川村クリニック

川村クリニック

川村 益彦院長

頼れるドクター

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1989年の開業以来、内科、整形外科の診療と在宅診療で地域医療を支えてきた「川村クリニック」。「診ていた患者さんを最期まで診たい」という思いで、開業と同時に往診を始めた川村益彦院長は、2017年2月にクリニックの近隣に「みどり訪問看護ステーション」を開設。川村院長は町田市医師会の要職を歴任しながら地域医療にも貢献し、現在は同医師会主導の「町田・安心して暮らせるまちづくりプロジェクト推進協議会」の会長としても活躍。地域の医療機関や介護従事者、行政と連携し、円滑な在宅医療に尽力する。開業29年を迎え、今もなお地域医療の発展に貢献し続ける川村院長に、訪問看護ステーションを立ち上げたきっかけや取り組み、今後の展望について語ってもらった。
(取材日2016年12月9日/再取材日2018年2月23日)

専門外来や在宅医療など特色を生かし、地域医療に貢献

―こちらのクリニックならではの特徴を教えてください。

私は循環器が専門ですが、当院では内科・整形外科と消化器、呼吸器、糖尿病、神経内科専門の外来、禁煙治療、そして、在宅医療を行っていることが特徴ですね。患者さんからは内科的な相談だけではなく、整形外科的な訴えも多いため、整形外科の先生と一緒に診療したほうが患者さんにもメリットがあるのではないかと思い、整形外科の診療にも力を入れています。専門外来については患者さんのニーズを考え、各科の専門の先生に来ていただいています。また、月に1度管理栄養士による栄養相談では、糖尿病や脂質異常などの方に対して、外来診療ではなかなかできなかった細かい食事についてのアドバイスも行ったり、患者さんの幅広いお悩みに対応するようにしています。少しでも体の不調を感じる場合は、些細なことでも相談していただきたいですね。

―日々の診療で大切にされていることはありますか?

やはりまずは患者さんの話をよく聞き、患者さんが不安に思っていることに対してはきちんと応えることです。患者さんが気にしていることにきちんと応えてあげないと、診療をしたということにはなりません。それから、当たり前のことではあるのですが、具合が悪いとおっしゃったときには、どんなに忙しくても手を抜かず、目で見て手で触ってという診察をしっかりすることを心がけています。また、当院の患者さんは比較的ご自分からお話しされる人が多いですが、中にはここに来ると焦るからとメモを持参してくる人もいるので、できるだけ「ほかにありますか?」と最後に一声かけるようにしています。

―在宅医療では、どのようなことに力を入れているのですか?

開業から30年近くたち、私も年齢を重ねたことで、患者さんの痛みを実感としてわかるようになってきました。昔話をされる患者さんもいますし、長年のお付き合いからお互いの会話がスムーズにできるようになりました。当院の在宅医療を利用される方の多くが、長く通っていた方なので、これまで培った関係性があるからこそ、患者さんが不安に思っていることを察することができます。もちろん、在宅医療を機にお付き合いが始まった患者さんに対しても、お話をよく聞き、不安を取り除くように心がけています。プライベートな空間にお邪魔するので、失礼のないように細部まで心を配っていますね。在宅医療の良いところは、ご本人だけではなく、ご家族ともコミュニケーションを取れること。病院とは違い時間をゆっくり取れるので、患者さんやご家族とじっくり話せますし、ご家族の雰囲気もわかるので、こちらも会話の中で要望を察することができるのがいいですね。



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