今村 修三 副院長の独自取材記事
OBP今村クリニック
(大阪市中央区/京橋駅)
最終更新日:2026/07/16
大阪ビジネスパーク駅から徒歩約1分、京橋駅からもアクセスしやすい場所にある「OBP今村クリニック」は、2005年に寝屋川市の「今村クリニック」の分院として開院したクリニックだ。本院が地域密着型のかかりつけ医として幅広い診療を担う一方、同院では大阪ビジネスパークという立地を生かし、働き盛りの世代を中心とした糖尿病や高血圧症、脂質異常症などの生活習慣病の診療と予防医療に注力。ウェブ予約やウェブ問診、オンライン診療などを積極的に導入し、忙しいビジネスパーソンでも無理なく通院を続けられる環境づくりに取り組んでいる。「忙しいからこそ効率的に受診して、健康維持に役立ててもらいたい」と笑顔で話す今村修三副院長に、同院ならではの取り組みや診療への思い、今後の展望について話を聞いた。
(取材日2026年6月17日)
忙しい毎日を送るビジネスパーソンのためのクリニック
ますは御院の成り立ちから聞かせてください。

当院は2005年に、寝屋川市にある「今村クリニック」の分院として開院しました。父である今村稔理事長は多くの患者さんと接する中で、「病気を治療するだけでなく、予防することの重要性」を強く実感したそうです。そこで、予防医療をより積極的に実践する場として開院したのが当院です。大阪ビジネスパークという立地を生かし、主に働き盛りの世代を対象に、糖尿病や高血圧症、脂質異常症などの生活習慣病の診療や予防医療に力を入れています。忙しい毎日を送るビジネスパーソンの健康を維持し、将来の重症化を防ぐために、各種健康診断や栄養指導にも積極的に取り組みながら、一人ひとりのライフスタイルに合わせた継続しやすい医療を提供しています。
働き盛りの世代を対象としたクリニックならではの特徴はありますか?
当院の大きな特徴は、働き盛りの世代が無理なく治療を継続できる環境づくりに力を入れていることです。糖尿病や高血圧症、脂質異常症といった生活習慣病は、自覚症状がほとんどないまま進行することも多く、仕事が忙しいことを理由に受診を後回しにしてしまう方も少なくありません。私自身、大学病院等で内分泌・代謝領域を中心に診療に携わってきたのですが、症状が進行してから受診して「もっと早く来ていればよかった」と後悔する患者さんを数多く診てきました。だからこそ当院では、「忙しいから通えない」のではなく、「忙しくても通い続けられる」ことが大切だと考えています。仕事や日々の生活と治療を無理なく両立できる環境を整えることで、病気の重症化を防ぐことにつなげ、健康な毎日を長く維持していただきたいという思いで診療にあたっています。
具体的には、どのような工夫や対策をされていますか?

私が副院長に就任してから特に力を入れてきたのが、院内滞在時間の短縮とDX化です。以前は紙カルテを使用していたため、採血や検査を含めると診察全体で1時間以上かかることも珍しくありませんでしたが、現在はウェブ予約やウェブ問診を導入し、スマートフォンから手軽に予約できる仕組みを整えました。また、電子カルテの活用や院内業務の見直しを進めることで、診療の効率化も図りました。その結果、混雑状況にもよりますが、検査がなければ30分以内で診療を終えられるケースがほとんどとなりました。また、オンライン診療や処方に関するサービスも活用し、定期的な通院が必要な患者さんでも負担を軽減しながら治療を継続できる環境づくりを進めています。
健診から診断、治療まで一貫してサポート
健康診断に注力されていますね。

