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生活の質の向上にもつながる
多焦点眼内レンズを用いた白内障手術

あおぞらクリニック眼科形成外科

(板橋区/板橋区役所前駅)

最終更新日:2024/12/24

あおぞらクリニック眼科形成外科 生活の質の向上にもつながる 多焦点眼内レンズを用いた白内障手術 あおぞらクリニック眼科形成外科 生活の質の向上にもつながる 多焦点眼内レンズを用いた白内障手術
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白内障の手術は、国内で年間150万件以上行われているといわれ、現代では一般的な手術になっている。技術の進化によって、水晶体の代わりに眼内に入れるレンズの種類も増え、患者の選択肢も広くなった。しかし、選択肢が広がった分、何を選択すればいいのか迷うこともあるだろう。視力は生活の質に大きな影響を及ぼすだけに、慎重に選びたい。白内障手術を得意とする「あおぞらクリニック眼科形成外科」の野田拓也院長は「眼内レンズは患者さんの生活スタイルに合わせて選ぶことが大事」と語る。野田院長に眼内レンズの種類やその違い、白内障手術について聞いた。

(取材日2024年11月29日)

見え方の質を高めるため、先進のガイドシステムを用いた精密な手術を追求する

Q白内障手術で用いる眼内レンズにはどのようなものがありますか?
A
あおぞらクリニック眼科形成外科 初期症状がわかりづらいため少しの違和感でも検査を

▲初期症状がわかりづらいため少しの違和感でも検査を

白内障の治療で用いる眼内レンズには、単焦点眼内レンズと多焦点眼内レンズの2種類があります。単焦点眼内レンズは、一つの距離にピントを合わせるためのものです。特定の距離については視力が補正されクリアに見えることが望める一方、その他については眼鏡で補正する必要があります。多焦点眼内レンズは、複数の距離にピントを合わせることが見込めます。そのため、多くの方は術後眼鏡を使わずに生活できるようになることが期待できます。使われるレンズは、遠近2ヵ所、遠近中3ヵ所をカバーできるレンズが現在一般的です。

Q多焦点眼内レンズを選ぶメリットと注意点を教えてください。
A
あおぞらクリニック眼科形成外科 術後は完全に裸眼で生活できるようめざした治療を行う

▲術後は完全に裸眼で生活できるようめざした治療を行う

多焦点眼内レンズを選ぶ一番のメリットは、眼鏡の必要性が格段に下がることです。ケースによっては眼鏡が不要になることも望めるのが特徴です。遠近両方の視力の補正を図るので、読書やスマートフォン操作、運転といった日常生活が快適になることも望めます。注意点としては、単焦点眼内レンズに比べてピントが甘くすっきり見えにくいということと、暗いところで光が反射しやすいということです。見え方については個人差がありますが、タクシードライバーなど、夜間や暗い場所でのお仕事をされる方は慎重に判断することをお勧めします。

Q単焦点眼内レンズと多焦点眼内レンズの手術の違いは何ですか?
A
あおぞらクリニック眼科形成外科 形成外科も標榜し、眼科だけでなく幅広い観点で診察を行う

▲形成外科も標榜し、眼科だけでなく幅広い観点で診察を行う

単焦点眼内レンズと多焦点眼内レンズ手術の大きな違いは、レンズの中心と視点を合わせるための工程です。多焦点眼内レンズでは、広い範囲のピントをカバーするため、この作業が必要になります。患者さんの視軸を測定しレンズの角度を合わせるのですが、これまでは医師の目視で角度調整を行ってきました。しかし近年、患者さんの目の血管に合わせてコンピューターがより適切な角度を割り出してくれるガイドシステムという技術が開発され、より適切にレンズを挿入できるようになっています。レンズの角度は1度でも違うと見え方に大きく影響するので、そういった点で多焦点眼内レンズを使った手術は、より慎重さが求められるでしょう。

Q片目だけの手術も可能なのでしょうか。
A
あおぞらクリニック眼科形成外科 患者の目への負担を最大限に配慮し手術を行う

▲患者の目への負担を最大限に配慮し手術を行う

可能です。単焦点眼内レンズを使用する場合は、その後も眼鏡を使うことが多いので特に問題になることはないでしょう。一方、多焦点眼内レンズを使うのであれば、両眼の手術をお勧めします。加齢による白内障の場合、両眼に進行することが多いことと、50代以上ではいわゆる老眼の影響が現れることがほとんどだからです。片方の目だけに多焦点眼内レンズを入れても、もう片方の目と焦点が合わず、多焦点眼内レンズの機能を十分に生かせません。せっかく多焦点眼内レンズを使用するのであれば、両眼に手術を行うほうがいいでしょう。当院の場合、手術時間は片目5分ほどなので、両眼の手術を行っても極端に負担が大きくなることもありません。

Qこちらではどういった手術が受けられますか?
A
あおぞらクリニック眼科形成外科 待合室が細かく分かれ、ゆとりをもって待機が可能

▲待合室が細かく分かれ、ゆとりをもって待機が可能

当院では、大学病院クラスの設備を用いた白内障手術を行っています。具体的には、精密な眼内レンズの度数を計測するための先進の機器や、術中の適切な眼内レンズの固定位置をサポートする機器などです。私は、東京都健康長寿医療センターに8年間勤務し、多くの白内障手術を行ってきました。白内障手術では水晶体を砕いて除去を図るのですが、その一部が硝子体内に落下してしまうことがあります。その場合はすぐに網膜硝子体手術を行わなければなりません。同院在籍中は、他の手術のそうしたリカバリーに緊急で入ることも多くありました。難症例や合併症のリスクがある方の治療も多数行っていますので、安心してお任せいただければと思います。

ドクターからのメッセージ

野田 拓也院長

白内障は70代の80%が罹患するというデータがあるほど、多くの人に関係する疾患です。年だからと諦めて放置していると、視力が低下するだけでなく、認知症のリスクも高まるといわれています。また、失明の恐れもある緑内障を併発する危険もあるのです。とはいえ、目の手術には抵抗がある方も多いでしょう。当院では、患者さんに安心して手術を受けていただけるよう、丁寧なカウンセリングを行っています。患者さんそれぞれの生活に合った手術プランを作成し、術後の生活が快適になるようお手伝いをしたいと思っていますので、ご不安なことがあれば何でもご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

多焦点眼内レンズ/29万円~

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