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石本 圭亮 院長の独自取材記事

宝塚いしもと歯科

(宝塚市/逆瀬川駅)

最終更新日:2023/09/25

石本圭亮院長 宝塚いしもと歯科 main

逆瀬川駅から車で5分。「宝塚いしもと歯科」は、2023年6月に、地域住民が集まるスーパーの隣に開業した。石本圭亮院長は、穏やかな人柄で優しい語り口が印象的な歯科医師。子どもから高齢者まで、さまざまな世代が通いやすいよう、スーパーの隣というこの立地を選んだという。一般歯科に審美歯科など幅広い診療内容に対応する同院だが、石本院長が特に得意とするのが入れ歯とインプラント治療。どちらも丁寧で基本に忠実な治療をモットーに、経験を生かしながら患者が安心できる施術をめざす。スタッフには看護師や保育士などの他業種も配置し、栄養管理や食育にも対応するなど、口だけでなく患者の体全体を診る診療も特徴といえるだろう。「患者さんを幸せに、そして健康にしたい」と話す石本院長に、診療内容や歯科医療にかける思いを聞いた。

(取材日2023年6月27日)

生活の中心であるスーパーの隣で、幅広い世代を診療

先生が歯科医師をめざしたきっかけから教えてください。

石本圭亮院長 宝塚いしもと歯科1

もともと医療の道に興味があり、いつからか将来は医師になりたいと思うようになりました。歯科医師を選んだのは、病院の中でも、歯科医院が子どもの時から身近な存在だったからです。理由はもう1つありまして、この先、高齢化社会がさらに進行するのに伴い、より多くの人が年を重ねても健康でいるためには、まずはしっかり噛めることが大切だと考えたんです。特に、歯を失った場合には入れ歯がとても重要だと思い、大学卒業後は神奈川の歯科医院で入れ歯について詳しく学びました。しかし、学びを深めていく過程で入れ歯やブリッジではカバーしきれない症例も多いことに気づきました。そこで、今度はインプラント治療を得意とする静岡の歯科医院に移り、2年間経験を積みました。その後、自分も開業したいと思うようになり、千葉のクリニックの分院長として働きながら準備を進め、地元の関西に戻ってきました。

開業にあたり、なぜこの場所を選ばれたのでしょうか?

開業前、大型スーパーが隣にある歯科医院で働いていたことがあります。生活の中心となる場所ですので、年齢も仕事も異なる地域のさまざまな人たちが集まっていて、歯科医院にも幅広い世代の患者さんが来ていました。この時の経験から、自分も開業するならばこうした生活の中心で、さまざまな患者さんを診たいと考えていて、ちょうどいい物件はないかと探していたところ、たまたま見つけたのがスーパーの隣のこの場所だったんです。私が求めていた条件にぴったりで、以前も歯科医院だったと聞き、ご縁を感じましたね。歯科医院という場所は、人によっては足が遠のきがちになってしまいますが、ここであれば買い物ついでに寄ってもらえますし、何より気軽に通ってもらえるかなと思っています。駐車場も広いので、車で来られる方やお子さんも通いやすくなっています。

診療内容と、想定している患者層について伺います。

石本圭亮院長 宝塚いしもと歯科2

虫歯や歯周病などの一般歯科や小児歯科から、根管治療、入れ歯、インプラント治療、ホワイトニングをはじめとした審美歯科など、矯正以外であればなんでも対応しています。患者さんの層としては、赤ちゃんから私と同年代の働き世代、高齢の方まで、年齢問わず診察していきたいと思います。ベビーカーや車いすの患者さんを想定して、院内はバリアフリー設計になっていますし、待合室にキッズルームも用意しました。また、妊娠中はつわりで歯磨きができなかったり、ホルモンバランスの変化によって歯茎の出血や晴れが起きやすくなったりするため、そうした妊婦さんのためのマタニティー歯科診療も行っていきたいと考えています。

看護師や保育士を配置し、栄養指導や食育にも取り組む

こちらの歯科医院の強みや特徴は何ですか?

