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南野 光彦 院長の独自取材記事

芦花公園整形外科

(世田谷区/芦花公園駅)

最終更新日:2022/05/09

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芦花公園駅南口から徒歩約1分にあるメディカルモールの3階に2022年3月開院したのが、「芦花公園整形外科」。外からの光が降り注ぐ明るい院内や、広いリハビリテーション室が印象的な同院。南野光彦院長は、これまで大学病院や総合病院、クリニックなどさまざまな医療機関で、幅広い運動器の病気やけがの治療とリハビリテーションに携わってきた日本整形外科学会整形外科専門医。同院でもその豊富な知識や経験を生かし、小さな子どもから高齢者までの幅広い整形外科の病気やけがに対し、一人ひとりの生活環境に合わせた質の高い診療を提供することをめざしている。「患者さんが何を求め、何を思っているのかを常に考えるようにしています」と話す南野院長に、同院のことや地域医療にかける意気込みなどを聞いた。

(取材日2022年4月12日)

地域の人々の「かかりつけの整形外科専門医」をめざす

こちらは、どのようなクリニックですか?

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当院は、今年の3月に開院しました。私は日本整形外科学会整形外科専門医として、地域の皆さまから頼られるかかりつけの整形外科専門医でありたいというのが当院のコンセプトです。皆さまのお近くに、必ずしも整形外科専門医がいるとは限りません。場合により家から遠かったり、あるいは大学病院や基幹病院などに行かないと診察を受けることができないことが少なくありません。今まで、私は長年大学病院に勤務し、幅広く整形外科疾患やけがの診療に携わってきたのと同時に、その中でも特に手の外科、スポーツ整形外科、リハビリテーション、リウマチなどを専門としてきました。当院でもそれらの経験や知識を生かし、原因がはっきりしない痛みやしびれに対しても、でき得る限り当院で治療を完結できるように心がけております。もちろん、手術などの特殊な治療や高度な診察が必要な場合には専門の病院に紹介をさせていただきたいと思っております。

なぜ、この地を開院の場所に選んだのですか?

私は、実家が杉並区の明大前や永福町近辺で、出身高校は久我山駅から北に徒歩数分。前職は今年の1月まで京王永山駅の目の前にある大学病院に勤務していました。現在、住んでいるのが都営新宿線沿いなので、昔から京王線沿線には非常になじみがあります。芦花公園駅もこれまで通勤の際に通り過ぎていた駅で、実家からも近いことから、以前より街の雰囲気がとても良いと思っていました。そこで、開院する場所を探していた時にたまたま縁があり、現在の医療モールをご紹介いただきました。当院は、駅から徒歩で1分とかからない新規医療モールの3階で、内装に最初から携わることで、明るく清潔感のある空間を、特にリハビリテーションのための広いスペースを獲得できたのが大きかったです。また、患者さんの負担を軽減できる天井走行型のエックス線撮影装置や高精度な全身骨密度測定装置が設置できたのも大きな理由で、この地で開院することに致しました。

力を入れていきたいことは何ですか?

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長年、大学病院で整形外科部長を務めてきた経験から、まずは、首や肩、腰、背中、手や腕、肘、膝や股関節、足の痛みやしびれなどの整形外科全般の診察をしっかり行いたいと思っております。加えまして、手や腕、肘の痛みやしびれについても、今まで手の外科や肘関節外科を専門に、数多くの手術やリハビリテーション、投薬による治療などを行ってきましたので、より専門的な診断や治療ができるのではないかと思います。当院では理学療法士が常勤でいますので、リハビリテーションも電気療法、温熱療法、けん引療法だけでなく、運動療法による機能回復や再発予防にも力を入れています。

骨粗しょう症の診療やスポーツ整形外科にも力を入れる

ほかに、力を入れていることはありますか?

