行為を行うようにしています。当然のことなのですが、これをしっかり実践するよう心がけています。
診療内容についてはいかがでしょうか?
しっかりとした技術を提供できる診療しか行っていませんので、他の歯科医院よりも治療の選択肢は狭いと思います。いわば“メニューをあえて絞った専門店”のような歯科医院をめざしています。なんでもかんでも行うのではなく、自信を持って行える治療に対応しています。また、私が治療を行う上で大切にしているのは、エビデンスに基づく、基本に忠実な治療です。口腔内の長期安定をめざして治療を行っているので、あくまでも天然歯を守るという軸で、当院でできる中での最善の結果を求めることを重視しています。
患者さんと接する時に心がけていることはありますか?

患者さんと認識をすり合わせることで、最終目的地を定めることを心がけています。ただ歯が痛いといっても、患者さんによってゴールはさまざまなんです。「大切な会議の日までに治したい」「これを機にお口のお悩みを根本的に治したい」「自分の歯を1本でも多く残したい」……。そうした、お一人お一人の異なる目標を見つけるために、まずはしっかり患者さんのお話に耳を傾けることから診療を始めます。初診では結構時間を取っているほうだと思いますね。こちらが「しっかりお話を聞きますよ」という姿勢を示すと、患者さんも自然とお話ししてくださると思います。私が気をつけているのは、患者さんの話の腰を折らないということくらいかもしれません(笑)。
困った時に気軽に頼れる身近な場所として
先生が歯科医師をめざしたきっかけは何でしたか?

漫画の影響もあって、小さな頃から、漠然と医療への憧れを持っていたんです。いざ進路をどうするのかと考えるタイミングで、「自分に医師が務まるのか」と、かなり悩んだ時期がありました。そして、やはり何かしら医療に携わる道を選びたいと思って模索した先に見つけたのが、歯科医師です。私の周囲には知識も技術も優れた人が多かったものですから、いつも追いつけない、もっとできることがあるはずなのに、という葛藤がありました。今思えば、そうしたレベルの高い環境に身を置いていたからこそ、自分の知識や技術を冷静に見つめる姿勢が育ったのかもしれません。
今後の展望をお聞かせください。
これからもっともっと地域になじんでいきたいと考えています。地元の方に、「歯のことだったら、千葉駅前歯科クリニックに行ったらいいよね」と、思っていただけるような、身近な存在でありたいですね。当院は、小さなお子さん連れでも通っていただきやすいと思いますし、何か困ったことがあったら家族みんなが相談できる場所になれたらと思っています。
最後に、読者へのメッセージをお願いします。

口腔内のことで何かお悩みの際は、どんなに小さなことでも構いませんので、遠慮せずにぜひ一度見せにいらしてください。わからないこともたくさんあると思いますので、一つ一つきちんと説明します。患者さんに真摯に向き合って、しっかりお話を伺い、一緒に診療のゴールを設定して、歯科医師も患者さんも納得できる診療を提供したいと考えています。歯の健康を守り育てていくパートナー的存在として、今抱えていらっしゃるお悩みを一つでも多く解決するためのお手伝いをさせていただきますので、まずはお気軽にご相談ください。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント治療(1本)/46万2000円~

