全国のドクター9,186人の想いを取材
クリニック・病院 158,624件の情報を掲載(2024年4月26日現在)

  1. TOP
  2. 東京都
  3. 武蔵野市
  4. 吉祥寺駅
  5. 吉祥寺ファースト歯科
  6. 武内 一洋 院長

武内 一洋 院長の独自取材記事

吉祥寺ファースト歯科

(武蔵野市/吉祥寺駅)

最終更新日:2023/01/26

武内一洋院長 吉祥寺ファースト歯科 main

JR中央本線・京王電鉄井の頭線、吉祥寺駅より徒歩10分の場所にある「吉祥寺ファースト歯科」。2022年12月に開業し、虫歯治療だけではなく、予防やマイクロスコープを使った精密治療、ホワイトニングなど、幅広く診療にあたっている。院長の武内一洋先生は、治療を通じて、自分の歯を自分で守る大切さを患者に伝えていきたいと考えている。その思いの背景にあるのは、2年間、訪問歯科診療として多くの高齢患者を診てきた経験だ。診療する中で、自分の歯で食事をする大切さ、歯科医師という仕事の重要性を痛感したという。開業にあたってのこだわり、診療に対する思いなど、武内先生に話を聞いた。

(取材日2022年12月26日)

マイクロスコープ治療で、歯を守る大切さを伝えたい

こちらのクリニックでの、治療の特徴を教えてください。

武内一洋院長 吉祥寺ファースト歯科1

このクリニックでは、患者さんに自分の歯を自分で守る大切さを実感していただける診療をしたいと思っています。そうした思いから取り入れたのが、マイクロスコープを使った治療です。マイクロスコープは歯科の顕微鏡ともいわれていて、肉眼では発見が難しい小さな虫歯なども確認することができるんです。またそれだけではなく、マイクロスコープを使って撮影することで、患者さんに歯の状態を詳細にお見せすることもできます。言葉やイラストで説明するだけだとあまり印象に残らないかもしれませんが、マイクロスコープの動画をお見せすると皆さん驚いて「虫歯をそのままにしたら大変だ」と実感していただけると思うんです。さらに一歩進んで、歯を守るために定期的に歯科医院に通うなど、日頃から歯に対する意識を強めてくださることも期待できます。治療を通じて、少しでも歯を守る大切さを感じていただけたらうれしいですね。

治療の様子を動画で見せることで、どのような反応を期待していますか?

やはり初めて見るという方がほとんどでしょうから、映像を見て「こういうことをやっていたんですね」と治療内容などにも興味を持ってくださることを期待しています。それから、映像を見ることで、治療に対して安心感を持ってくださるとうれしいですね。やはり、しっかりとした治療をして技術に自信がないと、治療の映像を詳細にお見せすることはできないですからね。特に根管治療においては、肉眼では見えない部分が見えるというのはマイクロスコープの大きな強みです。しかし僕にとってはそれだけではなく、患者さんに歯科の治療に興味を持ってもらう、歯を大切にする意識を持ってもらうためのツールの一つでもあるんです。

予防にも力を入れていると伺いました。予防としてはどのような診療をなさっていますか?

武内一洋院長 吉祥寺ファースト歯科2

うまくブラッシングができているかどうかを表す、プラークコントロールレコード(PCR)という指数があります。それを患者さんと共有しながら予防に関する指導をしています。単に「うまく磨けていません、しっかり磨きましょう」だけだと、患者さんも頑張れないと思うんです。そうではなく、具体的な数値を共有して、頑張った分数値が良くなれば、患者さんもやる気が出ますよね。それから、クリーニング希望の新しい患者さんが来ても、まったく磨けていない場合は、口腔内写真を撮って歯茎の検査をして、あとは歯磨き指導だけで初回を終えることもあります。患者さんにPCRをお伝えして、その数値が良くなっていれば次回からクリーニングしていきましょうと説明するんです。プラークコントロールができていないままだと、今後口の中がどうなっていくかをお話しして、患者さんが自宅でしっかり歯磨きできるように指導しています。

内装、クリニック名などすべてに思いを込め開業

吉祥寺に開業したのは、どのような理由からでしょうか?