当院には健診センターが併設されており、企業健診と個人健診の両方に対応しています。働き盛りの世代が多い立地だからこそ、できるだけ多くの方に健康診断を受けていただき、ご自身の健康状態を知ってほしいと考えています。また、私たちは健診を「受けて終わり」とは考えていません。例えば、健診で異常が見つかった場合には、そのまま当院で継続して診療を受けていただくこともできますし、必要に応じて追加検査を行ったり、専門医療機関へ紹介したりすることもできます。CTなどの専門性の高い検査が必要な場合には、連携先の医療機関と協力し、できるだけスムーズに精査へつなげられる体制も整えています。健康診断は健康を守るための第一歩。健診から診断、治療、継続的なフォローまで一貫してサポートできることは、当院の大きな強みの一つです。
生活習慣病の診療で大切にしていることを教えてください。
一番大切にしているのは、患者さんに病気を正しく理解していただくことです。生活習慣病は自覚症状が乏しいまま進行することが多く、どうしても「今は元気だから大丈夫」と思ってしまう方が少なくありません。しかし、そのまま放置してしまうと、心筋梗塞や脳梗塞など重大な病気につながるリスクがあります。だからこそ診療では、できるだけ丁寧に説明し、ご自身の体で何が起きているのか、なぜ治療が必要なのかをわかりやすくお伝えすることを心がけています。そのために、診療以外の時間を徹底して効率化し、患者さんと向き合う時間をしっかり確保するよう心がけています。患者さんが納得した上で治療に取り組み、前向きに生活習慣を見直していただけるような診療をめざしています。
具体的にはどのように治療していくのですか?

生活習慣病の治療では、患者さん一人ひとりの状態や生活スタイルに合わせて治療方針を考えていきます。近年は糖尿病をはじめとする生活習慣病の治療薬が大きく進歩しており、10年、20年前と比べても選択肢は格段に広がりました。当院でも新しい治療薬や持続血糖測定器などの先進的な医療技術を積極的に取り入れ、患者さんにとって適した治療をご提案しています。ただ、いくら良い薬があったとしても、薬だけですべての問題の解決が見込めるわけではありません。大切なのは、薬と食事、運動のバランスです。特に糖尿病や甲状腺疾患などは長期間にわたって付き合っていく病気ですから、治療効果だけでなく、副作用や生活への影響にも十分配慮しながら、その時々の状態に応じて適した薬を選択していきます。
利便性や満足度を高め、地域の健康を支えていきたい
生活習慣の改善もサポートされているそうですね。

もちろんです。生活習慣病の治療は薬だけで完結するものではありません。食事や運動といった生活習慣を見直すことで、薬の量を減らせたり、良い状態を維持できたりすることが期待できます。ただ、「今日から食事を変えましょう」「運動を始めましょう」と言われても、実際に続けるのは簡単なことではありません。そこで当院では、管理栄養士による栄養指導にも力を入れています。初回は30分以上かけてじっくりお話を伺い、患者さんの普段の食生活や生活リズムを確認しながら、「どこを少し変えれば無理なく続けられるか」を一緒に考えていきます。一方的に制限を押しつけられるのは誰でも嫌なもの。その方のライフスタイルに寄り添いながら、無理のない形で食事や運動習慣の改善をサポートしていきたいです。
本院でも診療されているそうですね。
私は現在、理事長と協力しながら、月・水・金曜日はOBP今村クリニック、火・木・土曜日は本院で診療を行っています。本院では地域密着型のかかりつけ医として幅広い診療に携わり、こちらでは働く世代を中心とした生活習慣病の診療や予防医療に力を入れています。異なる特徴を持つ2つのクリニックで診療することで、それぞれの患者さんのニーズや課題にふれる機会があり、多くの気づきを得ています。本院で培った地域医療の視点がこちらでの診療にも生かされていますし、その逆もあります。日々さまざまな経験を積み重ねられることで、自分自身も成長できていると実感しています。
今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

今後は、生活習慣病が専門のクリニックとして、さらに質の高い医療を提供していきたいと考えています。新しい治療法や医療技術も積極的に取り入れながら、患者さん一人ひとりにより良い選択肢をご提案できる環境を整えていきたいですね。また、健診センターについてもシステム化をさらに進め、受診される方の利便性や満足度を高められるよう取り組んでいきたいと思っています。加えて、日々の診療だけでなく、新しい治療法や医療の発展につながる研究にも積極的に関わり、地域の皆さんへより良い医療を還元していきたいと考えています。健康に関することは一貫してお任せいただけるよう、これからも地域の皆さんの健康を支えていきたいです。
自由診療費用の目安
自由診療とは個人健診/2万9700円~、人間ドック/3万9600円~

