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伊藤 利通 院長の独自取材記事

かなりあ歯科・小児歯科

(廿日市市/山陽女学園前駅)

最終更新日:2023/05/09

伊藤利通院長 かなりあ歯科・小児歯科 main

廿日市市佐方の大型スーパーそばに2022年9月に開業した「かなりあ歯科・小児歯科」。黄色い外観とカナリアが配されたかわいいマークが印象的だ。院長の伊藤利通先生は歯科医療の一つの責務は健康寿命を延ばすことと考え、総合的な診療を行うとともに予防歯科に力を入れている。広島大学病院時代、予防歯科の専門家である長畑光先生に出会い、予防歯科に重きを置いた歯科医療に感銘を受けたという伊藤院長。開業後も、予防の重要性を多くの患者に知ってもらいたいと歯科衛生士らとともに熱心に取り組んでいる。「口は全身の健康と密接に関わっています。まずはご本人の口の中の状態を知っていただきたいですね」と話す伊藤院長。同院の特徴や予防歯科への思いなどについて話を聞いた。

(取材日2022年12月8日)

予防歯科を中心に幅広いニーズに対応

この場所に開業なさった理由についてお聞かせください。

伊藤利通院長 かなりあ歯科・小児歯科1

開業を前に1~2年くらい、程良い郊外でファミリー層が多く住んでいるエリアに良い物件がないか探していました。開業する歯科医院では診療内容の8割程度を予防歯科に集中させたいと考えていて、そのためには歯科医院が日常生活の一つとなる必要があると思いました。歯科医院が日々の生活の中で気軽に立ち寄れる場であること。その点、ここはスーパーのすぐそばですから、地域の方々にとって通いやすい場所だと思ったのです。また、この近辺はファミリー層が多く住み、最近では若い世代も増えてきています。実は妻の地元でもあり、私自身もなじみがある場所なので、ここに開業することにしました。「かなりあ歯科・小児歯科」としたのはもともと建物の外観が黄色でしたので、そのイメージに合う名前にしました。伊藤という名字はあまりにも多くありふれていますから(笑)。

開業までのご経歴を簡単に教えてください。

当初から開業は視野にあり、かかりつけ歯科医院としてやっていくにはすべての治療に対応できる必要があります。ですので、複数の歯科医院に勤務しながら一般歯科から矯正、義歯、インプラント治療、顎関節症、小児歯科などさまざまな分野で研鑽を積んできました。中でも私の師匠は予防歯科の専門家である長畑光先生です。広島大学病院時代に長畑先生に出会い、予防歯科に重きを置いた歯科医療に深い感銘を受けました。自身も予防歯科を中心とした歯科医療を実践していきたいと思ったのです。ですが、予防歯科を実践するにしてもその前にあらゆる歯科ニーズに応えられなくてはいけません。まずは歯科治療全般を学び、最後に長畑先生の歯科医院に勤務して予防歯科について徹底的に学びました。それらの知識や考え方をここでの診療に生かしていきたいと思っています。

こちらのコンセプトについて教えてください。

伊藤利通院長 かなりあ歯科・小児歯科2

一つは小さなお子さんから高齢の方まで幅広い年代の方々のあらゆるニーズに応える歯科医院であること。さまざまな患者さんの悩みや困り事に対して初診から治療が終わるまで患者さんのパートナーとして一緒にゴールをめざしたいと考えています。また、今、お話ししたように予防を最も重視しています。最近では口の中の健康は全身の健康と密接な関係があることがわかってきています。患者さんの健康寿命を延ばすことも歯科医療の一つの責務。予防歯科によって口腔内環境を整え、ひいては全身の健康維持に寄与していきたいですね。さらに子どもたちの口腔育成にも積極的に取り組んでいます。

ライフスタイルを考慮したオーダーメイドの治療

予防歯科ではどのようなことを大切になさっているのでしょうか。

伊藤利通院長 かなりあ歯科・小児歯科3

当院では歯科衛生士が3人在籍していて、それぞれ患者さんの生活背景を考慮しながら予防歯科に取り組んでいます。患者さんのライフスタイルをよく理解していないとオーダーメイドの治療やケアはできないのですね。例えば、小さなお子さんがいる場合、虫歯は親から感染しますから親御さんの口腔管理が重要です。あるいは楽器演奏やスポーツなどの部活をしている学生さんではそれぞれ必要なケアがあります。お年寄りの方でしたら日常生活動作がどの程度できるかによっても対応が異なります。そのような生活全般について歯科衛生士が詳しく伺って、その情報を共有しながら治療計画を立てています。細かいお話を伺うためには信頼関係が重要ですので患者さんとのコミュニケーションはとても大切にしています。

