一般財団法人 育生会横浜病院

長堀 優院長

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1946年に横浜駅西口に近い岡野町で開院した「育生会横浜病院」。開業当時多くの医療機関が戦火で焼失した中、出産や子育てに関する医療が重要になると考え設立された財団法人が基盤で、病院名もそうした乳幼児対象の医療が始まりだったことに由来している。社会福祉事業法による無料低額診療事業、中でも乳幼児の保健と保育に尽力した後、1995年に現在の地へ移転したことを機に高齢者医療に軸足を移し、病院、介護老人保健施設、特別養護老人ホームを併設した複合施設となった。「高齢になっても、生まれ育った場所に住み続けるお手伝いをしたい」と語る院長の長堀優先生は、横浜市を中心に外科の医師としてがん治療を数多く経験する中で、患者や家族の気持ちのありようが、治療の成果に大きく影響することを実感したのだそう。超高齢社会となり、キュア(治療)とケア(世話)の両面から寄り添う医療をめざす同院は、近隣病院とも密に連携をとるほか、入院・療養、外来診療や訪問診療などを通じて、地域医療の中心となり地域完結型の医療の実現にまい進。長堀院長に、同院の特徴や取り組みについて話を聞いた。
(取材日2017年12月22日)

キュアとケアで地域の高齢者医療を支える

―病院の特徴を教えてください。

当院では、介護老人保健施設や特別養護老人ホームを併設し、横浜市立市民病院、聖隷横浜病院、横浜保土ケ谷中央病院など急性期医療を担う病院と密接に連携し、治療後すぐにはご自宅に戻れない方の療養を担当しています。高齢の方に多い誤嚥性肺炎や認知症の患者さんへの対応、回復状況やご本人・ご家族の希望をもとに、担当医師、病棟看護師、地域のケアマネジャー、ケースワーカー等による退院支援、訪問診療や24時間対応の訪問看護ステーションのご紹介など高齢者医療に幅広く対応しています。敷地内に各施設が併設されているので、病院から施設への移動・受け入れがスムーズなのも大きな特徴ですね。地域の医療機関、行政、福祉事業者などと密に連携を取りながら、高齢の方が住み慣れた場所やその近くで暮らせるよう多方面からサポートすることで、地域医療の中心として皆さんに貢献していきたいと考えています。

―超高齢社会の中、病院として取り組んでいることはありますか?

超高齢社会となり、在宅での看取りや介護が避けて通れない中、ご家族が少しでも休息できるように、当院ではレスパイト(介護家族支援短期入院)を積極的に取り組んでいます。2週間前後を目安にご家族にリフレッシュしていただいていますが、皆さん利用して良かったと言われ、繰り返し利用されることも多いです。高齢者夫妻の世帯では介護者が入院しなくてはいけないということも出てくるため、良い介護にはレスパイトが必要だと考えています。また、地域のケアマネジャーが独居老人を訪ね、一人での生活が難しいと判断した場合には、当院で体調を整えていただき施設にご紹介したり、役所と協力して健康講座も開催しています。病院としてはとにかく、高齢者が増えている現状で速やかに対応することで、急性期病院との橋渡しとともに地域の中での完結型医療の実践をめざしています。何かがあればすぐに駆け込めるような存在でありたいです。



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