最短1日で修復物が完成
CAD/CAMシステムのセラミック治療
春日駅前デンタルクリニック
(文京区/春日駅)
最終更新日:2023/04/13
- 自由診療
撮影・設計・制作までの一連の流れがスピーディーに完了するCAD/CAMシステム。そのシステムを使って最短1日で修復物の作製が可能なのが「春日駅前デンタルクリニック」だ。田中義浩院長は補綴を専門とし、東京医科歯科大学では学生に指導している立場でもある。口腔内スキャナーでの型採りから情報のデータ化やデザイン、削り出し後の調整まですべて自身で行うという田中院長。難易度の高い削り出しや色調整においては、歯科技工所とも連携しながら臨機応変に対応している。患者に無理のないよう配慮された価格設定は「多くの方にCAD/CAMシステムを使ってほしい」との思いからだという。今回は田中院長に、CAD/CAMシステムの特徴や他の治療との組み合わせ事例について話を聞いた。
(取材日2023年3月23日)
目次
スピーディーに補綴物を削り出すCAD/CAMシステムを活用。他の治療と組み合わせ、多様な要望に応える
- QCAD/CAMシステムとはどのようなものなのですか?
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A
コンピューター制御で詰め物やかぶせ物といった修復物を設計・作製するシステムです。口腔内スキャナーで歯の型採りを行い、情報をデータ化します。データはミリングマシンと連動しており、デザインどおりにセラミックのブロックを削って修復物が完成します。セラミックからジルコニアまで削り出すことが可能で、銀歯のように目立つことはありません。従来の印象材を使った型採りが苦手な方や、金属アレルギーの方にもお勧めできます。このシステムを使うと撮影・設計・制作までの一連の流れが院内で完了し、最短1日で修復物の作製が終わるのが大きな特徴です。
- Q短い時間で完了するのですね。費用についても気になります。
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A
CAD/CAMシステムを使ったセラミックの治療は自由診療となりますが、当院では患者さんに無理のないよう配慮した料金設定にしています。品質には自信がありますので、多くの方にご利用いただきたいですね。最短1日で修復物の作製が終わるというスピーディーさから、忙しいビジネスパーソンには特にお勧めしたい治療法です。
- Q破損などトラブルを防ぐためのポイントを教えてください。
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A
たとえ天然歯でも割れてしまうように、セラミックだから割れないということはありません。とはいえ最大限破損する確率を下げる努力はできると考えています。治療後のトラブルを左右するのは、歯科医師による形成と装着です。同じ場所に使う場合でも、銀歯とセラミックとでは削り方が異なります。セラミックは厚みをもたせて強度を保たせているため、歯の削り方も当然変わってきます。当院では無理な治療を避けるため、歯の状態によってはセラミックではなく銀歯をお勧めすることもあります。また接着方法も重要です。この一つ一つを歯科医師が精密に行うことで、破損リスクの軽減を図ります。
- Q他の診療と組み合わせることもできるそうですね。
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A
当院では一般歯科から審美歯科まで幅広く対応しています。CAD/CAMシステムでの虫歯治療の後に、全体の色味を整えるためにホワイトニングを行ったり、矯正で使用するマウスピース型装置の型採りにもCAD/CAMシステムを活用したりと、補綴以外の診療と組み合わせることもできます。当院で提供しているのは、患者さん一人ひとりの噛み合わせに合わせたオーダーメイドの歯科治療です。詰め物やかぶせ物のお悩みはもちろん、その先の審美歯科やケアのご要望があればぜひお聞かせください。患者さんのライフスタイルや重視するポイントを伺い、ご希望に合わせて治療プランを提案いたします。
- Qこちらで行っているセラミック治療の特徴について伺います。
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A
CAD/CAMシステムはこの数年で進化しています。当院では先進の機器を導入しており、その精巧さは手作業と遜色ないほどです。ですがやはり微妙なデザインのずれがあり、ほとんどの場合そのまま使うことはなく、そういった場合は私の手元で修正を行います。見えない部分にも手を抜かないのが当院のモットー。歯科技工所との連携も強化しており、難易度の高い削り出しや色調整にも対応しています。
自由診療費用の目安
自由診療とはセラミックの詰め物/4万4000円~、セラミックのかぶせ物/9万9000円~、ホワイトニング/1万9000円~、マウスピース型装置を用いた矯正/44万円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。