武内一洋院長 吉祥寺ファースト歯科3

僕は国分寺の出身で、開業する前に三鷹や武蔵境に住んでいたこともあり、中央線になじみが深かったんです。吉祥寺は自然が豊富なのに都会で先進的な雰囲気もあって街のバランスがとても良いなと感じていました。人が集まるエリアでもあるのでこの地での開業を決めました。吉祥寺という場所柄、住んでいる方もおしゃれな方が多いので、クリニックの内装もいろいろとこだわりました。全体的にあまりゴチャゴチャしないようにシンプルにして、茶色の木目を基調に統一感がある造りにしています。それから、スタッフの制服も同じ茶色でそろえました。来院した方に、すてきなクリニックだなと思っていただけるとうれしいですね。

「吉祥寺ファースト歯科」という名前は、どのような理由でつけたのでしょうか?

患者さんファーストで診療をしていきたいという思いが大きな理由です。また飛行機のファーストクラスの診療を心がけるなど、「ファースト」の言葉にたくさんの思いを込めております。それから僕の「武内一洋」という名前にある漢数字の「一(いち)」を使って、何か意味を持たせられないかといろいろ考えていた部分もあったので、最終的に吉祥寺ファースト歯科という名前に決めました。

新しいクリニックで働くスタッフの方は、何人くらいいらっしゃるのでしょうか?

武内一洋院長 吉祥寺ファースト歯科4

スタッフは歯科衛生士、歯科助手、受付それぞれ1人ずついて、全部で3人体制です。3人には、クリニックのオープニングスタッフとして、助け合いの精神を一番大切にしてほしいと伝えています。クリニックを良くしていくためには、職種や肩書にかかわらず、スタッフみんなが協調性を持って助け合う気持ちが必要です。歯科クリニックは人と人が接する場所なので、働く人たちの関係性や雰囲気の良し悪しが患者さんにも絶対に伝わると思っています。働く我々が助け合って楽しく仕事をして、患者さんにとっても居心地の良い雰囲気、空気感が出せれば良いですね。うれしいことに、めざすところを共有できるスタッフが集まってくれたので、開業して間もないですがそういう点は達成できていると思っています。

訪問歯科診療で感じた、歯科医師としての責務

患者さんに「歯を守る大切さを伝えたい」と考えるようになったきっかけは何ですか?

武内一洋院長 吉祥寺ファースト歯科5

以前、2年間だけ訪問歯科診療をしていて、その時の経験が大きく影響していると思います。訪問歯科診療の患者さんの中には、ご自身の歯や口で食事ができないご高齢の方が大勢いらっしゃいました。治療しようと思っても、一定レベルを超えてしまうと、残念ながら対症療法的なことしかできません。患者さんを診ていて感じたのは、ご飯を口から食べられなくなってしまうと、楽しみがなくなって元気がなくなったり、体力が落ちたりしてしまうということです。訪問歯科診療の経験を通じて、一生食事が楽しめる状態をキープすることがいかに大切かを痛感したんです。今後、ますます長寿社会になっていく中で、僕たち歯科医師としては、何歳になってもおいしいご飯を自分の歯で食べられる人を増やしていく、それが大事だなと思っています。

お休みの日はどのように過ごしていらっしゃいますか?

ゴルフが好きで、以前は月に1回ぐらいやっていました。あとは旅行も好きですね。独身の時は3、4ヵ月に1回ぐらい海外に行っていたのですが、最近は新型コロナウイルス感染症流行もあってお休み中です。今、子どもが1歳8ヵ月なので、次の夏は家族でどこか海外に行こうと計画しています。最近は、休みになると子どもと遊んで過ごすことが多いですね。子どもを見ていると本当に楽しくて、日々成長していくさまを見るとすごいなと思います。

最後に、地域の皆さんへのメッセージをお願いいたします。

武内一洋院長 吉祥寺ファースト歯科6

ご自身の歯についてわからないことがある方、今まであまり興味がなかった方、また現状のお口の中のことで心配なことがある方、お困りのことがある方はぜひ一度気軽に相談に来ていただきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ホワイトニング/8000円〜

Access