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医師と理学療法士が連携し回復をサポート
整形外科の適切な活用法

南太田整形外科リハビリテーションクリニック

(横浜市南区/南太田駅)

最終更新日:2025/08/13

南太田整形外科リハビリテーションクリニック 医師と理学療法士が連携し回復をサポート 整形外科の適切な活用法 南太田整形外科リハビリテーションクリニック 医師と理学療法士が連携し回復をサポート 整形外科の適切な活用法
  • 保険診療

腰痛や膝痛、肩凝りなど、慢性的な痛みによる生活上の支障に悩む人は多いだろう。また、スポーツをする人では、競技に実力を発揮できないと痛みの解消を望むケースも少なくない。そんなとき、頼りになるのが整形外科だ。「病院には行きたくないと我慢している人も多いようですが、整形外科がめざすのは、痛みの解消や機能回復により生活の質を向上させ、『通院いらず』の状態へ導くことです」と話すのは、横浜市南区の「南太田整形外科リハビリテーションクリニック」の大成健介(おおなり・けんすけ)院長。同院では医師と理学療法士が連携し、患者一人ひとりに合わせた薬物療法、注射療法、リハビリテーションを提案している。そんな同院の診療と、整形外科の適切な活用法について、大成院長に詳しく話を聞いた。

(取材日2025年7月25日)

医師と理学療法士の連携により、一人ひとりに寄り添う治療を提案

Qこちらで受けられる治療について教えてください。
A
南太田整形外科リハビリテーションクリニック 南太田駅から徒歩すぐのところに構える

▲南太田駅から徒歩すぐのところに構える

整形外科でできることは、痛みや機能障害の原因を診断し、適切な治療方法を選ぶことです。薬物療法が良いのか注射療法やリハビリを導入すべきか、その方にとってどの方法が適しているかを判断します。年齢を重ねて起こる症状の場合、痛みを完全に取り除くことは難しいこともあるでしょう。日常生活における不便さやできないつらさを解消し、生活の質を向上させることをめざします。痛みの緩和を図るには注射療法も有用で、通院回数を減らすことも期待できます。また、痛みやけがの原因が日常生活における姿勢や身体の使い方、競技中のフォームに問題がある場合は、リハビリが重要になり、患者さん一人ひとりに合った治療が求められるのです。

Qリハビリはどのようにして進めていくのでしょう。
A
南太田整形外科リハビリテーションクリニック 医師と理学療法士による、密な連携を実施

▲医師と理学療法士による、密な連携を実施

私は医師として診断を行い、必要に応じてリハビリにつなげます。状況に応じて柔軟に調整できるのが、特徴です。当院では、各種機器を用いる物理療法と理学療法士が中心となり、痛みの原因や身体機能の状態を評価しながら進める運動療法を提供しています。特に初回の方や治療の経過が良くない方は、リハビリで評価を行い、このまま継続するか、方針を変えるのか判断することも重要です。そのため、当院では医師と理学療法士が毎日ミーティングし、情報を共有しています。理学療法士の介入で、より詳しい情報を得られることもよくあります。医学と理学療法学ではアプローチが異なる部分も多く、互いが補完し合う関係です。

Qリハビリとはどのような時に必要になるのでしょうか。
A
南太田整形外科リハビリテーションクリニック 患者に合わせてリハビリの強度を調整する

▲患者に合わせてリハビリの強度を調整する

痛みなどが姿勢や身体の使い方など、日常の動作に起因することも少なくありません。そうした場合では、薬や注射ではなく、正しい体の動かし方を学ぶリハビリを行う必要があります。リハビリの究極的なゴールは、「通院が不要となること」。つまり、最終的には自宅でセルフケアしながら、日常生活を問題なく過ごせるようになることを目的としています。痛みを再発させないためにできること、すべきことを探り、それを指導するのがリハビリです。また、スポーツ活動の低年齢化に伴い、スポーツ障害が増加傾向にあります。「けがを未然に防ぐ」「限られた期間内で回復させる」ためにも、早めに相談していただくことが大切です。

Q医師と理学療法士、スタッフの連携について教えてください。
A
南太田整形外科リハビリテーションクリニック 行っているスポーツによってリハビリの内容もさまざま

▲行っているスポーツによってリハビリの内容もさまざま

医師と理学療法士、スタッフ全員が日々情報共有を行い、患者さんにとって最善の対応をめざしています。リハビリによる症状の変化の有無を含む理学療法士からのフィードバックにより、必要と思われればすぐに再診察を行い、さらなる検査や注射療法など別のアプローチを提案したりすることもあります。特に新規の患者さんや治療経過が思わしくない方については、こまめに相談しながら方針を調整します。医師と理学療法士では学んできたバックグラウンドが異なりますから、お互いに別分野からの意見を得られる頼れる存在となるのです。全員が「どうすれば患者さんの生活がより楽になるか」を共通の目標にしており、寄り添う支援を心がけています。

Q整形外科を受診する場合、適したタイミングはあるのでしょうか。
A
南太田整形外科リハビリテーションクリニック 我慢せず、気軽に相談してほしいと語る大成院長

▲我慢せず、気軽に相談してほしいと語る大成院長

「困ったら受診」が基本です。痛みや違和感があってそれで困っているなら我慢せず、まずは相談してほしいと思います。特に年齢を重ねてくると、骨密度の低下や姿勢の崩れなど、自覚のない変化も出てきます。当院では待ち時間短縮のための予約システムを導入しており、一人ひとりに寄り添う診療を心がけています。「多少痛くても病院には行きたくない」と我慢している方もいらっしゃるかもしれませんが、気がかりがあれば早めにクリニックを訪れていただきたいですね。

ドクターからのメッセージ

大成 健介院長

介護が必要となる理由のおよそ4分の1は、整形外科疾患だといわれています。整形外科を適切に受診することが、将来の介護を避ける意味でも重要となるのです。整形外科のリハビリは、いわゆるマッサージやあん摩とは異なります。痛みの解消や機能回復をめざす一環として理学療法士がマッサージを行うことはありますが、基本的には姿勢の見直しや運動を通してご自身でケアできるようになることをめざします。そのためには患者さんご自身の「良くなりたい」という気持ちも大切。病院に通い続けることは多くの方にとって嫌なことだと思います。だからこそ、通院不要になるために、今できること・すべきことに一緒に取り組んでいきましょう。

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