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虫歯・歯周病の予防だけではなく
歯の発育や機能低下防止にも注力

仁歯科はるのまち

(北九州市八幡東区/八幡駅)

最終更新日:2024/04/30

仁歯科はるのまち 虫歯・歯周病の予防だけではなく 歯の発育や機能低下防止にも注力 仁歯科はるのまち 虫歯・歯周病の予防だけではなく 歯の発育や機能低下防止にも注力
  • 自由診療

予防歯科が一般的に浸透してきた昨今だが、それだけで「噛む・食べる・飲み込む」というすべての機能を守っていくことは難しい。ポカンと口が開いたままの子どもや高齢者の食べこぼしには、口腔周囲筋の未発達、もしくは衰えが関係している。「仁歯科はるのまち」では通常の予防歯科に加え、口の周りの筋肉を適切に鍛え、それを維持するためのサポートも実施。「お口の健康は糖尿病などの生活習慣病や認知症とも関係しています。自分やご家族が将来どんな歯でいたいのか、そのために何をすべきか、ぜひ一緒に考えていきましょう」と話すのは中川智仁院長と、妻の中川史子副院長。訪問歯科診療にも注力する2人に、同院がめざす「おいしく食事ができるお口づくり」の具体的な内容や、家族で歯科医院に通う大切さについても詳しく話を聞いた。

(取材日2023年7月20日)

虫歯・歯周病のほか、年代ごとの口腔機能にも着目。小児の顎の未発達や高齢者の嚥下障害の予防に力を注ぐ

Q「おいしく食事できる口腔環境づくり」のため何を行うのですか?
A
仁歯科はるのまち 口に関する悩みはなんでも相談してほしいと話す院長

▲口に関する悩みはなんでも相談してほしいと話す院長

【智仁院長】世の中に「予防歯科」は浸透してきたと感じていますが、予防すべきは虫歯や歯周病だけでないというのが私たちの考えです。スタンダードな予防に、お子さんであれば舌を動かす筋力が伴っているか、顎が下がって気道が確保しづらくなっていないか、高齢の方であれば咀嚼や嚥下機能が衰えていないか、衰え始めているならその低下を緩やかにしていくなどのプラスアルファの治療と予防が、今後は必要になると考えています。副院長も私も大学病院でさまざまな症例を診て、訪問歯科診療も10年以上続けてきました。だからこそ当院では「おいしく食事ができる口」、つまり本来のお口の機能を維持することも視野に予防と治療を行っています。

Q口腔機能が低下すると、どのようなことが起こりますか?
A
仁歯科はるのまち 患者にとって一番適した治療を総合的に判断

▲患者にとって一番適した治療を総合的に判断

【智仁院長】それまで噛めていたものがうまく噛めない、みそ汁を飲むとむせる、全体的に飲み込みづらい、食べこぼしが増える、喋っていることを周りの人が聞き取りにくい、これらがわかりやすい例でしょう。これは舌やお口周りの筋力の低下が主な原因です。そこで当院では、口腔筋を鍛えるのに有用な、簡単で続けやすい体操をお勧めしていています。加えて、唾液が少ない方には唾液腺のマッサージ、誤嚥の恐れが低い方には市販のグミを噛んで噛む力を鍛えてもらうなど、さまざまなアドバイスを行っています。そうやって「お口のロコモティブ症候群」を防ぐことが、生涯おいしくものが食べられる口腔環境の維持につながっていくと考えています。

Qインプラント治療も口腔機能低下を防ぐ一手段とお考えだとか。
A
仁歯科はるのまち 精密な治療を行う際だけでなく説明の際もマイクロスコープを活用

▲精密な治療を行う際だけでなく説明の際もマイクロスコープを活用

【智仁院長】インプラント治療は抜いた歯を補うためだけの治療ではありません。欠損箇所を補うことで口腔全体のバランスを整え、歯周病や虫歯予防にもプラスに作用するほか、天然歯に近い噛み心地が期待できるため、噛むことで脳への刺激が促され、認知症のリスク低減にもつながるでしょう。ですが、インプラントは埋入して終わりではありません。埋入した後のケアが不十分だとインプラント周囲炎という病気になってしまうことも。インプラントを長く安全に使い、口腔機能を維持するにはメンテナンスが欠かせません。当院では、アフターフォローも充実させていますので、患者さんを長期に渡ってサポートしていきたいですね。

Q副院長は義歯の使いやすさにもかなり注力されていますね。
A
仁歯科はるのまち しっかりカウンセリングの時間を取り、治療を進める

▲しっかりカウンセリングの時間を取り、治療を進める

【史子副院長】入れ歯を作ってみたものの、実際に装着すると使えないということにならないように、綿密な設計を行うことは非常に重要です。義歯は患者さんの体、そして生活の一部になるものです。ですから、どう装着すると使いやすいのか、周りの人に入れ歯だと気づかれないようにしたいなどの不安や気になる点をしっかりヒアリングし、患者さんのライフスタイルや性格なども勘案しながらどんな入れ歯がいいかを一緒に考え、できあがったものに対しても「ここに引っ掛けると使いにくいですよ」といったアドバイスも行います。私は歯科医師になる前は歯科技工士として研鑽を積んできましたから、その経験を十分に生かせていると感じています。

Q家族ぐるみで歯科医院に通うことを推奨されていると伺いました。
A
仁歯科はるのまち 子どもから高齢者まで幅広い世代に対応している

▲子どもから高齢者まで幅広い世代に対応している

【史子副院長】お子さん、働き世代の親御さん、高齢の方と、家族みんなで通うことで、それぞれの年代が抱える悩みを共有できますし、お子さんでは仕上げ磨きやフッ素塗布が習慣化して歯科への恐怖心を抱えずに済むといったメリットがあると思います。私自身も2人の子どもを抱える母親ですから、妊娠する前からのアドバイスや、授乳期間中どうしても生活サイクルが乱れてしまうことへのアドバイスなど、お母さんの思いに共感しながら治療にあたっています。予防にはメンテナンスが必須。家族みんなが「3ヵ月たったからそろそろ」と美容室に通うくらいの気軽さで、虫歯、歯並び、口腔機能維持に対する相談ができる歯科医院でありたいですね。

ドクターからのメッセージ

中川 智仁院長

これまで、インプラント治療を受けたものの寝たきりになってしまい、自分で口腔内の清掃やインプラントの管理がままならなくなった方や、顎の骨が腐った状態になる「顎骨壊死」に至ってしまった方など、さまざまな症例を診てきました。当院では訪問歯科診療にも対応しています。また、歯科医院同士で連携を図りつつ、高齢の方々の口腔ケアにもしっかり対応する考えです。また、今現在の治療をどうすべきかも重要ですが、若い方の場合は今後どうやって自分のお口を守っていくかを考えることも必要でしょう。生涯おいしくものが食べられる口腔環境の維持に向けてサポートいたしますので、なんでもご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/35万円~

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