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繰り返し受けることで、病気の早期発見に役立つ
大腸内視鏡検査

名古屋むらもと内視鏡クリニック 栄院

(名古屋市中区/新栄町駅)

最終更新日:2024/10/04

名古屋むらもと内視鏡クリニック 栄院 繰り返し受けることで、病気の早期発見に役立つ 大腸内視鏡検査 名古屋むらもと内視鏡クリニック 栄院 繰り返し受けることで、病気の早期発見に役立つ 大腸内視鏡検査
  • 保険診療

男女ともに罹る人・亡くなる人の多い大腸がん。早期発見のためには大腸内視鏡検査が有用とされるが、「つらそう」「痛そうで怖い」といった検査に対するネガティブなイメージを持つ人も少なくない。しかし、最近はできる限り患者が負担を感じずに検査を受けられるよう、創意工夫を凝らすクリニックが増えているという。「名古屋むらもと内視鏡クリニック 栄院」もその一つで、同院ではプライバシーへの配慮や快適性を追求した院内環境を整えるとともに、先進の機器を導入してより安全性と精度の高い検査の提供をめざしている。「検査は定期的に受けることが非常に大切ですから、また受けようと思っていただけるような体制づくりに努めています」と語る村元喬院長に、検査の流れや同院で工夫していることについて話を聞いた。

(取材日2024年7月3日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q大腸の内視鏡検査はなぜ受ける必要があるのでしょうか?
A

大腸がんの患者さんは男女とも50歳以降で多くなりますが、40歳過ぎぐらいからできたポリープが徐々に大きくなり、がんになるとされています。そのため40歳を過ぎたらまずは一度検査をして、がんの有無を確認することとともに、ポリープがあればポリープを切除してがんの芽を摘んでおくことがとても大切になるのです。大腸の内視鏡検査は、がんのほかにも腸の炎症や、イボ痔(痔核)の状態、若い世代に多い潰瘍性大腸炎やクローン病といった炎症性腸疾患の発見にもつながります。

Q貴院で行う大腸内視鏡検査の特徴を教えてください。
A

長く専門施設で内視鏡検査・治療に携わってきましたので、その経験を生かして患者さんにとって負担の少ない精密な検査を提供できる点が強みだと自負しています。拡大内視鏡やAIなどの先進機器を導入するのはもちろんのこと、おなかの張りを抑えるための炭酸ガスや、不安や苦痛を減らすために鎮静剤なども活用しながら、「また受けたい」と思っていただけるような検査に努めています。大腸の検査でスコープを挿入する際に行う「軸保持短縮法」も特徴の一つで、無理に大腸を引き伸ばさないようにすることで痛みの軽減を図っています。さらに、大腸ポリープがあれば入院の必要な病変を除いて、日帰りで治療を行うことも可能です。

Q検査は繰り返し受けることが大事だそうですね。
A

はい。2人に1人ががんになる時代ですので1回の検査でがんがなくても、数年・数十年後に大腸がんを発症することもあり得ます。40歳を過ぎたら、何もなくてもできれば3年に1度程度の検査、ポリープを切除したら1~2年ごとの検査が望ましいです。繰り返し受けていただくためには、不安や苦痛のない検査であることがとても大事になります。当院では「受けてよかった」「また受けたい」と思っていただける内視鏡診療を心がけています。少しでも多くの方に内視鏡検査を受けていただけるように、土日の内視鏡検査や胃と大腸の同日内視鏡検査なども行っていますので、症状がないからといって安心せずに定期的に受けていただきたいと思います。

検診・治療START!ステップで紹介します

1問診で腹部症状、排便状況や既往歴などを確認
名古屋むらもと内視鏡クリニック 栄院 問診で腹部症状、排便状況や既往歴などを確認

医師による診察で現在の体調や既往歴、また家族に大腸がんを患った人がいないかどうかなどを確認される。下痢・便秘や血便の有無など、症状のある場合はいつ頃からなのかも重要項目だ。健診の検便で陽性が出た場合も伝えよう。検査の必要性を医師が判断し、検査予約に進む。

2前日の夜から下剤を服用し検査に備える
名古屋むらもと内視鏡クリニック 栄院 前日の夜から下剤を服用し検査に備える

前日の20時までにかゆなど消化の良い食事を終える。就寝前に錠剤の下剤を、当日朝は液状の下剤を服用。同院では、患者の希望により当日の下剤服用は院内でも自宅でも可能だ。トイレは院内に複数あるという。

3検査着で検査を受ける
名古屋むらもと内視鏡クリニック 栄院 検査着で検査を受ける

検査着に着替えて横になり鎮静剤の注射を受ける。検査自体は20分前後で、ポリープ切除を行っても30分程度。同院では、検査中に病変を拡大して詳細に観察する機能やAI診断補助機能を搭載した内視鏡を用いて、微細な病変も見逃さないよう努める。

4リカバリールームへ移動し休憩する
名古屋むらもと内視鏡クリニック 栄院 リカバリールームへ移動し休憩する

鎮静剤を使用しているのでストレッチャーのままリカバリールームへ移動、薬の効果が完全に切れるまで30分程度休憩する。カーテンに囲まれたスペースでゆっくり過ごそう。スタッフからの声かけ後、大丈夫なら起きて着替え、診察室へ。

5結果説明を受け今後についての話も聞く
名古屋むらもと内視鏡クリニック 栄院 結果説明を受け今後についての話も聞く

画像を見ながら説明を受ける。ポリープ切除や組織採取をした人でもほとんどの場合、運動、飲酒の制限は当日のみ。悪性か良性かの結果が出るのは約10日後となる。同院では来院のほか、オンライン診療でも対応している。

ドクターからのメッセージ

村元 喬院長

当院ではできる限り患者さんの負担を軽減しながら、精度の高い大腸内視鏡検査を行っております。ご希望に応じて鎮静剤を使用するほか、拡大機能やAIによる診断補助機能が搭載された先進の内視鏡機器を活用しているのは、その一環。またこれまでの経験を生かして、入院治療が必要な病変を除いたポリープの切除にも対応しており、専門施設と遜色のない内視鏡検査を身近なクリニックで提供できるように努めています。こうした内視鏡診療を通じ、皆さんに定期的に検査を受けていただけるようにすることが、名古屋市ひいては日本全体の大腸がん予防につながると信じています。40歳を過ぎたら気になる症状がなくても、ぜひ一度ご相談ください。

村元 喬院長 名古屋むらもと内視鏡クリニック 栄院
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