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岡本 宗史 院長の独自取材記事

埼玉みらいクリニック

(上尾市/北上尾駅)

最終更新日:2024/07/12

岡本宗史院長 埼玉みらいクリニック main

JR高崎線・北上尾駅から徒歩3分の場所にある「埼玉みらいクリニック」は、2020年4月に開院した。院長の岡本宗史先生がモットーとするのは「親しみやすく質の高い医療」だ。岡本院長は長年大学病院で、高齢者が抱えるさまざまな疾患に対して専門性に基づいた治療を行ってきた。呼吸器内科・内科・皮膚科・整形外科といった診療科に対応し、幅広い医療の提供をめざしている同院。患者とコミュニケーションを取ることを重視し、検査やエビデンスに基づく治療を心がけているのだそう。「受診のハードルを低くして、誰でも来やすいクリニックでありたいです」と話してくれた。取材ではクリニックの特徴やコンセプト、診療する上で大事にしていることなど幅広く聞いた。

(取材日2024年6月7日)

複数の診療科を標榜し、患者のために土日、祝日も診療

クリニックではどういった疾患を診療されているのですか?

岡本宗史院長 埼玉みらいクリニック1

「親しみやすく質の高い医療を」を合言葉に、上尾市近辺の皆さんへ、地域に根差した信頼される医療の提供をめざしています。クリニックでは呼吸器内科・内科・皮膚科・整形外科などを標榜し、幅広く診療を行っています。その他にも、物忘れや睡眠、エイジングケアなどに関する外来診療にも対応しています。専門的な外来診療を設けることで、ベッドタウンに集まるファミリー層をはじめとしたさまざまな方のお悩みを一手に相談できる医療機関になれたらと思っています。まずはご相談ください。

クリニックにはどういった患者さんが多くいらっしゃいますか?

当院は平日19時まで、土・日・祝日も診療しています。働き盛りの方が仕事終わりに来られたり、急な体調不良で駆け込まれたりすることも多いです。平日の日中は主婦の方やご高齢の方がおみえになることが多く、患者さんの年齢層としては幅広いかもしれません。風邪をはじめとした急性症状に加え、高血圧症や脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病、若い世代の場合は喘息や睡眠時無呼吸症候群の患者さんも多くご来院いただいています。複数の診療科を標榜していますので、最初は1つの疾患でいらした方が、その後他の科で受診されることもありますよ。

先生は、これまでどういった医療機関で経験を積まれてきたのでしょうか。

岡本宗史院長 埼玉みらいクリニック2

いろいろな医療機関を転々としていたわけではなく、2011年から開業までは東京大学医学部附属病院で勤務していました。その後東京大学大学院も修了しています。在籍は老年病科で、認知症や要介護状態の前段階であるフレイル、加齢に伴う筋肉量や筋力の低下が起こるサルコペニアといった症状を幅広く診ていました。ご高齢の方は1つの病気だけではなく、複数の病気を同時に抱えられたケースが多く見られます。疾病状態にある方に対しては100点満点の治療をめざすのではなく、80点くらいをめざして生活の質(QOL)の向上を図ることを意識していましたね。クリニックレベルですと、内科の医師が皮膚疾患にまで対応できることはそこまで多くありませんが、当院では一貫した診療を行っています。複数の診療科を標榜することで、一部の疾患だけでなく全身の健康状態に目を向けて診療できるのが強みだと思っています。

エビデンスに基づいた検査、丁寧な説明を重要視

クリニックのコンセプトとして掲げていることはありますか?

岡本宗史院長 埼玉みらいクリニック3

一つ一つの病態をしっかりと診て、きちんと説明することをコンセプトにしています。自分自身の頭の中に描くだけでなく、患者さんにわかりやすく説明することが大事だと思っています。なぜその薬が必要なのか・このゴールをめざすためにはどのような治療が必要であるかという具合に、具体的な話をしています。独りよがりの医療ではなく、相互理解を重要視しています。そのために、もし患者さんが最初に持っている情報、認識と私たちの見解にズレがある場合は調整したり、誤解が生じているようであれば一つずつきちんと解きほぐしたりするようにしています。私たち自身も、昔の方法をずっと踏襲し続けるのではなく、情報は常にアップデートすることが大事だと思っています。

こちらのクリニックならではの強みがあれば教えてください。

大学病院での経験を生かして、必要な検査を奥深く行っていくことでしょうか。例えば、高血圧症と一口にいってもただ降圧剤をすぐに処方するわけではなく、必要に応じて、どういったタイプの高血圧症か判断するための負荷試験を行うこともあります。湿疹など皮膚科の症状でご相談された場合は、組織診断を行うことも可能です。幅広い治療を提供していますが、浅く・広くではなく、深く・しっかりと行うのは当院の特徴だと思います。施設の関係でCTやMRIといった機器は設置できないのですが、それ以外の検査はほとんど当院で行えるように検査機器の充実も図っています。いろいろな診療科をまたいで連動させることも意識しながら、クリニックレベルでも実現できるより専門的な治療の提供をめざしています。

「こういった悩みの方に来てほしい」などがあれば伺えますか。

岡本宗史院長 埼玉みらいクリニック4

病気になってから、重い症状が出てから医療機関に行く方は多いと思いますが、その手前の状態からぜひお越しいただけるとうれしいですね。自身の健康を管理し、未病の段階から予防に努めることが重要です。現在これといった症状がなくても、将来的な健康に対する不安を抱えていれば、その相談にも乗ることもできます。SNSなどでの発信にも力を入れて、なるべく多くの方に当院を知ってもらう機会を増やしています。受診のハードルは低く、間口を広く保ち、相談しやすい環境を整えています。ぜひお気軽に来てくださいね。

相互理解を図り、地域に根差したクリニックでありたい

診療する上で、大事にしていることがあれば教えてください。

岡本宗史院長 埼玉みらいクリニック5

患者さんとのコミュニケーションを大事にし、病気に対する相互理解をきちんと図ることを大事にしています。理解を深めていただくことで、ご自身の体のことをより知ってもらえると思います。大事なのは、「医師と患者」というよりは、「人間と人間」との関係性の構築です。病気に対する共通認識をなるべく深く持ちたいと思っていますので、しっかりとエビデンスをもとにしたコミュニケーションの構築を心がけています。診療の際も時間を取って説明する機会を設けていますし、ただただ漫然と治療することがないよう日々意識しています。

クリニックの今後の展望について伺えますか?

クリニック数を増やしたり規模を大きく拡大したりといったことは特に考えていません。今通ってくださっている方を中心に、引き続き地域に根差し、妥協のない医療を提供していきたいと思っています。自分の性格的にあまりガツガツした感じではないので、一人ひとりの患者さんを大事にしながら、地域医療にしっかりと貢献していけたらと考えています。何事も当たり前と思わず、足元がおぼつかないことのないよう地に足をつけて、目の前のことを丁寧に対応していけたらと考えています。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

岡本宗史院長 埼玉みらいクリニック6

複数の診療科に対応していますので、どのような疾患でもお気軽にご相談ください。初診の場合は待ち時間が生じることもありますが、ウェブサイトからの予約受付も可能です。なかなか良くならないような疾患のセカンドオピニオンとしてのご相談でも結構です。些細なご相談でも受けつけていますので、気になる症状がありましたらお気軽に受診してください。スタッフ一同お待ちしています。

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