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本郷 洋一郎 院長の独自取材記事

サルスクリニック有明

(江東区/有明駅)

最終更新日:2025/09/09

本郷洋一郎院長 サルスクリニック有明 main

有明駅から徒歩約5分の場所に位置する「サルスクリニック有明」。都内に3ヵ所あるサルスクリニックのうちの一つである同院は、生活習慣病の治療を中心に、内科診療全般、人間ドック、常勤の管理栄養士による指導など、幅広い診療を行っている。院長を務める本郷洋一郎先生は、循環器内科を専門として、心臓疾患の救急医療などに携わってきた後、予防医療の重要性を強く感じ、同院で生活習慣病の患者を手厚く診察している。「当院には、生活習慣病の患者さんをサポートするためのスタッフや医療機器が整っています」と語る、穏やかな人柄が印象的な本郷先生に、クリニックの特徴や診療方針などについて詳しく話を聞いた。

(取材日2025年4月14日)

管理栄養士も常駐し、生活習慣病治療をフォロー

クリニックの特徴について教えてください。

本郷洋一郎院長 サルスクリニック有明1

当院は、主に生活習慣病など慢性疾患の継続的な診療を行っています。単にお薬を処方するだけではなく、食事習慣や運動習慣など生活全般の管理を意識した診療を行って、患者さんがより良い生活を送り、健康寿命の延伸につながる治療を心がけています。その他、内科全般の診療、インフルエンザ、新型コロナウイルスなど感染症の診療、健康診断、人間ドック、また成人の予防接種など、幅広く対応しています。患者層としては主に高血圧症や糖尿病、脂質異常症、あるいは慢性の腎臓病や消化器疾患の方が多く来院されています。地域的には、有明やお台場、豊洲といった近隣にお住まいの方、またご自宅は遠方でも仕事場がこの周辺にある方々もよく通われています。

診療体制について教えてください。

当院には、さまざまな診療科目を専門とする医師が在籍していますので、患者さんを診療していく中で、特に専門的な知識や診療経験が必要とされる場合は、該当の分野を専門とする医師が担当となって、より適切な診療を行うための体制を取っています。また、看護師の他に診療放射線技師、生理機能検査を担当する技師が在籍し、必要に応じて専門の技師のもと、CT検査や超音波検査を幅広く行うことができます。さらに、管理栄養士が常駐しているため、診療時間内であれば原則としていつでも栄養指導、食事指導を受けていただくことが可能です。

管理栄養士が常駐しているのは大きな特徴ですね。

本郷洋一郎院長 サルスクリニック有明2

そうですね。高血圧症や糖尿病、脂質異常症などは、その方の普段の食事習慣が、病気の程度に大きく関わることがあります。ですから、お薬の処方だけではなくて、患者さんの普段の食生活について伺って、改善したほうが良い点があれば、適宜アドバイスを行っています。食事習慣を改善することで、ケースによっては血圧や血糖値の大きな改善が期待でき、必要なお薬の量が少なくなったり、服薬が不要になったりするといったことが期待できます。患者さんの食生活を長いスパンで継続的に管理する上でも、管理栄養士が常駐していることは、利便性が高いと思います。

適切な予防医療で「火の用心」を

患者さんを診療するにあたって、大切にしていることをお聞かせください。

本郷洋一郎院長 サルスクリニック有明3

単純に、血圧や血液検査のデータの改善をめざすのではなく、その方が1年後、3年後、5年後、もしくは10~20年後に元気でいられるよう、長い目で見て健康に寄与する診療を意識しています。生活習慣病を診療する目的は、将来的に脳卒中や心筋梗塞など、大きな後遺症が残るような病気が発症しないための予防です。その方の体調がどのような推移をたどっているのかを注視することが重要ですから、継続的に通院していただくことも大切ですね。

生活習慣病は自覚症状がないことが多いですが、継続的な通院を促すために工夫していることは?

まずは通院の目的を明確にお伝えして、将来的な疾病予防の意識を持っていただくことです。脳卒中や心筋梗塞はある日突然、前ぶれなく発症するもので、発症した後にどんなに良い環境で治療を受けたとしても、後遺症が残って仕事ができなくなったり、家族の介護が必要になったりする危険があるといったことを説明して、そうならないための診療の重要性を知っていただくことが大切ですね。また、お一人お一人、普段の生活や仕事の忙しさなど、事情は異なりますから、それぞれの個別性に合わせた対処をしていくことも大切にしています。忙しくて継続できないような習慣を無理強いしても、良い結果にはなりません。患者さん個々人のニーズに応じて、その方ができることをご提案するのが、通院の継続につながるのではないかと思います。

生活習慣病の不安を抱えられている方に、気をつけてほしいことはありますか?

本郷洋一郎院長 サルスクリニック有明4

今日では、食事習慣や運動習慣に関する情報は世の中にあふれていますが、お一人お一人に合った食事や運動の習慣はそれぞれに異なり個人差も大きいため、自分自身にとって適切な食事・運動の習慣をつけるのは、意外と難しいものです。また、たくさん流通しているそれらの情報の質も、玉石混交です。血圧や血糖値、コレステロール値が高くて、それを生活習慣で改善させたいとお考えでしたら、まずはクリニックを受診していただければ、より良いアドバイスができると思います。救急医療が、火事が起こったところに消防車で火を消しに行くものだとすれば、生活習慣病の診療は火事が起こらないための「火の用心」です。しっかり「火の用心」をして予防できるよう、ぜひ診察を受けていただきたいですね。

週末や祝日も診察し、幅広く患者をサポート

本郷先生が医師を志したきっかけを教えてください。

本郷洋一郎院長 サルスクリニック有明5

祖父や叔父など、医療系の仕事に携わっている親族が複数いたこともあるのですが、大学受験で理系の学部をめざしていた折に、将来は人と関わる仕事に就きたいと考えるようになり、医学部を志しました。大学卒業後は、救命救急センターや心臓集中治療室で、急性心筋梗塞、あるいは心不全といった心臓病の救急医療に携わり、心臓のカテーテル治療などを中心に担当していました。その後、一般の病院で内科の外来も担当するようになってから感じたのは、血圧やコレステロールの値を下げることがなぜ重要なのかを認識しないまま、薬だけを受け取りに来ている患者さんが多いということ。そうした患者さんの生活習慣を改善することに、自分の関心が移っていったんです。

では、こちらのクリニックの環境は本郷先生の問題関心とも合致していますね。

はい。脳卒中や心筋梗塞を発症してから初めて病院に来るのではなく、その前段階としての予防医療に関わることが大切だと考えています。薬だけではなく、患者さん自身が生活習慣を整えて血圧やコレステロールの値の低下につなげ、体調の改善を促していく姿を見ることに、自分は一番充実感を感じるのだと、キャリアの中盤になって気づいたんです。いろいろな医療機関で仕事をしてきましたけれども、当院は生活習慣病の患者さんを診療するために必要なスタッフや医療機器が整っていて、自分がやりたい診療ができる場所だと思っています。

読者へのメッセージをお願いします。

本郷洋一郎院長 サルスクリニック有明6

健康診断や人間ドックで再検査、精密検査、あるいは治療が必要だと言われた方、またはさまざまな自覚症状があって体調が心配な方、人間ドックを希望されている方など、幅広く診察させていただいています。当院は土曜日曜や祝日も診療していますので、お仕事が忙しく平日のスケジュールが空けにくい方なども、ご都合に合わせて受診していただければお役に立てるかと思います。ぜひお気軽にお越しください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

人間ドック/5万9400円~

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