歯の健康意識を高めるきっかけにもなる
ホワイトニングのメリット
Kuniデンタルクリニック
(長久手市/はなみずき通駅)
最終更新日:2025/03/31


- 自由診療
人とおしゃべりしたり、笑顔で写真に写ったりする際に、自分の表情に自信を持てるようになりたい。そんなふうに考える人にとって、歯を白くするためのホワイトニングは有用な方法の一つといえる。歯の黄ばみや黒ずみは先天的な要因、あるいは生活習慣や加齢によって生じることがある。歯の変色は誰にでも起こり得る悩みであり、ホワイトニングでは専用の薬剤を用いることで白い歯をめざしていく。一般歯科をはじめ、審美歯科まで幅広く対応する「Kuniデンタルクリニック」の山村邦仁院長によると、「ホワイトニングをきっかけに、歯の健康に対する意識も芽生える方も少なくない」と言う。ホワイトニングへの知識が豊富な山村院長に、メリットや種類などについて話を聞いた。
(取材日2025年2月6日)
目次
ホワイトニングによってめざせるのは、見た目にも衛生的にも「きれいな口元」
- Q毎日歯磨きをしていても歯の色が変わってしまうのはなぜですか?
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A
▲患者の希望やライフスタイルに合わせて対応が可能
黄ばみや黒ずみといった歯の変色の原因は、大きく2つに分けられます。まず挙げられるのが、外因性によるもの。具体的にはコーヒーや紅茶、麦茶、ワインやカレーなど色の濃い飲み物や食べ物の色素や、喫煙によるヤニが歯の表面に付着することによって、歯が黄ばんだり黒ずんだりします。虫歯による黒ずみも、外因性の変色に該当します。そしてもう一つが、内因性による変色です。これは、生まれつき歯が黄ばんでいる、加齢などによって歯の表面のエナメル質が薄くなり、内側にある黄色みが強い象牙質が透けやすくなるといったケースが該当します。
- Q歯の色の改善を図るためにはどんな方法があるのですか?
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A
▲丁寧でわかりやすく患者に寄り添った説明を心がける
外因性の変色に関しては、歯の表面に汚れがついている状態ですから、まずは歯磨きによるケアが大切です。ただ、ホームケアのみで着色原因を完全に取り除くのは難しく、定期的な検診が欠かせません。専用機器を使って歯の表面を磨き上げるようなプロのケアは、病気を防ぐためだけでなく、白さを保つためにも重要なんです。歯のエナメル質に沈着した色素にアプローチしたり、内因性の変色の改善を図ったりするためには、専用の薬剤によるホワイトニングが有用です。薬剤が歯のエナメル質に作用して色素が分解されることで、象牙質の色を透けにくくすることをめざします。虫歯がある場合は、先に虫歯の治療を終えてからホワイトニングに進みます。
- Qホワイトニングの種類と特徴を教えてください。
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A
▲専門の知識を持つ歯科衛生士も在籍する
ホワイトニングは、クリニックで受ける「オフィスホワイトニング」と、キットを使って患者さん自身が行う「ホームホワイトニング」の2種類に大きく分類されます。オフィスホワイトニングは、クリニック専用の薬剤や機器を使う方法です。施術時間は30〜45分、長くても1時間程度で、1回の施術で効果が望めます。一方でホームホワイトニングは、専用のトレーに薬剤を入れて歯に装着し、薬剤を浸透させる方法です。オフィスホワイトニングと比べて薬剤の作用が穏やかで、自宅で手軽に行えるのがメリットですが、有用性を感じられるまでには2週間程度を要するでしょう。
- Q不自然な仕上がりになってしまわないか心配です。
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A
▲機能面だけでなく、審美面にも配慮した治療にも注力
歯を白くするための薬剤を使うといっても、あくまでもともとの歯の自然な色味がベースとなります。ですので、ホワイトニングによって不自然なほどに真っ白になることはありませんからご安心ください。また、一口に「歯を白くする」といっても、その程度は患者さんによって千差万別です。納得いく結果につなげられるよう、ホワイトニングを行う際には事前に、どの程度のトーンをめざすか、見本を参考にしっかりとすり合わせた上で行います。
- Qホワイトニングはどのくらいの頻度で受けると良いでしょうか?
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A
▲自宅での念入りなアフターケアも大事と話す院長
食事や生活習慣にもよりますし、ご自身の感覚にも左右されるので一概には言えませんが、一般的なオフィスホワイトニングであれば3ヵ月くらいの頻度かと思います。当クリニックの場合、3ヵ月に1回、あるいは半年程度に1回の頻度でいらっしゃる方が多い印象です。患者さんの中には、検診とホワイトニングを1セットと捉えて、交互に受けることを希望される方もいらっしゃいます。定期的にホワイトニングを受けていれば、理想的な白さの維持が期待できますし、1回あたりの施術の負担も軽くできるのではないでしょうか。
自由診療費用の目安
自由診療とは院内ホワイトニング(失活歯)/1歯2万2000円、ホームホワイトニング/2万2000円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。