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高橋 理恵 院長の独自取材記事

東砂あさがお歯科

(江東区/東大島駅)

最終更新日:2023/02/15

高橋理恵院長 東砂あさがお歯科 main

東大島駅から徒歩約10分。東砂団地の一角にあるスーパーに併設されているのが2022年10月に開業した「東砂あさがお歯科」だ。院長の高橋理恵先生は昭和大学歯学病院で小児歯科を学んだ後、複数の歯科医院で一般歯科はじめインプラントや矯正治療、さらに訪問診療など幅広い分野で研鑽を積んできている。そうした経験を存分に生かしながら日々診療にまい進している。「診療の時はお友達みたいな感覚でおしゃべりしているうちに治療が終わった、そんな感じですね」と明るい笑顔で話す高橋院長。高橋院長と話していると、なぜか楽しい気分になって歯科医院にいることを忘れてしまうほどだ。最近では幼い患者から似顔絵をプレゼントされたそう。そんな高橋院長に歯科医療への思いや医院の特徴について話を聞いた。

(取材日2022年12月26日)

一般歯科から小児歯科、訪問診療と幅広く対応

先生のご経歴について教えてください。

高橋理恵院長 東砂あさがお歯科1

昭和大学歯科病院で小児歯科を専門的に学んだ後、一般歯科中心のクリニックや、一般歯科に加えてインプラントにも力を入れているクリニックなどに勤務して幅広い歯科治療の研鑽を積んできました。しかし、訪問診療は経験がなかったんです。お子さんから在宅のご高齢の方まで、一生にわたって必要な歯科医療すべてに応えたいと思い、開業前の直近1年間、東京・町田にある当院と同じ法人内の訪問診療のクリニックに勤めました。祖母が92歳で在宅医療を受けていたことも影響したと思います。当院ではそうした経験を生かしながら虫歯、歯周病から入れ歯、インプラント、審美歯科、小児歯科、ホワイトニング、訪問診療まで幅広く対応しています。

内装でこだわった点はありますか?

私自身、小さい子どもがいますので、もし子ども連れだったらどうだろうか、という視点でいろいろ配慮しています。一つはキッズスペースの設置です。キッズスペースにはモニターと小さな椅子・テーブルを置いて、そこで映像を見たりお絵かきしたり、自由に遊べるようになっています。実は親御さんが安心して治療を受けられるようキッズスペースの天井には監視カメラを設置していて、お子さんの様子を診療室のモニターで見られるよう工夫しています。院内はバリアフリーになっていて、ベビーカーや車いすでそのまま診療室まで入れますし、通路には手すりもつけています。診療室はプライバシーに配慮して半個室になっています。中でも、私が一番こだわったのが診療用チェアです。お尻から後頭部までふかふかで座り心地がとても良いんですよ。患者さんは30分から1時間くらい座りますので、座面が硬いとお尻が痛くなっちゃいますからね(笑)。

感染対策にも力を入れていると伺いました。

高橋理恵院長 東砂あさがお歯科2

はい。親目線で考えますと、やはり感染対策や院内が清潔かどうかという点も気になると思います。院内は白を基調に明るく清潔感あふれる雰囲気です。もちろん常に消毒してきれいに拭いていますよ。治療に使う器具も滅菌できるものはすべて滅菌していますし、使い捨てできるものはすべて使い捨てにしています。それぞれの診療室には口腔外バキュームを据えつけて、治療の際、周りに飛び散る削りかすや水などを吸引しています。クリーニングの時だけ口腔外バキュームを使用するケースが多いですが、当院ではすべての処置の時に用いています。少し吸引の音は出ますが、その方がより安心できると思います。

会話を楽しみながら治療に取り組む

診療の時はどのようなことを心がけていますか。

高橋理恵院長 東砂あさがお歯科3

患者さんには優しく接しています。歯科医師と患者さんというよりはお友達のような感覚でしょうか。何か楽しくおしゃべりしている間に治療が終わったという感じかもしれません。痛みにも配慮して麻酔注射の時も表面麻酔をしたりなど、できるだけ痛みが少ないよう工夫しています。症状や治療方法を説明するときは、検査画像などを見せながらわかりやすいようにお話ししています。例えば歯周病は、歯の組織の構造がわからないと理解しづらいですから歯のイラストを見せて説明していますよ。小さなお子さんたちにも、今日の給食は何だった、好きなテレビは何か、など子どもが興味を持っているようなことを話しながら治療をしています。できるだけ安心してもらえるよう楽しく明るくお話ししています。

