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村山 一宏 院長の独自取材記事

ソラリス整形外科 大阪福島リハビリテーションクリニック

(大阪市福島区/野田阪神駅)

最終更新日:2023/06/29

村山一宏院長 ソラリス整形外科 大阪福島リハビリテーションクリニック main

野田阪神駅から徒歩1分、海老江駅からも徒歩4分と至便性抜群の「ソラリス整形外科 大阪福島リハビリテーションクリニック」は日本整形外科学会整形外科専門医で、スポーツ医学にも詳しい村山一宏(むらやま・かずひろ)先生が院長を務めるクリニックだ。2023年6月に開院し、幅広い年齢層の人が暮らす活気あふれる街で、多岐にわたる治療を提供している。村山院長は勤務医時代の経験を生かして、リハビリテーションを積極的に行うクリニックをつくることを決意。理学療法士によるアプローチのほか、エコー検査装置、全身型骨密度測定器、体外衝撃波治療器を導入し患者が健康的な日々を送るためのサポートを行う。村山院長のこだわりと情熱が詰まった美しいクリニックで、特徴や理念、医療にかける思いなど、存分に聞かせてもらった。

(取材日2023年6月10日)

幅広い年齢層が暮らす活気あふれる街のクリニック

開業から1週間ほどたちましたが、手応えはいかがですか?

村山一宏院長 ソラリス整形外科 大阪福島リハビリテーションクリニック1

ありがたいことに、早速手応えを感じています。当院はリハビリテーションを積極的に行うクリニックですが、今までそのような医療機関が近隣になかったという患者さんの声を聞くことができています。もともとリハビリテーションを行えず困っている方の期待に応えたいと思い開業に至りましたので、開業から1週間でそのお言葉をいただけたことはとてもうれしいですね。当院のある大阪市福島区は、昔からこの地に住んでおられる方が多いんです。一方で福島区は若い世代の方も増えていて、人口が増えているエリアでもあります。そのような活気のある街で役に立てるクリニックをめざしていきたいと思っています。

クリニック名の由来を教えてください。

「ソラリス」とは、ラテン語で太陽という意味です。これまで勤務医をしてきた中で感じていたのは、整形外科に来る患者さんは治療をきちんと行えば、回復がめざせるケースが多いということです。だからこそ、前向きな気持ちで治療にあたってほしいという意味を込めて、明るいイメージを連想させる「ソラリス」という単語をクリニック名に入れました。合わせて院内やスタッフの制服も明るい色合いにしました。ちなみに当院のロゴマークはわが家の家紋をモチーフにしています。使うことを家族に相談したら、とても喜んでくれました。

大阪市福島区で開業を決めたのはなぜですか?

村山一宏院長 ソラリス整形外科 大阪福島リハビリテーションクリニック2

私は開業前、神戸にある「あんしんクリニック」に勤務していました。そこで培った経験を診療圏の異なるエリアの患者さんに生かすことで、地域貢献がしたいという思いを持っていたんです。当院は「あんしんクリニック」のある神戸と阪神電車でつながっていますし、母校である兵庫医科大学にも近く連携が取りやすいこと、また、私が安心して患者さんを紹介できる整形外科の病院にも近いということもあり、この地での開業を決めました。そして勤務医時代に福島区に住んでいたので土地にも愛着があるんですよ。人が多く活気があって、他のエリアから集う人も大勢います。そんな愛着ある街だからこそ、この地域に貢献したいと思っています。

保存的治療に注力し患者のニーズに寄り添う

先生が開業しようと思ったきっかけについて教えてください。

村山一宏院長 ソラリス整形外科 大阪福島リハビリテーションクリニック3

整形外科は読んで字のごとく、手術をする診療科で、私も手術に興味があって整形外科医になりましたが、実際に外来の診療をしていると、リハビリテーションやブロック注射など、痛みを取るための治療を積極的に行って、運動機能の回復をめざせる方が多かったんです。そのような保存的治療を大切にする、まだ担い手の少ない「整形外科の手術以外の治療」をしっかり行うクリニックがあれば、今までと異なる方法で患者さんの役に立てるのではないかと思ったのがきっかけです。

こちらのクリニックでは、どのような保存的治療を受けることができますか?

