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緒方 有香 副院長の独自取材記事

緒方眼科クリニック

(大田区/蒲田駅)

最終更新日:2025/03/03

緒方有香副院長 緒方眼科クリニック main

蒲田駅西口から徒歩4分。「緒方眼科クリニック」は、2009年の開院以来、地域の人たちとともに歩んできたクリニックだ。診療は、白内障手術など外科的治療に精通した院長の緒方裕治先生と、眼瞼下垂の手術やレーザー治療に力を入れる副院長の緒方有香先生の2人体制で、どちらも日本眼科学会眼科専門医。安全で丁寧な診療をモットーとしており、それぞれの専門性を生かして、赤ちゃんから高齢者まで幅広い人たちの健康を支えている。「患者さんが喜んでくれることが、私の原動力になっています」と明るく話す有香副院長に、眼瞼下垂手術などの治療のことや大事にしていること、地域の人たちへの思いを聞いた。

(取材日2025年1月30日)

白内障や眼瞼下垂の手術から一般眼科まで広く対応

普段、どのような患者さんが多いのでしょう?

緒方有香副院長 緒方眼科クリニック1

当院は地域に根づいた眼科なので、赤ちゃんからお年寄りまで幅広い年代の方が来てくださっています。さまざまな症状にしっかり対応する地域のクリニックであることが当院の基本であり、大切にしているところです。診療の特徴としては、裕治院長が、白内障、緑内障、眼底の病気などの内眼的な治療を専門としており、大学病院でも数多く外科的診療を手がけてきた経験を生かして、大学病院と同等の機材をそろえて、日帰りの白内障手術を行っています。ただ、年齢とともに目やその周囲に起こる変化は、白内障だけではありません。加齢に伴い、眼瞼下垂の症状が出てくる方も多いので、そちらは私がメインで診療をしています。

眼瞼下垂の治療について教えてください。

眼瞼下垂とは、年齢を重ねるうちにまぶたが下がってきて見えにくくなる病態をいいます。周囲から眠たそうに見えると言われて、症状に気づく方もいます。また、眼瞼下垂の症状があるとおでこの筋肉をより使うのですが、その影響で頭痛が起こったり、不眠になったりする可能性もあるため、早めに受診していただきたいですね。進行すると日常生活に支障を来す恐れもありますので、そのような場合は、根本的な治療として積極的に手術をお勧めしています。眼瞼下垂の手術によって、視野の広がりも期待できますので、患者さんに喜んでいただけるのではないかと思います。

手術は大がかりなものなのでしょうか?

緒方有香副院長 緒方眼科クリニック2

基本的に保険診療で、局所麻酔による日帰り手術になりますので、患者さんの負担は少なくて済むと思います。目元の処置ということで不安を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、当院では安全面に細心の注意を払いながら、精密な手術に努めていますので、ご安心いただきたいですね。また、手術時に眉の下を切る必要があるのですが、傷が目立たないよう見た目に配慮して術後のケアも行っています。こういったこまやかな対応は当院の特徴の一つだと自負しています。なお審美面に関しては、術後にお顔のしみなどが気になることもあると思いますので、そういったニーズにもお応えできるよう、レーザー機器を使ったしみのケアなども行っています。

患者の喜びが一番のやりがい

診療では、どのようなことを大事にされているのでしょう?

緒方有香副院長 緒方眼科クリニック3

私は眼科専門医なので、目の機能面の改善を図ることを主軸にしながら、先ほどお伝えしたように審美面にも注力しています。その中で大事にしているのは、患者さんとの対話ですね。「これがいいですよ」と私が一方的に押しつけるのではなく、一人ひとり時間を取ってゆっくりとお話しし、手術中は「もう少しこうしましょうか?」などお伺いしながら進めていくことを心がけています。例えば、ドライアイが強い方の場合、まぶたを引き上げすぎると目の乾燥が強くなってしまう恐れがあるので、そのデメリットもお伝えし、相談しながら調整するという具合ですね。術後の生活のことも視野に入れた提案をしています。患者さんの大事なお顔であり、まぶたなので、安心して施術を受けてもらえるように努めています。当院は地域の眼科であり、一人の患者さんと長く付き合っていくクリニックですから、この点は特に意識していますね。

地域の眼科として、学校医も務められていますね。

ええ、大田区内の何校かを担当しています。先天性の眼瞼下垂などもありますが、子どもたちの目周りの疾患として注意しているのは、逆さまつげ(睫毛内反症)ですね。逆さまつげによって、角膜に傷がつくような状態のお子さんに対しては、当院でも治療を行っています。もし、手術をした後に「先生に手術してもらって、今はこのような状態になったよ!」と報告してくれることがあれば、すごく仕事のやりがいを感じると思いますね。また、今は近視の子どもたちがすごく増えているので、親御さんを含めて、生活習慣の改善指導にも力を入れているところです。近視の予防には生活習慣がとても大切ですから、タブレットやスマートフォンを見るときの具体的なアドバイスもできますし、相談にも乗っていますよ。

逆さまつげについて、詳しく教えてください。また、気になる疾患などはありますか?

緒方有香副院長 緒方眼科クリニック4

逆さまつげは気になっていても、「手術が怖い」とそのままにしてしまうことがある疾患だと思います。ですが、状態がひどい場合は角膜に傷ができてしまうこともあるのです。そして、それを放置すると角膜が濁り、視力の低下などを招く可能性もあります。なので、気がついたら早めの受診をお勧めしていますよ。あとは高齢の方の眼瞼下垂ですね。高齢だからと手術を諦める方もいらっしゃるかと思います。でも、手術を受けることで、その方の日常生活の変化につながったら、私もうれしいです。

勉強を続け、患者により良いものを提供していきたい

今後の展望についても教えてください。

緒方有香副院長 緒方眼科クリニック5

まず、眼瞼下垂の手術件数をもっと増やしていきたいです。また、美容関連の施術に関しても常に学び続け、患者さんにとって良いものがあれば、随時取り入れていきたいですね。当院は本当に小さなクリニックですが、良い施術があれば取り入れて、患者さんに提供し続けたいとの強い思いがあります。そのためにも、勉強し続けることはとても大切なので、自分にノルマを課して、続けていくように努力しています。

学び続けることが、良い医療につながるということですね。

そう思います。医療技術は日進月歩で、どんどん新しい手技が出てきます。また最近は、美容外科で目周りの手術を受けられる方も多くなっています。今美容外科でどのような手術が行われているのかこちらも知っておかないと、万が一に対応できないと思っています。また、トレンドには常に敏感でいたいですね。常に勉強していれば、当院では対応できない患者さんが来られたときも、どうするのがいいか道しるべを示してあげられますし、そういうことができる存在でありたいと思っています。

最後に、地域の方々へメッセージをお願いします。

緒方有香副院長 緒方眼科クリニック6

当院は、小さなお子さんからお年寄りまで、たくさんの方に通っていただいています。学校医も担当しており、地域に根差し、皆さまに喜んでいただけるよう、より良い医療を提供できるようにと診療を続けているクリニックです。これは当たり前のことですが、常に「そうである」と自信を持って言い続けられるような、そのような自分でありたいと思っています。相談だけでもできますので、目のことで何かお困り事や気になることがあったら、どうぞ気軽にお越しください。

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