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骨粗しょう症の治療です。骨粗しょう症には段階があります。骨粗しょう症は女性に多いのですが、50代に入ると更年期に入り女性ホルモンが下がり、そのバランスが崩れ、手のしびれや腱鞘炎が出ることがあり、それとともに骨密度も下がってきます。この段階では、女性ホルモンに似た成分の薬を使います。次の段階では、これ以上骨密度が下がらないようにするための薬を使い、高齢になり圧迫骨折が起きてしまうような状態になったら、骨を作ることを促す目的の注射薬による治療があります。このように段階によって治療方法が異なるのですが、それを適切に判断するには、骨密度と血液検査が必須となります。そこで、当院では全身DEXA法の骨密度測定器を導入しました。予約もなくすぐに、診療ガイドラインで推奨されている腰椎と股関節で骨密度測定できますので、適切な骨粗しょう症の診断や治療につながると考えています。

スポーツ整形外科についても教えてください。

一般の整形外科疾患の治療とは多少異なり、靭帯損傷や骨折でも、専門的な治療やケアが必要な場合があります。また、患者さんお一人お一人ごとに、スポーツレベルが異なりますが、早くスポーツに復帰をしたいという共通の目標に向けてできるだけ応えていきたいと考えています。具体的には、けがをされたところだけでなく、それ以外の筋力は落とさないように心がけながら治療を進め、早期スポーツ復帰をめざすこと、そして、スポーツごとに的確なアドバイス、けがを起こさない予防についても、理学療法士とも連携して、マンツーマンのオーダーメイドの治療プログラムで運動器リハビリテーションを行います。

診療の際に心がけていることはありますか?

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いかに正確に診断し、早期に適切な治療に取りかかれるか、ということを大切にしています。大学病院時代は「もっと早めに適切な対処をしていれば手術をしなくても済んだかもしれない」と思うこともたまにありました。また、手術を勧められて紹介状を持って来院した方を拝見し、実際は手術は必要なかった、というケースもありました。このような患者さんの不安を、少しでも解消できればと常々思っておりました。一方で、大学病院のシステム上、お一人お一人の診察に十分な時間をかけて診察ができていたかというと、疑問が残ります。そのような経験から、当院では患者さんが何を求めているのか、不安を取ってほしいのか、痛みを取ってほしいのかなどを、常に考えるよう心がけています。少しでも患者さんの気持ちに寄り添うことにより、患者さんのニーズに合った治療ができるのではないかと思っています。それこそが、当院のこの地域での大切な役割と思っています。

ここに来て良かったと思ってもらえるクリニックに

先生はなぜ医師を志したのですか?

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祖父と叔父が田舎で開業医をしていて、幼い頃、夏休みや冬休みの度に遊びに行っていました。救急車が来れば昼夜問わず呼ばれ、食事をしていても呼ばれ、休日でも病院のドアが叩かれて、診察をお願いされることがありました。それをそばで見て大変な仕事だなと思っていましたが、同時に地域の皆さんにとても感謝されている姿に自分も憧れを抱いていたのがきっかけです。また、整形外科を選んだのは、私はスポーツが好きで、小中学生の頃は野球でピッチャーを、高校、大学ではハンドボールに熱中していました。そのとき、膝の靭帯を痛めたり、肘を骨折したり、足首を捻挫したりするたびに整形外科にお世話になっていましたので、整形外科が私の中で一番なじみのある分野だったのが理由です

どのようにリフレッシュしていますか?

以前は国際研究会に発表しに行ったときに、その国の文化や歴史にふれるなどの観光をすることが息抜きで、とても楽しかったです。アメリカに1年間、手の外科の研究や臨床見学の留学をしたときも、家族一緒で国立公園巡りやテーマパークに行ったことも楽しい思い出です。それ以外ですと読書です。これも最近は開院のこともあって忙しくてなかなかかないませんが、歴史本や直木賞、本屋大賞などを取った本は読んでいました。

今後の抱負とメッセージをお願いします。

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まずは地域の皆さまに、当院に来て良かったと思っていただける、痛みなどで困ったことがあれば、とりあえず行ってみようと思っていただけるクリニックにすることが目標です。当院は、かかりつけの整形外科専門医として、小さなお子さんから高齢の方までのあらゆる整形外科疾患に、大学病院での経験も生かしながら、皆さまの信頼や希望にお応えしていきたいと考えています。少しでも気になることやご心配がありましたら、気軽に何でもご相談ください。皆さまのご来院をスタッフ一同お待ちしております。

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