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村山 剛也 理事長、松下 玲子 先生の独自取材記事

村山クリニック

(横浜市南区/阪東橋駅)

最終更新日:2019/08/28

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碁盤の目のように、縦と横の道できっちりと区画された阪東橋は、歴史をさかのぼるとかつては遊郭だったといわれている。その名残もあって、なんとも不思議な街並みが広がっている。その一角にある「村山クリニック」の理事長の村山剛也先生、松下玲子先生に話を聞いた。インタビュー中は、町の人にとって駆け込み寺のような場所でありたいと、地域医療に懸ける力強いまなざしを見せたかと思うと、照れ隠しのように冗談を飛ばし合うチームワーク抜群のお2人。ここに来て一緒に笑い合うだけで病気を吹き飛ばしてもらえるような、笑いの絶えない診療風景が目に浮かんでくる。開院30年を迎え、それぞれに専門を持ったお2人が町医者として、ジェネラリストとして、どのような医療を提供しているのかを探っていく。
(取材日2013年10月26日)

地域の人の駆け込み寺。専門分野を持つ医師が連携

村山理事長は勤務医の経験が豊富と伺いましたが、地域医療にシフトされた経緯からお伺いできますか。

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【村山理事長】もともとこの医院は1992年に私の父が始めたクリニックだったんですね。それが5年ほど前に父の体の具合が悪くなったことで、ここと関内にある分院両方のクリニックを任されることになったんです。当時僕は勤務医をしていましたが、あまりに急なことだったのですぐにシフトするのはやはり難しく、この村山クリニックに関しては半年間閉じた状態になっていました。そして準備ができてようやく再出発となったころには患者さんはゼロになってしまって、まったく何もない状態から立ち上げ直さなければならない状況でした。勤務医としての経験はありましたが、開業医としての経験は当然ありませんからね、あの頃は何もかも初めてでわからないことばかりだったし、本当にいたらないことだらけでした。先生方やスタッフには、当時から本当に助けられていますね。

地域の人にとっての駆け込み寺、というのがクリニックのコンセプトだそうですね。

【村山理事長】はい、そうなんです。父の時代から「地域の人にとっての駆け込み寺のような存在でありたい」というふうな考えで診療にあたっています。特にこの阪東橋は自分の実家があった場所というのもあって昔から知っている人も多いですし、私にとってはなじみのある好きな街なので、少しでも地域のお役に立てたらというのは常に考えています。実際、患者さんは地元の方が多いですし、親子3代、家族でかかっている方も多いんですよ。どんなちょっとしたことでも気軽に相談できる駆け込み寺のような場所をめざして、その方の生き方も含めてしっかりお話を聞くように心がけています。

何でも相談できるクリニックが地域にあると安心ですね。

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【松下先生】実際、患者さんは本当にさまざまな症状で駆け込んでこられます。例えば、歯が痛いとか鼻血が出たと駆け込んでくる患者さんもいますし、今日なんかも、耳が痛いと言って来院された患者さんがいました。でも、患者さんからすると、どこにかかったらいいのかというのはわからない、でも何かおかしいということも多いですからね。そういう方たちに対してもなるべくオープンでいたいと思っています。そういう意味では本当に駆け込み寺かもしれませんね(笑)。

予約なしでOK! ハードルを下げて検査の受診を促す

では診療面で、クリニックの特徴を教えてください。

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【村山理事長】めざすところは「地域の人にとっての駆け込み寺のようなクリニック」ですからやはり、どんな症状にも対応していきたい。そうした考えを基本に、いろいろな専門を持った先生たちが集まって一人の患者さんを診ている、という点が当院の特徴だと思います。例えば私の場合は血管外科という専門を持ち、静脈やリンパに関連する疾患を中心に治療にあたってきました。また勤務医時代には、消化器科、循環器科、糖尿病や高血圧・高コレステロール血症などと関係の深い内分泌代謝科といった複数の領域での診療を経験し、診療科の枠を超えた包括的な診療がいかに重要かを肌で感じました。そうした経験を経て、専門を生かしながら総合的に一人の患者さんを診療したいという気持ちが強まったんです。その結果、今のようなクリニックの形になりました。

