歯科医師の経験や技術が重要な
マウスピース型装置を用いた矯正
ブライト矯正歯科
(犬山市/犬山駅)
最終更新日:2023/08/31
- 自由診療
歯並びを整えるための矯正の方法は複数あるが、主にはワイヤーとブラケットを用いる方法と、マウスピース型装置を用いる方法とが挙げられる。「ブライト矯正歯科」で積極的に取り組んでいるのはマウスピース型装置を用いた矯正だ。阿部泰典院長は大学病院勤務時代に、一般歯科では難しい症例の矯正治療を多く手がけてきた。現在はその経験や技術を生かすとともにAIによる矯正分析などデジタルシステムを取り入れ、精密な計画を立てた上で矯正に臨む。患者の思いをくみ取るカウンセリングを大切にしていることも同院の特徴だろう。「マウスピース型装置を用いた矯正は究極のオーダーメイド矯正といえるでしょう。まずは相談だけでもお気軽に」と阿部院長。院長自身と歯科衛生士の中にも矯正治療の経験者がおり、話しやすい雰囲気も安心だろう。
(取材日2023年7月25日)
目次
経験ある歯科医師の技術と、先進のデジタル機器を組み合わせ、綿密な矯正計画を作成し矯正を行う
- Q歯並びを整える重要性について教えてください。
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A
まずは見た目への影響が一番です。矯正後は、口を開けて思い切り笑えるようになったり、人前で自信を持って話すことができるようになったり、メンタルの面でも良い影響が望めるでしょう。また、歯並びが整ったら歯磨きが行き届きやすくなり、虫歯や歯周病のリスクを減らせることが望めるとともに、歯への健康意識が高まり、状態を保つための定期検診にも来られるようになるでしょう。そうしたことがひいては将来的なお口の健康維持にもつながるのではないかと思っています。噛み合わせのバランスが整うことで、年齢を重ねても、自分の歯で食事をしっかり噛むことができれば人生の楽しみも増えますね。
- Qマウスピース型装置を用いた矯正のメリットとは?
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A
1つは、透明で目立ちにくいことです。私が今マウスピース型装置を装着しているのも気づかなかったでしょう(笑)。2つ目には、個人差がありますが、弾力性のあるプラスチックなので、ワイヤーに比べて痛みが少ないことが望めます。3つ目に、取り外しが可能なので食事を楽しめ、歯磨きもきちんとできるので虫歯や歯周病の進行を防ぐことも期待できます。他にも、金属アレルギーの心配がない、マウスピース型装置を装着したままで吹奏楽の演奏、スポーツなどができる、といったメリットも挙げられます。
- Q患者が日常で気をつけることはありますか?
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A
歯を少しずつ動かしていくためには1日20時間以上、つまり食事と歯磨きの時以外はマウスピース型装置を装着することが必要です。患者さんにはそれを守る意思を持っていただくことが大切になりますね。また、マウスピース型装置の交換は5~10日ごと、約1週間ごとに自分で行うので、その管理も大事になります。マウスピース型装置の日常のお手入れについては、歯ブラシで丁寧にこするぐらいで十分で、汚れが気になる場合は専用の洗浄液もあります。外食の時は、面倒でも食前にお手洗いでマウスピース型装置を外し、水洗いして専用の容器にしまいます。食後は再びお手洗いでマウスピース型装置を装着しましょう。
- Q矯正の流れについて教えてください。
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A
まず個室でのカウンセリングで患者さんの希望や疑問を伺い、納得していただき合意を得てから検査、矯正に進みます。口腔内スキャナーで歯並びをスキャンして現在の状態をデータ化し、エックス線撮影、頭部エックス線規格写真撮影などの精密検査の結果と総合的に考え合わせて矯正計画を作成。その後、マウスピース型装置を発注します。約3週間後、歯並びにもよりますが、平均して40枚ほどが届きますので、最初は2枚お渡しし、おうちで使っていただいて3~4週間後に来院していただきます。問題がなければ残りをお渡しし、その後の通院は2~3ヵ月に1回と、ワイヤーの矯正に比べて少ない回数で済みます。矯正期間は一般的に2年前後です。
- Q貴院の矯正の特徴を教えてください。
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A
1つは、大学病院で重症例を含むさまざまな矯正の経験を積んだ歯科医師が矯正を行うということです。一般の矯正歯科医院では難しい症例も対応してきましたので、抜歯が必要なケースなど、他院でマウスピース型装置では難しいと言われた場合も対応できることがあります。また当院ではAIによる矯正分析補助や視覚的な矯正シミュレーションの活用などデジタルシステムを導入していることも特徴です。矯正前には綿密な矯正計画を立てることが非常に重要ですが、当院では患者さんごとに異なる骨格や歯並びをしっかり検査し、歯科医師の経験と技術、先進の機器によりオーダーメイドのマウスピース型装置を設計していきます。
自由診療費用の目安
自由診療とは精密検査/5万5000円、小児矯正/44万円、成人矯正/88万円
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。