診療の中で特に力を入れているものはありますか。

地域の歯科医院として幅広いニーズに応えられるよう、日々診療をしています。ただ、あえて1つ挙げるとすれば、お子さんたちに対する虫歯の治療や予防でしょうか。お母さんがお子さんの虫歯を発見することも多いかと思いますが、もし虫歯で穴が開いていたらそれはかなり進行している状態。神経を抜く治療が必要になる場合が多いです。そんなことになる前に早期に見つけることが大切ですので、ぜひ定期的に通っていただきたいですね。この地域はご高齢の方も多いですからそういったニーズにも対応しています。歯周病の方も多く、歯周病は糖尿病などの全身疾患とも関わっていますのでしっかり管理・治療しています。

歯科医師でもあり母親でもある先生の立場から、子育て中の人にアドバイスがあればお願いします。

高橋理恵院長 東砂あさがお歯科4

親御さんはお子さんの虫歯を心配なさっていると思います。虫歯にならないよう甘いおやつを制限している場合もあるでしょう。でも保育園や幼稚園に通うようになると、園内での社会生活もありますから、それも難しくなります。おやつの制限などではなく、毎日の歯磨きと歯のチェックをしっかり行うことが大切だと思います。歯磨きは歯ブラシだけでなく糸式ようじも使って歯と歯の隙間もきれいにしてください。お子さんに虫歯ができた場合、親御さんご自身の歯磨きがきちんとできていないことも多いです。ですので親子一緒に通っていただいて、正しいセルフケアについて知っていただきたいですね。

4歳の時の歯科医師との出会いがスタート

先生が歯科医師をめざされたきっかけを教えてください。

高橋理恵院長 東砂あさがお歯科5

私が小さい頃、4歳頃だったと思います。虫歯で歯が痛くなった時に、母がたまたま自宅の近くにあった昭和大学の小児歯科に連れて行ったのです。その小児歯科の先生がとても優しくすてきな先生だったんですね。普通、子どもですと歯科の治療は怖いと感じることも多いですが、そんなことはぜんぜんなく、毎回とても楽しかったです。それで私もあの先生みたいな歯医者さんになりたいと思ったのです。それで、そのまま昭和大学歯学部に進学して小児歯科を専攻しました。自分がかつて歯医者さんに対して抱いた感情を当院でも多くのお子さんたちに感じてもらえればと思っています。ついこの間、ある幼いお子さんが「先生の似顔絵を描いたよ」って私の絵を持ってきてくれたんですよ。まだ開業して2ヵ月もたっていないのに。その時はやはりとてもうれしかったですね。

忙しいと思いますがプライベートはどのようにお過ごしですか。

子どもが6歳と1歳なのでプライベートの時間はすべて子育てです。毎日いろいろと忙しいですが、歯科医師の仕事はとても楽しくできていますしやりがいを感じます。子どもとの時間は制限されますが、その分、濃密な時間を過ごすようにしています。いろいろ時間を工夫しながら子育てと歯科医師、両立させながら頑張っています。

では最後に今後の展望をお願いいたします。

高橋理恵院長 東砂あさがお歯科6

私が最初に勤務した歯科医院は、患者さんの人気が高く、1時間も2時間も待つこともありました。でも、「いくら待ってもいいから診察を受けたい」という患者さんばかりでした。それほど患者さんたちからの信頼が厚かったのです。当院も今後、地域の方々から、先生に任せるよ、信頼しているよと言っていただける歯科医院に成長していきたいと思います。当院は、歯科衛生士や受付スタッフもみんな明るくて優しいスタッフばかりですので、お気軽に相談に来てください。通院が難しい方には訪問歯科診療も行っていますのでぜひご活用ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正治療/11万円~、小児矯正/5万5000円~、ホワイトニング/3万3000円~、インプラント治療/44万円~、セラミックの詰め物/4万4000円~(素材によって異なります。)

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