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六角 潤 院長の独自取材記事

鶴見あさがお歯科

(横浜市鶴見区/京急鶴見駅)

最終更新日:2023/02/07

六角潤院長 鶴見あさがお歯科 main

横浜市鶴見区のショッピングセンター2階。「鶴見あさがお歯科」は、東京都内や関東圏で歯科医院を展開する医療法人あさがお会のグループ院として、2021年10月に開院した。院長を務める六角潤先生は、同法人で研鑽を積み、鶴見あさがお歯科の開院とともに院長に就任。「ご家族で通っていただける歯科医院」を目標に、通院しやすい環境づくりに努めながら、地域住民のために良質な歯科医療の提供を心がけている。治療のモットーは「天然歯の保存」。そのために、さまざまな抜歯回避対策を取り入れ、患者自身の大切な歯を守ることに努めている。そんな、より良い歯科医院をめざして奮闘する六角先生に、じっくりと話を聞いた。

(取材日2022年8月22日)

地域住民のために、オールラウンドな診療を提供

とても便利な場所にありますね。立地や歯科医院の造り、内装などのこだわりを教えてください。

六角潤院長 鶴見あさがお歯科1

ショッピングセンター内のクリニックモールにありますので、お買い物ついでに立ち寄っていただけて、利便性が高いのが特長ですね。院内は白を基調とし、明るく清潔感のある空間を心がけています。また、バリアフリー構造で、通路や診療室はスペースを取っていますので、車いすやベビーカーでもスムーズに移動していただけます。また待合室の一角には、親御さんに安心して治療を受けていただけるようキッズスペースを設けました。ガラス張りになっていて、受付からも目が届きますので、事故やトラブルを未然に防ぐことにもつながるのではないかと考えています。お子さんには「あそこの歯医者さんに行ったら遊べる」と、恐怖心を抱かずに来ていただけたらうれしいなと思っています。

患者さんは、どのような方が多いでしょうか。

生後間もない赤ちゃんから、90歳代のご高齢の方まで、幅広いですね。お子さんですと幼稚園生や小学生が中心で、大人の方ですと60歳代から70歳代の方が比較的多くおみえになります。地域の保育園に歯科検診に行っているのですが、歯科検診を受けたお子さんが来てくださることもありますよ。主訴についても幅広く、虫歯・歯周病、小児歯科、予防歯科、入れ歯治療、インプラント治療、矯正治療を中心に、さまざまなお悩みやご希望で来院されます。

診療の特色がありましたら、教えてください。

六角潤院長 鶴見あさがお歯科2

ショッピングセンターという多くの人が集まる場所にあり、患者さんの年齢層も幅広いことから「オールラウンドに診る」というのが大きな特色です。僕は特に専門分野は持ってないのですが、すべての治療において高い水準の医療をめざしています。オールラウンドだからこそ幅広い勉強が必要になり、学ぶべきことはまだまだたくさんありますので、これからもしっかり勉強していきたいと思っています。当院で対応が難しい治療については、他の歯科医院や基幹病院をご紹介します。自分で対応できるかどうか見極める力はついていると思いますので、患者さんのためになるように適切な治療法をご提案することを大事にしています。

なるべく削らず抜かず、大切な天然歯を守る

治療のモットーは「天然歯の保存」だとお聞きしました。その背景には、どのような思いがあるのでしょうか。

六角潤院長 鶴見あさがお歯科3

歯は削ったり抜いたりすると元に戻りません。まずは健康な状態を維持するために予防し、虫歯になっても歯をできる限り残してご自分の歯を使っていただくことが大事だと考えているのです。このような思いに至ったのは、お世話になっていたインプラント専門の先生が「歯を失った場合インプラントの選択肢があるが、なにより天然の自分の歯が1番いい」とおっしゃっていたからです。また、研修医時代、歯を抜いたことで食が細くなってしまった高齢の患者さんを診てきた経験も影響しています。そもそも歯は一度削ると虫歯になりやすくなりますので、多くの場合削る回数が増えます。削れば削るほど治療時間やコストがかかり、歯を失うとさらに治療時間とコストがかかります。ですから、まずは予防、そして虫歯になったらきちんと治療を受けていただき、再治療をしなくていいようにすることが大切だと思っています。

