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中洲 美穂 院長の独自取材記事

美鳳クリニック

(世田谷区/芦花公園駅)

最終更新日:2025/02/12

中洲美穂院長 美鳳クリニック main

皮膚科・小児皮膚科・アレルギー科・美容皮膚科を標榜する「美鳳クリニック」は、2022年3月に中洲美穂院長が開業。大学病院や都内の病院で皮膚科分野の臨床に携わり、研鑽を積んできた中洲院長は、「患者の気持ちに寄り添う、心の通った診療」をコンセプトに、常に丁寧な説明を心がけて地域医療に貢献している。中洲院長のほか、受付、看護師などのスタッフ全員が患者を温かく迎え、温かく送り出してくれる。患者とじっくりコミュニケーションを取ることを大切にし、「この地域の皮膚に関するホームドクターになりたい」と話す中洲院長に、クリニックの特徴などについて話を聞いた。

(取材日2023年6月2日)

幅広い世代をサポートする、地域密着型クリニック

とても明るい院内に、院長のこだわりを感じます。

中洲美穂院長 美鳳クリニック1

院内の内装は、患者さんのお気持ちが穏やかになる色で統一したいという思いがありサーモンピンクを基調としました。この地域に住む子どもから高齢者まで幅広い世代の方に来院してもらうために講じた工夫の一つが、院内の色調なんです。皮膚に関する心配事があれば、どんなに些細なことであってもサポートするというこだわりを持って、当クリニックを開院しました。人はニキビやしみが一つあるだけで落ち込んでしまいますし、また、それがなくなるだけで気持ちが晴れやかになります。皮膚に関わるつらいことがあれば、気軽に相談してほしいと思っています。今より快適に過ごすための方法は、何かしらあります。患者さんの気持ちやライフスタイルに寄り添いながらお手伝いをさせていただきたいです。

この地域に開院された理由を教えてください。

この地域を含めた世田谷区全域を対象に在宅医療を行っていました。もともと地域に密着して、住民の方に十分な医療を提供したかったので、その意味でもこの地域は適切だと感じました。これまでの医師としてのキャリアにおいて、限られた時間の中で多くの診察をこなさなければいけないという時期もありました。自分のクリニックを開院するのであれば、落ち着いた環境で患者さんとじっくりコミュニケーションを取ることを大切にしたいと思っていたので、この場所を選択できて良かったと思っています。

開院までの経緯を教えてください。

中洲美穂院長 美鳳クリニック2

2005年3月に獨協医科大学医学部を卒業し、東京医科大学の皮膚科に入局しました。その後、都内の大学病院や医院での勤務を経て、2022年に当クリニックを開院しました。もともと父が歯科医師だったので、医療にすごく興味がありましたし、私は子どもの頃からアトピー性皮膚炎やニキビ、喘息などで悩んでいたので病院に行く機会が多く、医療を身近にも感じていました。そうしたことがあり、小さい頃から自分も医療に携わりたいという思いを強く持っていました。医療従事者の中でも医師の道を選択したのは、自分自身が優しい先生に診てもらった経験から優しい医師に憧れを抱いていたからかもしれません。

患者の話をじっくり聞く、これが何よりも大切

皮膚科の医師になった理由を教えてください。

中洲美穂院長 美鳳クリニック3

もともとは小児科も視野に入っていましたが、最終的に皮膚科を選択した理由は、幼児から高齢者まで年齢を問わずに接することができる科であったからです。そして皮膚科の学問が、すごく面白かったことも皮膚科を選択した大きな理由です。多分、自分が子どもの頃に肌トラブルで悩んでいたことがあったので、自分にとって皮膚はとても興味がある臓器だったのだと思います。今でも勉強会などに積極的に参加することで、新しい情報を吸収して研鑽を重ねています。

