安藤 雄基 院長、安藤 かおり 先生の独自取材記事
あんどう歯科・美容皮フ科
(名古屋市昭和区/荒畑駅)
最終更新日:2023/10/31
名古屋市営地下鉄鶴舞線・荒畑駅から徒歩3分の好立地。審美面を重視した治療を得意とする安藤雄基院長が、美容皮膚科診療の経験が豊富な妻の安藤かおり先生とともに、健康と美をかなえたいという患者をサポートしたいと「あんどう歯科・美容皮フ科」を開業した。院内は白を基調とした清潔感のある空間。診察室はすべて個室になっており、プライバシーにも配慮している。さまざまな質問に笑顔で受け答えする雄基院長とかおり先生にどんなクリニックをめざすのか、注力している治療についてなど幅広く聞いた。
(取材日2023年5月18日)
歯科と美容皮膚科で「健康と美しさ」を追求する
歯科と美容皮膚科の組み合わせは珍しいですね。
【雄基院長】開業するなら歯科と美容皮膚科を一緒にするのはどうかと思っていました。私は審美歯科や矯正を得意としているので、美しさを追求するという意味では美容皮膚科と共通しますし、一緒のほうが面白いのではないかと。最初は妻があまり乗り気ではなかったのですが、頑張って説得しました(笑)。
【かおり先生】私が得意としているヒアルロン酸を用いた注入ケアは、スペースがさほど必要ではないので、歯科と一緒でも良いかなと考えました。また、患者さんのお悩みや相談内容によっては、歯科と美容皮膚科がお互いに紹介し合えることもあると思っています。実際に、美容皮膚科に来院した方がホワイトニングに興味をもち、行いたいとご要望いただくこともあります。
院内の造りでこだわっているところはありますか?
【雄基院長】白を基調とし、できるだけシンプルなデザインにこだわりました。歯科と美容皮膚科で共用するスペースもありますが、診療室はすべて個室になっており、患者さんのプライバシーに配慮した造りになっています。
【かおり先生】私は清潔感とリラックスできる空間を重視しました。美容皮膚科に来る方は緊張されている場合が多いので、待合室にはブルーを入れて落ち着く雰囲気にしています。あと、ケアの時にお化粧を落とすことが多いので、洗顔をするスペースとお化粧直しをできるように大きな鏡も設置しています。歯科も併設されていますし、メイクを落とした状態を人に見られないように、個室の中でメイクできるようにしているのもこだわりです。
これからどんなクリニックをめざしていきたいですか?
【雄基院長】多くの女性に喜んでもらえるクリニックにしていきたいですね。これまでさまざまな歯科医院で働いてきましたが、気づくといつも患者さんの9割程度が女性でした。審美歯科が得意ですし、多くの女性を笑顔にしていくのが私の使命なのかなと感じています。
【かおり先生】その都度お悩みを聞いて対応するよりも、長期的に診ていけるようなクリニックにしていきたいです。一人あたりにかけるお時間を長く設け、コミュニケーションを重視しながら長期的なケアを提案していきたいですね。歯科と美容皮膚科に対応する当クリニックでは、保険診療から自由診療のケアまで幅広い施術メニューがありますよ。
スタッフも働きやすく成長できる環境をつくる
このクリニックの方針をお聞かせください。
【雄基院長】常に女性たちを幸せにすることです。そのために、私たちは新しいことを探求し、挑戦する方針です。また、患者さんを幸せにするためには、私たちスタッフが成長できる環境を整えておく必要があります。スタッフ同士もお互いを大切に思い、ワークライフバランスの良い職場にしていきたいです。
【かおり先生】私たちも子どもが2人いて、朝は夫婦それぞれで一人ずつ送っています。そのため、お子さんがいると送り迎えで忙しい、プライベートの時間が確保しにくいことは理解しています。しかし、子育てや仕事への考え方は人それぞれなので、なるべくスタッフの考え方に寄り添いながら、働きやすいクリニックにしていきたいですね。
お二人はそれぞれどのような診療に注力されているのでしょうか?
