全国のドクター9,287人の想いを取材
クリニック・病院 158,646件の情報を掲載(2024年4月19日現在)

  1. TOP
  2. 愛知県
  3. 豊橋市
  4. 豊橋駅
  5. おがわ歯科医院
  6. 小川 直寛 院長

小川 直寛 院長の独自取材記事

おがわ歯科医院

(豊橋市/豊橋駅)

最終更新日:2023/04/14

小川直寛院長 おがわ歯科医院 main

豊橋鉄道渥美線小池駅から車で約10分、幸公園のすぐ近くにある「おがわ歯科医院」は2022年12月に開院した新しいクリニック。真っ白な壁とペンギンのロゴマークで清潔感あふれる建物が目印だ。かかりつけ歯科医院としてさまざまなニーズに応えるため、虫歯や歯周病の治療をはじめ小児歯科、矯正歯科、インプラント治療など幅広く対応しているのが特徴である。サーフィンやロッククライミングを趣味とするアクティブな小川直寛院長は、その快活な人柄からすでに多くの患者と良好な関係性を築いているようだ。「予防歯科を広め、いつまでも気持ち良く噛めるようにサポートすることで、地域の健康を守っていきたい」と語る小川院長に、同院の特徴や今後の展望などについて話を聞いた。

(取材日2023年3月30日)

一人ひとりに合わせた予防歯科に注力

開業までの経緯や想いを教えてください。

小川直寛院長 おがわ歯科医院1

大学卒業後に大学病院に所属した後、予防歯科を行っているクリニック、行っていないクリニック、どちらにも勤務しました。予防歯科を行っていないと、治療をしても患者さんのセルフケアが行き届かないことから、またすぐに治療が必要になるケースがほとんどでした。結果的に患者さんのお口の状態はどんどん悪くなっていくという悪循環に……。歯科医療として、この状況に疑問を感じていましたし、そのような環境に身を置き続けるのは私自身にも大きなストレスでした。そこで、歯科医師として患者さんのお悩みを根本的に解決し、悪循環に悩む方を一人でも少なくしたいという想いから開業を決意しました。当地で開院したのは両親が住んでいることもありますが、私の趣味はサーフィンでサーファーのメッカとなっている海が近いことも理由です(笑)。

こちらの歯科医院のコンセプトを教えてください。

定期的に通院している方もいれば、10年ぶりにいらっしゃる方など、いろいろな患者さんがいらっしゃいます。せっかく当院に来ていただいたからには、お口のトラブルが起きない状況をつくりたい。そのためには歯科医師の私がやらなければいけないこともあるし、毎日のセルフケアなど患者さんご自身がやらなければいけないこともある。セルフケアの継続にはモチベーションが必要ですので、まず「なぜ歯科医院に通って治療をしないといけないのか?」を理解いただけるように努めています。やはり歯科医師と患者さんが二人三脚で歩いていかないと良い治療はできませんからね。また、老若男女問わず通いやすいクリニックにしたいという想いから、当院のロゴにはペンギンを取り入れました。以前、妻と世界一周旅行をした際、南極で見たペンギンに魅了されたのも理由です。

診療の特色を教えてください。

小川直寛院長 おがわ歯科医院2

予防歯科に注力しており、一人ひとりの患者さんに最適な歯科医療が提供できるように、幅広い分野に対応できる体制を整えています。どんな治療も、まずは土台となる歯茎が健康でないとうまくいきませんので、歯周治療から入ります。当院には歯科衛生士が6人と多数在籍していますので、歯周治療をしっかりできるのが強みですね。また、患者さんご自身にお口の現状を理解してもらうのが信頼関係を築く第一歩となりますので、わかりやすい説明を心がけています。例えば、口腔内スキャナーでお口の中をチェックする際には、どのような状態なのかを3D画像を使って視覚的に説明しています。ご自身のお口の状況を理解することで、患者さんの治療のモチベーションを上げることにつながると思います。

口の健康を通じて生活の質を高めたい

予防歯科に注力されている理由を教えてください。

小川直寛院長 おがわ歯科医院3

日本人の寿命が延びていることで、健康な歯を保つことの重要性も増しています。食事は健康の基本ですので、歯を失って食べ物が噛めなくなると、介護のリスクが高まることも明らかになっています。歯というのは一度悪くなると、どんどん悪化してしまうもので、例えば、削った歯は歯石も汚れもつきやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まってしまいます。長い人生において生活の質を守るためには、削っていない歯がある人はそれを守るように、虫歯がある人は今以上悪くならないように、できるだけ早い段階で食い止めることが必要です。歯科医師としてお口の健康を守り、患者さんの充実した人生をサポートできるよう予防歯科に力を入れています。