待合室にもプラークコントロールなどについての張り紙がありますね。

患者さん方にブラッシングによるプラークコントロールの重要性を知っていただきたいのです。虫歯や歯周病の予防にはプロによるケアも必要ですが重要なのがホームケア。プロのケアはサポートにしか過ぎず、主体はご本人によるセルフケアなのです。ブラッシングもライフステージによって変えていく必要があります。乳歯の時には乳歯に適した磨き方がありますし、大人になって歯周病が進み歯の隙間ができたら隙間も磨く必要があります。年齢や口腔内の状況に即した正しい歯磨きを患者さん方に理解していただきたいのです。でも、皆さんそれまで続けてきた習慣がありますから、それを変えるのはなかなか難しいでしょう。ですが、あえてその方の日常生活に介入させていただいて、新しい考え方を日々の生活に反映させることが大事です。そのためには歯科医師対患者という関係ではなく、人と人、という付き合いができていないと成立しないと思っています。

小児の口腔育成にも取り組んでおられるとのことですが、どういうことをするのですか?

伊藤利通院長 かなりあ歯科・小児歯科4

矯正の考え方に近いですが、簡単に言えば子どもの頃に、将来、手入れしやすい歯列に整えるということです。実は今、歯列の悪い子どもたちが増えています。その原因として小顔で顎が細い、食習慣などがありますが、筋力の低下も一因です。今は体の筋力がない子どもがとても多いですね。全身の筋力が弱いと正しい姿勢がとれず猫背になって口呼吸になりやすくなります。口呼吸になると正しい舌の位置が維持できず、前歯に舌を押しつける癖がついて歯列の乱れにもつながります。こうした癖や習慣を改善して正常な顎の発達や整った歯列、正しい噛み合わせなどを子どもの成長を利用しながらめざしていくのです。

歯科医院を怖がらず勇気を持って最初の一歩を

診療ではどのようなことを心がけていますか?

伊藤利通院長 かなりあ歯科・小児歯科5

診療の際は、正確な診査診断を心がけています。先進の歯科用CTを導入していて、精密な画像診断につなげています。歯の中に潜む虫歯の進行度をレーザーで解析して数値で表す検査機器も導入しています。とにかく徹底的に口腔内を検査して診断し、適切な治療につなげること。検査結果や症状、治療方法などについては、モニターや説明用タブレットを活用して丁寧に説明しています。ほかにも歯周病についての説明アニメーション動画など、いろいろな映像を用意して患者さんに見てもらいます。やはり言葉だけではなく映像で見たほうがより納得していただけるのではないでしょうか。

今後の展望についてお聞かせください。

当院ではあらゆるニーズに応えていきたいと考えていますが、開業したばかりでまだ対応できていない部分もあります。今後はさらに医療体制を拡充させて、地域の方々のお口の健康、さらには全身の健康維持のお役に立ちたいと思っています。将来的にはここが地域の健康ステーションのような存在になれればと考えています。そして、歯科医療を軸に全身の健康をサポートできる場にできればと思っています。

最後に、読者へのメッセージをお願いいたします。

伊藤利通院長 かなりあ歯科・小児歯科6

まずはご自身の口腔環境がどのようになっているか知っていただきたいですね。口はすべての入り口です。食べ物や栄養は口から摂取しますし、細菌も口から感染します。口はライフスタイル全般に関わっていて全身とも深いつながりがあります。歯科の治療では命を預かるようなことはありませんが、生活の質の維持、改善という点でとても重要です。当院では一人ひとりの患者さんの生活を配慮した治療に努めています。口腔環境や全身との健康などについてご理解いただけるよう、さまざまな情報を用意していますのでお気軽に相談に来てください。歯科医院は行きづらい所と思っている方も多いと思いますが、ぜひ勇気を出して最初の一歩を踏み出してみてください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正/I期治療5万円~20万円、オールセラミッククラウン/7万円~、ジルコニアクラウン/8万5000円~、セラミックインレー/5万円~、スポーツ用マウスガード/5000円~、インプラント(上部構造含む)/25万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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