患者さんと接する際に心がけていることを教えてください。

皮膚科に入局した当時から現在に至るまで、患者さんの話をじっくり聞くということは常に心がけています。患者さんは、わざわざ来院してくださっていると思うので、この診療スタンスはとても大事にしています。ほかに、笑顔で患者さんをお迎えすることも大切にしています。初診時は多少緊張されていることが多いので、スタッフが笑顔で接するだけで緊張がほぐれると考えます。また、患者さんをなるべく待たせないこと。そして受付、看護師、医師などスタッフ全員が温かく患者さんと向き合うことにも細心の注意を払っています。スタッフ一同、温かく迎えて温かく送り出して差し上げる。これが当クリニックのモットーです。

最近、気になることがあるとお聞きしました。

中洲美穂院長 美鳳クリニック4

最近、ニキビで悩んでいる患者さんが増えています。年齢的には、小学校高学年ぐらいから30代の男女が多い傾向で、お年頃の息子さんのニキビ顔を心配するお母さんも。現代社会のストレスや食生活なども影響していると思います。一般的にニキビができると、その部位に薬を塗布する人が多いと思いますが、実は局所ではなく顔全体に塗布する必要があります。ニキビがある人の皮膚は、外見からは健康でトラブルがなさそうに見えても、顕微鏡レベルでは毛穴がつまっています。局所的に塗布するというのは、ニキビができるのを待っているような状態。当クリニックでは、ニキビが再発しないようにするための、きれいなお肌をめざすための治療を行っています。

ニキビのある男子学生にも快適な生活を送ってほしい

どのような悩みを持った患者さんに来てもらいたいですか?

中洲美穂院長 美鳳クリニック5

アトピー、ニキビ、しみ、皮膚の痛みなどをはじめとする皮膚に関わる悩みをお持ちの方が、今より悩みを気にしないで少しでも快適な生活を送れるようにして差し上げたいと思っています。例えば、そうした方は人前に出るのがつらかったり、授業中に皮膚のかゆみが我慢できないなどのやるせない気持ちを抱えていると思うので、こうした気持ちを軽減して差し上げたいですね。病気でもないのに、こんなことでクリニックに行ってもいいのかしらと考える前に、気になることがあればとりあえず相談してみよう、そんな気軽な気持ちで来院してほしいですね。解決できる手段は何かしらあると思いますので、丁寧にアドバイスをさせていただきます。

一貫して丁寧な説明を大切にされていると感じます。

丁寧な説明はとても大切だと思っており、ニキビの治療一つとっても、それが言えます。現在、保険適用の治療薬はたくさんありますが、使用方法が不適切な場合、刺激症状が強く生じやすいので、医師はその使用方法について詳細に説明する必要がありますが、実際は曖昧な説明にとどまる場合が散見されます。刺激症状が発生した患者さんがつらい思いをすることになったり、この薬は効かないから使用していないとか、使用したが自分には合わなかったと話す患者さんもいらっしゃいます。当院では、患者さんが納得できるまで何度でも丁寧に説明を行います。長く使用することをご理解いただき、それを実行することで変化を実感してもらいたいです。ニキビに関しては、説明が何よりも大切だと考えます。ニキビの治療を例に挙げましたが、いずれの診療においても患者さんに理解してもらうことを重視しています。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

中洲美穂院長 美鳳クリニック6

当院を皮膚に関わるホームドクターだと思って、気になることがあれば何でも相談してもらいたいですね。来院していただくことで、治療は必要ないとわかり安心できるかもしれないし、早期に対応することによって治療の負担軽減にもつながります。当院は、皮膚科全般の治療のほかに、食事指導や美容相談も実施しています。いずれの場合も、老若男女を問わず対応させてもらっていますし、来院いただくことで、何か役立つアドバイスを差し上げられるのではないかと思っています。例えば、前述のニキビ。特に男子学生の場合、ニキビでクリニックに行くという選択肢に気づかない場合もあるかもしれませんが、ニキビで悩んでいる男子学生にも快適な生活を送ってほしいです。気になることがあれば気軽にご相談ください。

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