各種検査にも力を入れているそうですね。

【松下先生】早期発見・早期治療という予防医学的立場で皆さんの健康のお役に立てたらと思っています。そのためにも検診はすごく大事。でも検査というとどうしてもマイナスのイメージがありますよね。消化器の検査では現在バリウムを使った検査方法が主流なので、大量に飲むのに抵抗がある方もいますし、胃カメラは口から入れるのが嫌で検査を受けたくない方も多いです。でも高い精度ながらも無痛で簡単にできる検査もあります。例えば、大腸内視鏡は麻酔下で行うのでほとんど痛みはありません。検査の時にポリープが見つかった場合、小さいものであれば検査と同時に切除も可能です。今は予防医学会や健診学会、内視鏡学会も検診を勧める活動を頑張っていますが、今後はもっと広めていかないと。当院では、健康診断も胃内視鏡検査(胃カメラ)も予約なしでOKなんです。検査結果を当日にお伝えすることも可能なので、ぜひ立ち寄って検査を受けてほしいですね。

具体的には、どのような検査に対応しているのですか?

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【村山理事長】麻酔下で行う無痛の胃内視鏡、大腸内視鏡検査のほか、24時間心電図(ホルター心電図)、肺年齢を調べる肺機能検査、血管年齢をみる動脈硬化検査、骨年齢を測定する骨粗しょう症検査、そして糖尿病検査などに対応しています。また、当院では苦痛の少ない安全な検査をめざし、苦痛や被ばく量が少ないと言われている超音波(エコー)検査の有用性に着目しています。頸動脈、甲状腺、乳腺、心臓、下肢血管の超音波検査装置を導入し、ほぼ全身のエコー検査が可能です。

「楽しく生きること」が健康でいるためのエッセンス

ではお二方にお伺いします。患者さんにとってこんな医師でありたい、という理想の医師像を教えてください。

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【松下先生】そうですね、自分の周りに医師がいなかったので誰かに憧れて、という目標の人がいたというわけではないんですが、やはり赤ひげ先生のような医師でありたいとは思いますね。わははって笑ったら患者さんも治っちゃうみたいな感じで。実際、そういうことってけっこうあるんですよ。特にこのクリニックは「先生に会いに来たよ」という患者さんが多いので、その先生の顔を見るだけで不思議と安心できて、風邪も治っちゃう、患者さんにとってそんな存在でありたいと思っています。

村山理事長はいかがでしょうか?

【村山理事長】確かにこのクリニックは先生に会いに来たよって患者さん多いですよね。前はよく僕のところに来てた人が、最近見ないなあと思ったら松下先生の日に来てたってことはありますね(笑)。理想の医師像ですが、僕はボランティアのようにできたらいいな、と思っています。国境なき医師団みたいに。日頃の診療ではなかなか現実そういうわけにはいかないですけど、なるべくそうした方向に近づけたいと思っています。それに、いずれ歳をとったら国境なき医師団で活動する夢は捨ててないんですよ。

いつまでも患者さんが健康でいられるように、ご自身の健康管理の秘訣をご披露お願いします!

【松下先生】三食しっかり食べてよく寝ることに尽きますね。あとはストレスをため込まないように気分転換をすることです。ストレスは万病のもとですから。過敏性腸症候群のように、ストレスが原因の病気もたくさんありますしね。気分転換をしっかりすると、そういうのも撃退できます! 私は食べることが本当に大好きなので食べているだけで気分転換になりますし、あとは車の運転が好きなので、自分自身で運転したりF1レースをテレビで観戦したりしています。あとはもうすぐ2歳になる子どもと遊んで気分転換しています。

村山理事長はいかがですか?最後に読者の皆さんへメッセージもお願いします。

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【村山理事長】やっぱり運動をして、よく眠ることが大事ですね。学生時代はアメリカンフットボールに没頭していましたね。今は筋トレをしてます。健康の一番の秘訣は楽しく過ごすことが何よりも大事だと思います。自分たちの生活を楽しくしていると患者さんにもいい診療ができると思いますので、これからも人生を楽しんでいきたいと思っています。皆さんも楽しみましょう!

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