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高山 明美 院長の独自取材記事

みつ葉クリニック

(江東区/東陽町駅)

最終更新日:2022/11/28

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東京メトロ東西線・東陽町駅から徒歩1分、永代通り沿いに構えるビル6階に、かわいらしいクローバーのロゴが目印の「みつ葉クリニック」を訪ねた。ともに呼吸器内科を専門とする高山明美院長と、夫の高山賢哉副院長が、長引く咳や息苦しさといった呼吸器症状の治療をはじめ、内科一般やアレルギーなどの診療も手がけている。以前も同じ呼吸器内科のクリニックがあった場所とあって、開業間もないながら咳の相談や喘息の経過観察など、呼吸器症状を抱える患者が多く訪れているようだ。柔和な語り口が印象的な高山院長に、開院の経緯や日々の診療で心がけていること、頼もしいスタッフたちとの連携、クリニック名に込めた思いなど、プライベートでの素顔も交え、ゆっくり話を聞いた。

(取材日2022年7月20日)

地域の中でゆっくりじっくり患者と向き合う診療を

こちらで開業された経緯から教えていただけますか?

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以前この場所にあったクリニックが閉院されることとなり、後継者を探しているというお話をいただいたのが始まりです。江東区は私が生まれ育った地域であり、お世話になった地元の方々に貢献できるならうれしいと思い、また、私の地元で私の専門を生かしてじっくり、そして長く、患者さんを診察させていただけるという環境に魅力を感じて開業を決めました。

どのようなお悩みの患者さんが多く来院されますか?

疾患でいうと、咳喘息を含め喘息の患者さんが圧倒的に多く、COPD(慢性閉塞性肺疾患)の治療で来院されるご高齢の方、血圧や生活習慣病、睡眠時無呼吸症候群のご相談に来院される患者さんも多いです。また、近年の新型コロナウイルス感染拡大の影響で、咳をすることに対して世間の目が以前より厳しくなっていることから、「通勤・通学時の咳を止めたい」「明日の会議で咳が出ないようにしたい」等の咳に対しての深刻な悩みを抱えている患者さんが多く来院されています。これらの患者さんに対して、咳の原因を調べると同時に咳を止めるためのお薬を処方し、咳の悩みから解放されるようにサポートしております。

こちらのクリニックの特色を教えてください。

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診察は医師と患者さんの関係性ですが、その前に一人ひとりとしての関係が重要です。せっかく来院しても、つらい症状を言い出しにくくてはもったいないです。私が月・水・金の週3回、男性医師の副院長が火・土の週2回を担当しているので、患者さんにとって、より話しやすいと感じる医師へ受診していただければ良いと思っております。また、気道の炎症を検査する呼気一酸化窒素ガス分析装置や、呼吸の機能を測定する呼吸機能検査機器も完備しておりますので、初診の患者さんをはじめ、通院中の患者さんの病態や治癒効果を客観的に判断することができます。また、周辺はオフィスも多いため、ビジネスパーソンにも出勤前や昼休み、仕事帰りなどに気軽に利用していただけたらと思い、月・水は朝8時30分から診療し、火・金は午後6時までと曜日ごとに変則的な診療時間を設定しております。さまざまなライフスタイルの患者さんのお役に立てたらうれしいです。

長引く咳や息苦しさを緩和して快適な日常生活を

ところで、先生が医師を志したきっかけは?

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私は身内に医師がいたわけではなかったので、職業として医師になろうと考え始めたのは進路を決める頃になってからでした。ただ幼い頃から生き物が大好きで。医師であり、哲学者・神学者でもあったアルベルト・シュバイツァー博士の伝記を読んだりする中で、次第に医師の仕事に憧れを抱くようになったのです。高校生になって本格的に医学部をめざして勉強を始めた当時は、アフリカなど海外のへき地医療に興味を持っていたことを今でもよく覚えています。

呼吸器内科を専門に選ばれた理由は?

呼吸器症状、呼吸が苦しいという症状は本当につらいものです。また、咳は体力を消耗させるため、非常に厄介です。私は、学生の頃からこれらのつらい症状を持つ喘息やCOPDの患者さんに接して、このようなつらい症状を少しでも緩和して、できるだけ楽にしてあげたいという思いを持つようになりました。また、呼吸器疾患の患者さんはご高齢の方も多く、小さい頃から祖母や祖父と話をするのが大好きだった私にとって適した科であると思ったことも理由です。ご高齢の方は知識・経験豊富で、本当にいろいろなことを知っておられるので、ちょっとしたお話も楽しく勉強になります。

クリニックの名前にちなんだ三つ葉のロゴもかわいらしいですが、何か由来があるのでしょうか?

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普通は医師の名字や地名などをクリニック名に入れているケースが多いですよね。私たちは、もう少し患者さんにとって親しみやすくなるような、シンボリックなものをクリニック名に取り入れたいと思っていて、クローバーがいいのでは、と。これは副院長のアイデアなんです。一般的にクローバーというと四つ葉が幸運のシンボルとされていますが、めったにお目にかかれない特別なものですよね。一方で、三つ葉は日常的にいつも私たちの身近な場所に生えているもの。患者さんにとっていつもの日常が穏やかで幸せなものであってほしい。そして三つ葉のクローバーのように身近な存在として、患者さんに寄り添っていけるクリニックでありたいといった思いを込めました。

自宅でも、夫婦で患者のためにできることを相談する

先生とスタッフの皆さんとのチームワークも良さそうですね。

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実は当院のスタッフは全員、以前この場所で開業していた呼吸器内科クリニックで働いていたメンバーなんです。前の院長先生が急逝されて閉院した後、私たちがここを引き継ぐと決まってから、前院長先生の奥さまがつないでくださったご縁で再び集まってくれました。長いメンバーはもうこの場所で8年勤めているので、かかりつけの患者さんの既往歴や家族構成などもよく把握していて、そうした背景をスタッフから聞いて診療に役立てられることも多いです。喘息のある患者さんの中にはお気持ちが繊細な方も多いのですが、当院のスタッフは言葉のかけ方も温かく接してくれていて、本当に頼もしい限りです。

お忙しい毎日だと思いますが、プライベートな時間はどのように過ごされていますか?

平日は子どもの習い事の送迎や、勉強をみたり、また、休日も子どもとの時間を過ごしているうちに、あっという間に一日が終わってしまいます(笑)。一人の時間はなかなか取れませんが、ちょっとした時間があれば読書などを楽しんでいます。また、クリニックで診断や治療に苦慮している患者さんのことを副院長である夫とも話し合って情報を共有するようにしています。

最後になりますが、今後の展望と読者に向けて一言メッセージをお願いします。

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地域の中で患者さん一人ひとりとじっくり向き合って、小さな声も聞き漏らさないように丁寧な診療ができたらと思っています。そして患者さんを長く診させていただく中で、些細な心配事も気軽に相談してもらえるような関係性を築いていきたいです。咳が長引いて困っている方、何ヵ月もつらさを我慢している方もいらっしゃると思うので、ぜひ一度当院にご相談いただき、一緒に改善策を考えていきましょう。

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