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石田 和也 理事長の独自取材記事

日下診療所

(荒川区/南千住駅)

最終更新日:2024/03/22

石田和也理事長 日下診療所 main

南千住駅西口から徒歩3分ほどにある「日下診療所」。内科、糖尿病内科、小児科を標榜する地域のかかりつけだ。新たに理事長に就任した石田和也先生は東京女子医科大学病院などで、内科全般の診療経験を積むとともに、生活習慣病や甲状腺疾患を専門に研鑽してきた。同院でも高血圧症や糖尿病、高コレステロール血症(脂質異常症)、甲状腺疾患、睡眠時無呼吸症候群といった幅広い分野の診療や、健康診断、各種予防接種などを提供し、地域の健康寿命延伸に努めている。また同院は、オンライン診療や土日診療にも対応しているため、仕事や子育てに忙しい世代の人たちも健康管理のために利用しやすいだろう。「お子さんから大人の方まで、ご家族でご利用いただきたいです」とほほ笑む石田理事長に、得意分野や診療方針まで詳しく聞いてきた。

(取材日2023年10月1日)

内科全般を診るかかりつけ医。生活習慣病が得意分野

先生が医師をめざし、内科の道に進まれたのはなぜでしょう。

石田和也理事長 日下診療所1

大きなきっかけがあるわけではないのですが、幼少期から大工だった祖父に「お医者さんになるんだよ」と刷り込まれていて(笑)、気がついたらなっていたという感じです。大学時代は医師以外にも目が向き、就職活動をしたこともあるのですが、やはり人の命に携わることができるこの職業に魅力を感じました。内科の道に進んだのは、研修医時代に本当に多くの方が生活習慣病で困っているのを実感し、内科医になれば、多くの人の力になれそうだと考えるようになったからです。若い方でも、2次性高血圧などの高血圧疾患になることは少なくありません。そうした方が治療を経て良くなる姿を見られれば、それが私のやりがいになるんです。生活習慣病は治療の成果が数値の変化として見えるので、その点も内科の医師としてのやりがいですね。

石田先生は糖尿病などの生活習慣病の治療がお得意なのでしょうか。

はい。内科全般の診療経験を積む中でも、大学病院などでは、高血圧症や糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病、甲状腺疾患を専門としていましたので、そうした疾患の治療は特に得意としています。勤務医時代は、すでに進行した状態の患者さんを診ることが多かったのですが、当診療所では、もっと早い段階で介入し、地域の皆さんが大きな病院まで行くようなことがなく済むように、というところをめざしたいという思いでいます。また、当院は内科、糖尿病内科だけでなく、小児科も標榜していますので、ご家族みんなの健康管理のために来ていただきたいです。必要に応じて適切な医療機関を紹介することもできますので、まずはどんなことでも相談ください。

糖尿病は腎臓など体のさまざまな場所に影響を及ぼすと聞いたことがあります。

石田和也理事長 日下診療所2

そうですね。糖尿病が悪化すると目・腎臓・神経にも影響を及ぼしますから、糖尿病を診る際は腎機能を確認しながら治療を進めることが大切です。糖尿病の怖いところはそればかりではなく、高血圧症や脂質異常症などとも関連性があり、血管へのダメージから脳梗塞や心筋梗塞につながることもあります。ただ、糖尿病は初期段階では自覚症状がほぼないのです。そのため、数十年後のリスクを下げるためには、早い段階から生活を見直すことが重要です。ですが、無理な食事制限や運動では長続きしませんよね。当診療所では患者さんの年齢や職業も考慮しながら、無理なく長続きできるような生活改善のアドバイスをします。今は薬や注射の選択肢もそろっていますから、一緒に健康な体づくりに取り組んでいきましょう。

大人にも子どもにも安心してもらえるよう説明は丁寧に

先生の診療方針を教えていただけますか?

