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伊藤 蘭 院長の独自取材記事

いとうらんクリニック四条烏丸

(京都市中京区/烏丸駅)

最終更新日:2022/08/04

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2022年6月5日にオープンした「いとうらんクリニック四条烏丸」は、皮膚科、形成外科からエイジングケアまで幅広い診療を手がけるクリニック。日本形成外科学会形成外科専門医として大学病院などで診療・研究に携わってきた伊藤蘭院長が、年齢を重ねた女性のさまざまなニーズに応えている。乳がん手術後の乳房再建などにも携わってきた伊藤院長は女性特有の症状にも造詣が深く、婦人科領域の悩みも相談できるのは心強い。きらきらと輝く笑顔が印象的な伊藤院長に、開院に至った経緯やこれまでの歩み、同院で受けられる治療などについてじっくり語ってもらった。

(取材日2022年7月15日)

きれいに年を重ねたいと願う女性のためのクリニック

開院にあたり四条烏丸を選ばれた理由をお聞かせください。

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美容領域の診療も提供するクリニックを開院すると決めた時から、京都の中でも多くの人が集まり、クリニック激戦区でもある地域で自分がどこまでやれるのか挑戦したいという思いがありました。また開院にあたっては、女性の皆さんにきれいに年を重ねていただくため、エイジングケアに力を入れようと考えており、この考えに賛同してくださる世代の方に来院いただくには大人の街、四条烏丸が最も適していると思ったんです。まだ開院して1ヵ月ほどですが、30~40代以上の幅広い年齢層の方にお越しいただいており、当初抱いていたイメージに合った診療をご提供できていると感じています。

開院を決意されるまでの経緯を教えてください。

山口大学医学部を卒業後、京都大学医学部附属病院形成外科に入職し、他院に出向したり留学させてもらったりしながら、ポストもいただいて長年勤務してきました。そこで感じていたのは、好む・好まないに関わらず、自分は京都大学というブランドに守られているということでした。大きな組織の一員として働くことにやりがいを感じる一方で、自分の理想とする医療を追求しきれないもどかしさもあったんです。自分が京都大学のブランドを手放したとき、1人の人間として、1人の医師としてどうなるのだろうと常に考えていましたね。将来に目を向けたとき、独立したほうが幸せになれるのではないかと思い、開院を決意しました。私にとっては家族の存在も大きくて、家族と過ごす時間、子どもに向き合う時間を思うように取れないことがあったのもつらかったですね。

家庭と仕事のバランスをどう取るか、特に女性にとっては悩ましいところですね。

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責任をもって仕事をやり遂げたいという気持ちとともに、母親として悔いを残したくないという思いもありました。子どもが体調を崩したときなど、組織に属していると「すみません、ちょっと早く帰らせてください」と頭を下げなければなりません。悪いことをしているわけではないのに、と思うとちょっとしたストレスを感じますよね。そうしたことの積み重ねから、家庭と仕事を両立させるには勤務医を続けるのは難しいと考えるようになったんです。私は、人の幸せにはバランスが重要だと思っています。何か1つ突出したものを持っていても、別の大切なピースが1つ欠けただけで幸福感は半減してしまいます。幸せでいるためには、バランスを保てる環境を自分でつくるしかないという結論に至りました。何かを我慢するのではなく、今の自分にできる範囲の中でチャレンジし、やりがいをもって働きたい。そのために独立しようと考えました。

形成外科の専門知識・技術をもとに幅広いニーズに対応

医師の道に進まれたきっかけをお聞かせいただけますか。

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幼い頃からあまり大勢の友達と遊ぶのが得意ではなくて、例えば大きな会社に勤めて和気あいあいと働くといった将来像を思い描けなかったんです。何らかの技術を身につけ、独り立ちできる職業に就きたいと漠然と考えていました。そんな幼少期からアトピー性皮膚炎の治療のため通っていた病院の先生が、私にはとても格好良く見えて、次第に医師という職業に憧れを抱くようになったんです。まったくの世間知らずで、親が医師でない自分は医師にはなれないと思い込んでいた時期もありましたが、やがて、医学部で学び国家試験に合格すれば誰でも医師になれると知るに至り、現実的な進路として医師を目標に据えました。頑張れば自分の技術で人の役に立てる存在になれるんだ、と思うと本当にうれしかったですね。