虫歯や歯周病から歯を守るために、抜歯回避対策を行っているそうですね。

すべてのケースで歯を残せるわけではありませんが、なるべく歯を抜かないで済むように、さまざまな抜歯回避対策を取り入れています。虫歯が重症化して神経にまで達した場合は、根管治療を行います。歯の内部の感染物質を取り除いて、洗浄、殺菌、密封することで、症状の改善を見込めるからです。歯周病の場合は、歯科用の拡大鏡を使って歯石を除去したり、歯茎を切開して歯石の除去、感染歯肉の切除を行ったり、薬剤を使って歯周組織の再生を図ったりもします。こういった治療の中から適切な方法を選んで、できるだけ天然歯を守るようにしているのです。セカンドオピニオンも受けつけていますので、自分の歯を残したい、抜歯を避けたいという方はご相談ください。

患者さんへの説明を大切にされているとお聞きしました。

六角潤院長 鶴見あさがお歯科4

歯科医師が十分に説明した上で、患者さんが納得して治療法を選択する、いわゆるインフォームドコンセントを徹底しています。中でも僕は「患者さんの選択」が重要だと考えています。診断して治療の選択肢を提案するのは歯科医師ですが、最終的に治療法を選ぶのは患者さんだからです。ですから、適切な治療を選んでいただくために、それぞれの治療法におけるメリット、デメリットを丁寧にお伝えします。患者さんのお考えも大切ですから、わからないことや不安なことがありましたら、遠慮せずにお話ししていただけるとうれしいですね。

歯科衛生士は担当制。一人ひとりに合った適切なケアを

治療をする上で心がけておられることはありますか。

六角潤院長 鶴見あさがお歯科5

治療中は多少の違和感があっても、治療がすべて終わった時には違和感が残らないようにすることをどのような治療でも意識しています。歯科医院では、治療後に「治療したところに気をつけながら食べてくださいね」などとよく言いますが、気をつけながら食べるのであれば治療した意味があまりないのではないかと思うのです。治療を受けたことを忘れて過ごしていただけるようなお口をつくっていきたいですね。

歯科衛生士については、担当制を導入されているそうですね。

毎回、同じ歯科衛生士が担当させていただいています。担当制のメリットは、大きく3つあると考えています。まず1つ目は、お一人お一人の症状や治療経過をしっかりと把握することで、適切な処置やアドバイスがしやすい点です。2つ目としては、お口の中のちょっとした変化でも気づきやすくなるため、早期発見・早期治療が期待できる点が挙げられます。3つ目は、治療の回数を重ねることで患者さんとの距離が近くなり、コミュニケーションを取りやすくなるという点です。歯科衛生士も丁寧な説明などのコミュニケーションを心がけていますので、治療や予防のことはもちろん、セルフケアについても気になることがあればお気軽にご相談いただけるとうれしいです。

最後に、今後の展望をお聞かせいただけますか。

六角潤院長 鶴見あさがお歯科6

僕の理想は、ご家族で通っていただける歯科医院です。開院して半年以上がたち、最近は患者さんがご家族を紹介してくださることが多くなってきました。そんなふうにして患者さんが増えていくことで、地域貢献もできるのかなと考えています。これからも、丁寧な対応と診療、技術の研鑽など、スタッフ一同、精進し、患者さんに寄り添った医療を提供し続けたいと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児矯正(1期治療装置代)/38万5000円、成人矯正/クリアブラケット:77万円、ホワイトワイヤー:88万円、マウスピース型装置を用いた矯正/88万円、インプラント治療(1次手術)23万1000円、(2次手術)2万2000円、(上部構造)16万5000円

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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