歯科医師をめざしたきっかけやモットーを教えてください。

薬剤師をしている父の影響からか、もともと医療系に進みたいという想いがありました。具体的なきっかけは高校2年生の時に父から「歯科医師になったら?」と言われたことです。当時、歯科医師というのは繊細な治療をしたり、彫刻のように歯を作ったりするのが仕事というイメージがありました。小さな頃から手先を使うのが好きで、模型などを作っていたこともあり、とても魅力を感じてこの道を選びました。歯科医師としてのモットーは、私を信頼して通ってくれる患者さんに対して誠意を持って対応することです。あまり歯科医院が好きではないという方も多い中、頑張って来てくれる患者さんのお口をできるだけきれいに健康にするために最善を尽くしたいと思っています。

患者さんと接する際に心がけていることは?

小川直寛院長 おがわ歯科医院4

初診の際は、まず歯科医院が好きか嫌いかを判断するために、患者さんの表情や目線などを細かく観察します。中には歯科恐怖症のように、本当に不安を抱えている方もいらっしゃいます。勇気を出してせっかく来院いただいたのに、このきっかけを逃したら、一生歯科医院に通えなくなってしまう可能性もありますので、細心の注意を払います。具体的には刺激的な言葉を使わない、麻酔はできるだけ痛みを少なくするなどの工夫をしますね。また、すべての患者さんに対して、今何に困っているのか深掘りします。困っていることを解決しつつ、当院で新たに見つかった問題も解決し、患者さんの生活の質が高められるように努めています。

めざすのは「感じのいい」クリニック

スタッフさんについて教えてください。

小川直寛院長 おがわ歯科医院5

歯科クリニックはスタッフがあってこそ。人が育たないと歯科医院の運営は成り立たないと思っていましたが、幸いにも当院のスタッフは優しい人ばかりなので、自由に伸び伸びと働いてもらっています。私は「感じのいいクリニック」をめざしていますが、みんな優しいので雰囲気もやわらかく、患者さんからお褒めの言葉をいただくこともあります。この雰囲気を保つために、スタッフが働きやすい環境をつくるのが院長である私の役目。スタッフが働きやすいと院内の雰囲気が良くなり、患者さんも心地良い時間を過ごすことができます。すると「また来たいな」と思ってもらえると思うんです。予防歯科は定期的な受診が大切ですから、スタッフとともにこの好循環をつくり上げていきたいです。開院以来、大変な時期を支えてくれたスタッフには感謝しかありませんね。

今後の展望について教えてください。

予防歯科の重要性を広めることで、地域の健康に貢献していきたいですね。クリニックの方向性としてはメンテナンスの患者さんを増やしていきたいです。予防歯科は歯科医師、歯科衛生士、患者さんとの間で信頼関係を築くことが大切です。そのためにも働きやすい環境をつくり、「ここで働いて良かった」というスタッフを増やして、いずれは施設を拡張していけたらと視野に入れています。私の役目は患者さんが気にしている箇所だけでなく、歯を維持する治療をすることで、お口の健康を一生守ること。これを継続して、通院くださる患者さんに信頼されるような歯科医師になれるよう努めていきます。

読者にメッセージをお願いいたします。

小川直寛院長 おがわ歯科医院6

開院してまだ月日が浅いですが、この地域には良い方が多いという印象があります。おかげさまでクチコミでのご紹介も増えていますし、遠方から来院いただく患者さんもいて、とてもありがたいですね。歯科意識の高い患者さんが多く、予防歯科に注力している歯科医院としてやりがいを感じています。今後の長い人生において生活の質を上げるため、歯を失わないように一緒に歩ませていただければと思っています。また、当院は雰囲気なども含めて通いやすいクリニックをめざしています。歯科医院が苦手な方も一度来てみてください。それがきっかけとなり、今後のより充実した人生につながるのなら歯科医師として、これほどうれしいことはありません。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正/91万3000円、インプラント治療/40万7000円~46万2000円

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

Access