数ある診療科の中から形成外科を選ばれたのはなぜですか。

とにかく人に喜んでもらいたいという気持ちが強くて、患者さんと医師が心を1つに、よりポジティブに診療に臨める科に魅力を感じていました。それが形成外科と産婦人科だと考えていたので、この2つでかなり迷いました。例えば、乳がんで乳房を失った方が乳房再建をめざすって前向きな思いにあふれていますよね。また、そこには美的センスも求められます。私はもともと絵を描くのが好きで、美しさという要素を加味し、形にこだわって乳房を再建していくといったことに大きな関心があったんです。自分の感性を生かせる分野でもあり、最終的に形成外科を選びました。以来、形成外科の中でも主に女性特有の病気に関する領域に取り組み、大学病院では乳房再建術のほか、乳がんや子宮がんの手術の際のリンパ節切除などにより起こるリンパ浮腫を専門に、診療および研究に力を注いできました。

これまでの形成外科でのご経験を生かしての開院なのですね。

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そうですね。美的なものに関心があって形成外科に進み、婦人科領域を中心に経験を積んできましたので、美容はこれまでのキャリアの延長線上にあります。当院では「マイナス10歳のあなた」というコンセプトのもと、保険診療・自費診療を問わず幅広い領域をカバーしています。保険診療としてはアトピー性皮膚炎、ヘルペス、円形脱毛症、ニキビなどの皮膚科領域、イボ、巻き爪、ピアス裂傷、傷痕といった形成外科領域のほか、一部保険適用となる眼瞼下垂の治療も行っています。自費診療としては、加齢によるお肌の悩みの改善をめざすエイジングケア、脱毛のほか、薄毛や更年期障害、尿漏れなど婦人科領域のお悩みのご相談にも積極的に対応しています。一般的な美容クリニックや男性医師には相談しづらい婦人科関連のお悩みがある方は、ぜひ当院にお越しください。女性医師として多様なニーズにお応えできるのが私の強みです。

丁寧な診療で「マイナス10歳のあなた」をめざす

患者さんに接する際、どのようなことを心がけていらっしゃいますか。

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診療は、患者さんのお話をしっかりお聞きすることから始まります。その方がこれまで何を考え、どのように生きてきて、どんな経緯で当院にたどり着かれたのかといったことを含め、患者さんの思いに丁寧に耳を傾けるよう心がけています。お一人お一人の診療に十分な時間を確保し、じっくりコミュニケーションを取れるというのは個人クリニックならではの良さですから、大切にしていきたいと考えています。

院内が明るい雰囲気に満ちていてすてきですね。

内装を手がけるデザイナーさんには、宇宙船のような、未来へ向かって羽ばたくようなイメージでとお願いしました。患者さんが入ってこられたときに胸躍るような空間にしたかったんです。新たにクリニックをつくる場合、多くの先生方は心が落ち着く優しい雰囲気を求めるようですね。デザイナーさんも私のオーダーに少し驚かれていましたが、よくご理解くださって、要望どおり前向きなイメージのクリニックができあがりました。また、クリニックのロゴマークはリュウゼツランを図案化したものです。祖父が奄美を訪れた際に出合い、私の名前「蘭」の由来となった植物なんです。リュウゼツランは数十年に一度しか花を咲かせないセンチュリープラント。ゆっくりと成長し、蓄えてきた力を出し切って開花する姿は見る人を魅了します。当院も私自身も着実に努力を重ね、皆さまに喜んでいただける存在になれればと思っています。

今後の展望と読者の皆さんへのメッセージをお願いします。

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まずは多くの方に当院を知っていただきたいと思っています。将来的にはこの場所にしっかりと根を下ろし、皆さまから愛されるクリニックにしたいですね。そのための努力は惜しみません。当院は「マイナス10歳のあなた」をコンセプトにエイジングケアに力を入れており、保険診療はもちろん、自費診療においても多くのメニューを用意していますので、女性特有のお悩みに関するご相談、お肌のメンテナンスなど、気軽に足を運んでいただければと思います。女性が前向きに、きれいに年を重ねるお手伝いができればうれしいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

部分脱毛/1万円~(部位によって異なる)、全身脱毛/6万円~、しみのケア/5500円~※詳しくはホームページの料金表をご覧ください。

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