親知らずの抜歯や顎関節症の治療といった口腔外科診療から、矯正、インプラント治療などのニーズにも応える

Q先生は口腔外科がご専門だと伺いました。

A

▲一般的な治療から専門的な治療まで広く提供している同院

口腔外科を専門として、大学病院で7年ほど研鑽を積んできました。その経験を当院でも生かし、親知らずの抜歯、がんの検診、口腔内の粘膜疾患や顎関節症の診療などを行っています。親知らずの抜歯はできる限り当院で対応し、抜歯が可能かどうかの判断も敏速にできます。顎関節症はマウスピースで治療することが多いと思いますが、その前に骨格の問題か、筋肉の問題かを判断して、筋肉であればマッサージからスタートさせます。また、事故に遭って骨折した、歯が抜けたといった外傷に、すぐに対応できるのも口腔外科を専門としてきた強みです。歯を失ってしまった場合には、インプラント治療もご提案しています。

Qこちらのクリニックのインプラント治療の特徴を教えてください。

A

▲先進の機器を活用し精密な診断と治療をめざす

当院では、術前に歯科用CTや口腔内スキャナーを用いて精密な診断を行い、侵襲が少なく正確な治療をめざせるサージカルガイドを使用した手術を実施しています。もう一つ、抜歯即時埋入という術式にも対応しています。こちらは治療期間を短くしたい方に向いている方法で、通常であれば抜歯後に数週間から3ヵ月ほど期間を空けるインプラントの埋入を、抜歯当日に行う方法です。インプラントを検討されている方は、いろいろな話を聞いて不安になっていることも多いのですが、実際手術を受けると「そんなに不安になる必要はなかった」と思っていただけると思います。丁寧な説明にも力を入れていますので、何か不安な点があればご相談ください。

Q親知らずの抜歯も行えるそうですね。注意点はありますか？

A

▲患者一人ひとりに合った適切な治療法を提案している

親知らずは抜きたくないという方が圧倒的に多いと思いますが、痛みがあれば、抜くサインの一つです。薬で一時的に痛みを抑えても、すぐに痛みが出る可能性がありますし、一度腫れたらぶり返すことが多いですからね。一方で、真っすぐに生えていて歯磨きがきちんとできるのであれば基本的には抜く必要がありません。抜歯に至るまでは、歯科用CTで撮影した写真をお見せしながらリスクを含めて説明し、患者さんにご納得いただくことを何より大切にしています。施術は約1時間程度。患者さんの負担軽減に努めていますが、恐怖感が強く静脈麻酔下での手術を希望される方には、大学病院をご紹介することもあります。

Q歯列矯正にも注力しているとお聞きしました。

A

▲さまざまな症例と向き合い研鑽を積み続けてきた松永院長

矯正は博士号を持つ矯正歯科の先生に来ていただき、ワイヤーを使用した矯正やマウスピース型装置を用いた矯正に対応しています。お子さんの歯並びを心配されている親御さんも多く、まずは私が話をお聞きして口の中を診させていただき、必要と判断すれば矯正へと進みます。現状の問題がわかりやすい口腔内スキャナーの画像も一緒に見ていただきます。もちろん大人の方も、歯茎や歯の骨など矯正可能な状態であれば年齢制限なく受けることが可能です。矯正は見た目だけではなく、機能面の回復にも役立ちますから、健康な歯のためにも興味のある方は一度ご相談ください。丁寧なカウンセリングのもと、その方に合った矯正法をご提案します。

Q審美歯科のホワイトニングについても教えてください。

A

▲わかりやすく丁寧な説明を心がけている

当院では、クリニックで行うオフィスホワイトニングと、自宅で行うホームホワイトニング、両方に対応しています。ただ、オフィスホワイトニングは薬剤の成分が濃く、歯にしみて痛みを感じる可能性が高いため、少し時間はかかりますが、10日～2週間ほどかけてじっくりと行うホームホワイトニングをお勧めしています。ただ、結婚式に間に合わせたいといったように短期間でゴールをめざしたい方は、オフィスホワイトニングが良いでしょう。このほかにも、着色が気になる方にはパウダークリーニングも提供しています。保険診療のクリーニングでは難しい細かい汚れや隙間の着色などにもアプローチしますので、虫歯や歯周病の予防にもつながります。