石田和也理事長 日下診療所3

一つは、患者さんには少しでも安心して帰ってもらえるように、ということです。わかりやすい症状がある方だったら、「この薬を飲んでください」とお伝えできますが、例えば、血圧が高いものの特段症状がない、ただ、治療の必要はあるというような場合は「この薬を飲んで治療すれば、こういう良いことがありますよ」ということまでお伝えして納得してもらってから治療に臨んでいただきます。きちんと説明するということは一番大事にしていることですね。また、可能な限り診断名は伝えたいと思っています。クリニックに行っても診察を受けて、ただ薬もらって終わりということもあるかと思いますが、患者さんにとっては、改めて診断名をもらうことが一つの安心につながるのではないかと考えています。

小児科診療もされているとのことですが、お子さんを診る上で大切にしていることは何でしょう。

基本的には大人の診察と同じですね。お子さんも大人もきちんと診察をし、丁寧にコミュニケーションを取って、「これが必要だと思いますので、この治療をしましょう」ということを本人にもきちんと伝える。どの年代の患者さんに対しても、そのことは一貫して大切にしています。お子さんの診療で特に留意していることがあるとすると、お薬を出す際には過剰にならないように、ということはあります。必要なお薬を見極めて、必要なだけ出しています。熱などの症状がある時にすごくぐったりしていたお子さんが、元気になってくれれば、私としてもとてもうれしいです。

患者さんにはどんなときに相談に来てほしいですか?

石田和也理事長 日下診療所4

熱がある、痛みを感じるといったはっきりした症状がなかったとしても、「何かがおかしい」、と感じるときは誰でもあるものです。それは、体や心が発している何らかのサインかもしれません。ですので、違和感がある時は遠慮せずに相談に来ていただきたいですね。不安を解消できるようにお話をしっかりと伺い、内科、小児科、生活習慣病などについてこれまで学んできた私の経験を生かしながら、南千住の皆さんの健康をお守りします。患者さんが健康を少しでも長く保てるようにお手伝いすることがかかりつけ医である当診療所の役割だと考えています。

南千住の人々が笑顔でいられる診療をめざして

南千住という地域にも親しみを抱いていらっしゃるとか。

石田和也理事長 日下診療所5

そうなんです。当診療所の理事長となったことで南千住と関わりが深くなり、「とても住みやすそうなところなのだな」と、改めてこの辺りの雰囲気の良さを実感しています。せっかくのご縁ですから、地域の皆さんとお付き合いを重ねながら、その時々で必要と思われる医療をご提案し、長い目で健康をお守りできればうれしい限りです。患者さんに寄り添い、信頼関係を育み、今よりもっとこの町や周辺の皆さんと親しくなることができればと思っていますし、そうなれることをとても楽しみにしています。

お忙しい毎日かと思いますが、お休みの日はどのようにお過ごしですか?

特に何をしているわけでもありませんが、犬を飼っていますので、公園などに散歩に行ってひたすら遊ばせています。今は、愛犬と過ごす時間がリラックスできる時間ですね。でも、もともとそんなに犬が好きだったわけではなかったんです。ところがボーダーコリーを初めて飼ったら犬のかわいさに目覚めまして、動物全般に優しい目を向けるようになりました。それで保護犬を引き取り、今は2匹飼っています。他には趣味と言えるようなものはないものの、やはり医師としては太ると患者さんに対して説得力がなくなってしまいますので、食事のバランスや塩分に気を配り、定期的に筋力トレーニングをするよう意識しています。

最後になりますが、地域の方々や読者の皆さんにメッセージをお願いします。

石田和也理事長 日下診療所6

生活習慣病は、どれも痛くもかゆくもなく進む病気ばかりです。放置すると脳梗塞や心筋梗塞を引き起こすこともありますので、しっかりコントロールしておく必要があるということを本当にお伝えしたいと思っています。進行して深刻な症状を起こしても最近は命が助かることも望めるのですが、その後のリハビリテーションが大変なんです。今は健康な方も、10年後、20年後に困ることが出てくるかもしれません。皆さんにそのようなつらい思いをしてほしくない、というのが一医師としての切なる願いです。そのためにも、当診療所は気軽に、体の不調を最初に相談に来てもらえる場所であり続けられたら。これからも適切な医療を提供するのはもちろん、利便性を向上させ、かかりつけ医として南千住の方々が笑顔でいられる診療をめざしていきます。

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