リハビリテーションやブロック注射、薬などを組み合わせて治療を進めます。また当院では、全身型骨密度測定器を導入しています。一般的な健康診断では、かかとで測定する機械が主流ですが、 骨粗しょう症の判断基準の一つは腰の骨密度です。基準に沿った形で治療したいという思いがあったので、導入を決めました。福島区はご高齢の方がたくさん住んでいますので、この機器で測定を行うことで適切な診断を行い、骨折を未然に防ぎたいと考えています。

注力されているリハビリテーションについて、詳しく教えてください。

村山一宏院長 ソラリス整形外科 大阪福島リハビリテーションクリニック4

勤務医時代の経験で、手術以外の方法でも患者さんの症状を良くすることがめざせるのだと実感しました。だからこそ、当院では広いスペースを確保して、理学療法士による専門的なアプローチを受けられるようにしました。加えて、エコーや体外衝撃波治療器といった医療器具などを組み合わせて、できる限り迅速な診断と治療を行い、すべての方が快活で健康的な生活を送れるようサポートを行っています。また、リハビリテーションは、スポーツをしている方にとっても重要です。医師と理学療法士の連携が十分に取れているクリニックだからこそ、パフォーマンスを最大限に引き出し、けがの再発を防ぐサポートができるのではないかと考えています。当院にもすでにスポーツをしている患者さんが来院していますが、なかなか症状が治らない患者さんが当院で治療を受けて元気になる様子を見られたら、とてもうれしいですね。

リハビリテーションのフロアと外来のフロアが分かれているんですね。

これも当院の特徴のうちの一つで、リハビリテーションのスペースをしっかり確保したかったこともありますが、フロアを分けることで、外来用の受付とリハビリテーション用の受付を設置することができました。医療機関の中でも、特に整形外科は待ち時間が長くなってしまうイメージがありますが、フロアと受付をそれぞれ分けることで、リハビリテーションの患者さんは外来の患者さんを気にすることなく来院していただけます。もちろん逆もしかりで、外来の患者さんにも待っていただきやすい環境になっています。また、どちらの受付にも自動精算機を導入して、少しでも患者さんの待ち時間を短縮できるよう取り組んでいます。その他にも、3階の内装を明るくやわらかく、2階をスポーティーなジムのような雰囲気にすることで、患者さんがリラックスして明るい気持ちで通いやすいクリニックになるよう心がけています。

患者の健康を真に考えた幅広い医療提供を

大切にされている医療理念について教えてください。

村山一宏院長 ソラリス整形外科 大阪福島リハビリテーションクリニック5

病院は基本的には、行かなくて良いなら誰もが行きたくない場所だと考えています。一方で、病院がないと皆さん不安でしょうし、困ると思うんです。だからこそ私は、「どうやったら病院に通わなくても済む健康的な体を手に入れられるか」という方法を、医療機関として提示することに努めています。運動器疾患で困っている人をなくし、すべての患者さんが快活に元気に過ごせるようにお手伝いすることが、当院の使命です。困った時に頼りになる医療機関をめざしたいですね。また、クリニックは働くスタッフにとっても大切な場所でもあります。当院は受診する患者さんにとっても、スタッフにとっても、地域社会にとっても良い、「三方良し」のクリニックをめざしたいと思っています。

クリニックの今後の展望についてどのようにお考えですか?

まだ開業して間もないので、まずは地域の皆さんにもっと知っていただいて、足腰や肩などのことで困ったら気軽に足を運んでもらえる場所、「困ったらソラリスに行けばいいよ」と言ってもらえるようなクリニックになることですね。私もこれまで数々の病院で勤務してきたのですが、たとえ、国内で見ても非常に多くの症例数がある病院だったとしても、その患者さんの多くは近くにお住まいの方々でした。つまり、地域の方にとって近くの医療機関は、それだけ頼れる大きな存在なのです。なので、当院もまずは、福島区の皆さまから頼られる存在になりたいと思っています。そしてその先の目標である「より多くの運動器疾患で困る人をなくしたい」という思いの実現をめざして、日々努力していきたいと思っています。

最後に、読者に向けたメッセージをお願いします。

村山一宏院長 ソラリス整形外科 大阪福島リハビリテーションクリニック6

当院は大学病院などの大きな病院とは異なり、アットホームなクリニックですので、気になるところがあるとか不安に思う点がある場合は、お気軽に受診にいらしてください。平日は夜7時まで開けていますし、駅からの利便性が高い場所ですので、日中働いていてなかなか受診するタイミングをつくれない会社員の方も、お仕事帰りにぜひお立ち寄りください。

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