【雄基院長】私はセラミックを用いた審美歯科、ホワイトニング、小児矯正、保険適用の入れ歯治療に注力しています。私はもともと詰め物やかぶせ物を自分で作るのが好きで、歯科技工士さんとも仲が良いです。自分で作るからこそ、職人さんへのリスペクトもあるので、当クリニックを通して手作りの詰め物の良さが伝わればうれしいと思っています。機械で作る補綴物も良いのですが、昔から頑張ってきた職人さんたちの磨き上げられた技術を感じてほしいですね。
【かおり先生】私は年齢を重ねると悩む方が多いしわケアに注力しています。施術後に患者さんがご自身のお顔を見て喜んでもらえるような施術の提供に努めています。患者さん一人ひとりのお顔立ちに合わせて、どう施術するか計画を立てるところにも力を入れています。
このクリニックで可能な治療や検査はどんなものがありますか?
【雄基院長】虫歯や歯周病などの口腔内トラブル、患者さんの歯の色や形に合わせたセラミックを使った修復はもちろん、歯を削った後に直接プラスチックの詰め物を盛りつけるダイレクトボンディングも可能です。あとは親知らずの抜歯や転倒による外傷など口腔外科分野も対応しています。また矯正では小児の咬合誘導も得意としていますので、歯並びだけでなく、呼吸や食事といった口腔機能のご相談もお受けします。
【かおり先生】先ほどお伝えしたように、当クリニックではしみやしわのケアといったエイジングケアに注力し、幅広いメニューをご用意しています。まずはお気軽にカウンセリングを受けていただければうれしいです。
きめ細かな気配りで患者がリラックスできる空間へ
患者さんと接する時に大切にしていることはありますか?
【雄基院長】女性の患者さんが多いので、きめ細かなサービスを大切にしています。例えば、ブランケットをかける、室温を配慮する、好きな音楽をかけるなどの雰囲気づくりなどを実践していますよ。ほかにも、なるべくお顔に触らない、身なりも清潔感を意識して、印象が良くなるように心がけています。
【かおり先生】患者さんがリラックスできるように努め、悩みを話しやすい環境をつくるようにしています。初めて美容皮膚科に来る患者さんは、すごく緊張していることが多いです。最初のカウンセリングで、どれだけ悩んでいるかを全部出せない方もいらっしゃいます。少しずつお話を聞いて、診療内容も患者さんの生活スタイルに合わせます。一度にケアしたいと考えている方、周囲にわかりにくいように少しずつケアしたい方など、いろいろな方がいらっしゃいますからね。
医療の道へ進もうと思ったきっかけと、専門を選んだ理由をお聞かせください。
【雄基院長】昔から絵を描いたり、物を作ったりするのが好きだったので、自分の好きなことを生かして、人の役に立てる仕事を考えた時に思い浮かんだのが歯科医師でした。歯を削って、きれいに修復するのが物作りと共通する部分があって面白いと感じています。歯科は治療の結果が見た目でわかりやすいので、患者さんに喜んでもらえるように丁寧な治療を心がけています。
【かおり先生】ありきたりですが、私も人の役に立てる仕事をしたいと思い医師の道を選びました。皮膚科を専門に選んだのは、治療の結果がわかりやすいと考えたからです。あと、手術や細かい手技が好きなのも理由ですね。美容分野を専門にしようと思ったのは、治療だけに終わらず、その後のケアもできるからです。
最後に、読者へのメッセージをお願いします。
【雄基院長】歯科と美容分野が一緒になっているクリニックは少ないですが、当クリニックはそれぞれに専門の歯科医師、医師がいます。詳しくない分野を片手間でやっているわけではありませんので、安心して相談しに来てください。当クリニックはすべて個室で、女性にも喜んでもらえる設備を整えています。多くの女性に来ていただきたいですね。また、ホームページやSNSで当院の情報や健康について発信しているので、そちらもご覧ください。
【かおり先生】美容分野では「こんなこと相談して良いのかな?」と迷われる方もいるかもしれません。ご希望のケアが決まっていなくても構いませんので、悩んだ時点で気軽にカウンセリングに来てくれたらうれしいです。私は患者さんと一緒にゆったり長期的に少しずつケアをしていきたいと思っています。長い目で見て続けられる提案させていただきます。なんでもご相談ください。
自由診療費用の目安
自由診療とはセラミックのかぶせ物/6万円、セラミックの詰め物/5万円、矯正/60万~80万円、小児の咬合誘導/30万~45万円、ダイレクトボンディング1本/1万5000~2万円、ホワイトニング/1万8000円~中等度から重度のしわに対するヒアルロン酸注入/8万円、しみケア(レーザー)~5mm/5000円
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。