石本圭亮院長 宝塚いしもと歯科3

診療内容が幅広いので、いろいろな世代や状態の患者さんに対応できるということ、そして、私が得意とする入れ歯やインプラント治療については特に力になれるということです。さらに、当院では看護師や保育士など他職種の資格や経験を持つスタッフが働いています。そのため、栄養管理やお子さんの食育など、そうした栄養や健康づくりに関するご相談にも対応できます。看護師がいることで、さまざまな治療にあたって患者さんの体調管理を任せられるので、患者さんにも安心してもらえるのではないかと思っています。また、お子さんの治療の際には、子どもに関するプロである保育士のスタッフに入ってもらい、お子さんができるだけ早く治療に慣れるために力を借りたいと思います。

得意とされる入れ歯とインプラント治療について詳しく教えてください。

歯を失った場合の選択肢として、大きく分けると入れ歯とブリッジ、インプラントがあります。まず入れ歯についてですが、製作中に1つの工程が駄目になると、それが完成に大きく影響してしまうので、色などにもこだわりながら1個1個丁寧に作るようにしています。基本に忠実に、工程を省略したり省いたりしないと自分の中で決めながらやっていますね。そして、入れ歯は患者さん本人による管理も重要になってくるので、患者さんには作る過程からしっかり説明しながら進めていきます。一方、インプラントについては、しっかり噛むことが期待でき、ほかの歯を削る必要はないため、自分の歯で噛んでいる感覚により近づけたい方や、見た目を美しく仕上げたい人にはお勧めです。入れ歯と違って手術が必要になるので、ガイドシステムを使って細かくシミュレーションし、必要以上に口腔内を傷つけることがないよう安全性に配慮して行っています。

予防歯科にも力を入れているそうですね。

石本圭亮院長 宝塚いしもと歯科4

成人の方については、歯周病を早期発見するという意味でも、定期検診や治療後の定期的なメンテナンスを心がけてもらいたいと思います。早期に虫歯や歯周病を見つけることができれば、重症化してから行うより治療期間も短く、治療にかかるお金も少なく済みますから。当院では、患者さんが理解しやすいよう説明の時間を長く取り、口腔内写真を使うことで視覚的にもわかりやすくするなど工夫しています。こうした取り組みが、患者さんのモチベーションアップにつながるとも考えています。お子さんであれば、できるだけ歯科医院を好きになってもらい、定期的に歯科医院に行くことを当たり前と思ってもらえるよう、小さいうちから働きかけてきたいですね。皆さん、通院を「面倒くさいな」と感じてしまったり、歯に対する意識が低くなってしまったりするのは、どうしてもあると思います。当院に来てもらうことで、その意識を変えていけたらと考えています。

宝塚の地で、長く続く歯科医院をめざして

患者さんと接する際に大切にしていることは何ですか?

石本圭亮院長 宝塚いしもと歯科5

まずは患者さんに「行きたくない」と思わせないこと。ファーストステップとして、通いやすい環境を整えていたいと思っています。そのためにも、丁寧で確実な説明や、わかりやすい治療費の提示はとても大切にしています。先ほどお話しした広い駐車場やバリアフリー設計、看護師や保育士の配置もそのうちの一つです。当院は日曜も診療しているので、平日がお仕事の方でも通いやすいと思います。後は、患者さんを不安にさせないために、細かな声かけと常に穏やかな対応をスタッフ全員が心がけています。

兵庫に住むのは初めてということですが、今後楽しみなことはありますか?

兵庫県は山も海もあり、温泉も素晴らしいと聞いています。私は学生時代、パワーリフティングをやっていて、トレーニングやサーフィンなどのアウトドアが好きなので、休みの日にはいろんな場所へ出かけて、四季折々で楽しめるスポーツやきれいな場所を見つけたいと思っています。宝塚も、近くに川がありとても気に入っています。これからゆっくり時間をかけて。この土地を知っていけるのが楽しみです。

今後の展望と、読者へのメッセージをお願いします。

石本圭亮院長 宝塚いしもと歯科6

私たちの目標は、患者さんを幸せに、健康にすることです。帰る際、皆さんが笑顔で美しくいられるよう、それを意識しながら診療に臨んでいます。今後は治療やさまざまなイベントを通して、地域の人たちに当院を知ってもらい、かかりつけ医に選んでいただけるよう努めていきます。虫歯予防や正しいブラッシングの啓発も積極的に取り組んでいきますので、歯について知りたい方やもっとケアに力を入れたいと考えている方は、ぜひご相談ください。また、入れ歯で悩まれている方、インプラント治療を考えている方は、これまでの経験を生かして詳しいご相談に乗れますので、いつでも気軽にいらしてください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/44万円~、ホワイトニング/2万2000円~

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