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九島 秀樹 院長の独自取材記事

長津田つつじ糖尿病内科

(横浜市緑区/長津田駅)

最終更新日:2022/08/24

九島秀樹院長 長津田つつじ糖尿病内科 main

ファミリー層から高齢者まで広い世代が住む長津田に2022年4月に開院した「長津田つつじ糖尿病内科」。神奈川県の中央北部にある「愛川つつじ糖尿病内科」の分院で、地域に根差した医療の提供をめざしている。糖尿病は身近な病気だが、その一方で専門のクリニックは少ないのが現状。同院では、これまで昭和大学病院で専門性の高い糖尿病の治療を行ってきた九島秀樹院長を中心に、管理栄養士、看護師がチームとなって、地域の糖尿病患者への治療と予防および早期発見・早期治療のための診療を行っていく。「専門性を生かして、わかりやすい診療をしていきたい」と穏やかな笑顔で話す九島院長に、クリニックの特徴や診療のスタンスなどを聞いた。

(取材日2022年2月24日/更新日2022年4月7日)

専門性の高い糖尿病治療で地域医療に貢献へ

この度、院長に就任された経緯をお話しください。

九島秀樹院長 長津田つつじ糖尿病内科1

私は長年、昭和大学病院に勤務してきました。その中で1年間ほど、当院の本院である「愛川つつじ糖尿病内科」で勤務させていただいたことがあったのですが、そこには、大学病院の診療とは違った雰囲気がありました。特に、医師が患者さんにお話をさせていただく前の予診段階で、看護師や管理栄養士に困っていることやうまくいっていることをお話しいただくことは、大学病院では難しいことだったので、その情報を得た上で診療ができるのは患者さんにとっても医師にとっても良いことだと感じました。ちょうどその頃、新しく分院をつくるという話があり、ご縁があって「長津田つつじ糖尿病内科」の院長を務めさせていただくことになりました。

クリニックのコンセプトや特徴を教えてください。

名前にあるとおり糖尿病を中心に診療していきたいと考えています。糖尿病の治療は、以前と比べて注射や治療薬が増えており、外来でできることもたくさんあります。総合病院や大学病院とまったく同じ治療というわけにはいきませんが、それに近い専門性の高い治療を提供することで、地域医療に貢献していければと思っています。また内分泌疾患についても、大学時代に幅広く経験したことを生かして診療していく予定です。内分泌疾患はクリニックではできない検査をして診断をつけたり、治療の導入部分は入院して行うことが多いため、すべてに対応することはできませんが、経過が安定していてご自宅の近くで治療を続けたいという人には対応していきたいです。甲状腺疾患については、最初から最後まで外来で完結できることもありますので、そういったところまで広く診ていきたいです。

糖尿病専門の医師の強みはどういったことにありますか?

九島秀樹院長 長津田つつじ糖尿病内科2

薬の選択をする際、糖尿病はヘモグロビンA1cという値を指標にして、治療がうまくいっているか悪化していないかを判断していきます。しかし、その数値だけではなく、患者さんがほかに抱えていらっしゃる病気やそのリスクも下げることにつながるような糖尿病の治療方針を総合的に考えられるのは糖尿病専門の医師の強みかなと思います。より患者さんの全体像をとらえて、適した治療方針の選択をしていきたいですね。これまでの大学病院での経験をもとに、検査値プラスアルファ、他にどんな病気やリスクがあるかまで細かく考えて治療していきたいと考えています。

医師、看護師、管理栄養士がチームで行う丁寧な診療

合併症のある患者さんへの対応はいかがでしょうか?

九島秀樹院長 長津田つつじ糖尿病内科3

腎機能の低下や高血圧などの合併症がある程度重くなってきた場合は大学病院や専門のクリニックにご紹介をしますが、そのタイミングを見誤らないことを大前提に、当院でできる範囲で患者さんと相談しながら対応していきたいです。いろいろな病院で各専門の先生に診てもらいたいと強く思っている人にはそれに合わせてより良い方法を一緒に考えていきたいですし、いろいろな病院にかかるのは大変だという人には、糖尿病の治療と並行しながら私が内科として間違っていない範囲の治療をすることで、できるだけクリニックで完結できる方向で進めていきたいです。

患者さんへの対応で心がけていることはありますか?

基本的には今まで培ってきたものを地域医療に貢献していくというスタンスで患者さんに対応していきたいと考えていますが、過去には、患者さんに時間をかけてお話ししたのでわかってくれただろうと思っていても実際には伝わっていないことがありました。それは私の説明がわかりにくかったということだと思うので、なるべくわかりやすい説明を心がけています。糖尿病は病気のことをご理解していただいた上で治療を進めていくことが重要な病気なので、なるべく簡単な言葉を選ぶなど、患者さんに合わせて、わかっていただけるように工夫をしながら進めていきたいです。なぜこの薬が必要なのかということをご説明して、納得していただいて一緒に治療を続けていけるようにしていきたいですね。

看護師や管理栄養士とのチーム医療にはどのように取り組んでいかれますか?

九島秀樹院長 長津田つつじ糖尿病内科4

医師の診療の前に看護師や管理栄養士が時間をかけてご説明できる時間があるのは、大学病院にはない良さだと思っています。病状によりますが、薬を使わずに食事の改善から開始ということも考えられますので、一人ひとりの状況を診ながらスタッフと相談してやっていきたいです。医師には言いにくいけれどいつも話をしている栄養士さんだと言いやすいとか、看護師さんには本音を話せるとか、患者さんそれぞれにあると思いますが、各職種が患者さんとの信頼関係を築いていくことで、患者さんが言いたくても言えないということが少しでも減ればいいなと思います。その上で、方針にブレが生じることのないように、チーム内で話し合いの機会を設けしっかりと情報共有しながら全体として進んでいきたいです。

自覚症状なく進む糖尿病。放置せずに気軽に受診を

ところで、先生がそもそも医師の道を選び糖尿病を専門にしたのはどうしてだったのですか?

九島秀樹院長 長津田つつじ糖尿病内科5

祖父、祖母、父、叔父が医師で、医師に囲まれて育ったので職業として一番身近でした。他の道を考えたこともありましたが、やりがいのある仕事だと思ったので特に抵抗なく選びましたね。糖尿病を専門にしたのは、学生の頃の実習で病気自体に興味を持ったからです。糖尿病は数値による客観的指標がはっきりしているのですが、ずっと陸上部でタイムと戦ってきた私にとっては、数値である程度尺度が決まっていることが、自分の中ですっと落とし込めたのかもしれないです。糖尿病は患者さんがとても多い身近な病気で、他の診療科の患者さんに対しても専門性を生かした治療をすることもあります。頼りにされることもあり、やりがいを感じています。

お忙しい中、ご自身の健康のために気をつけていることはありますか?

なるべく歩くように心がけています。元陸上部なので、本当は「趣味はランニングです」と言いたいのですが、そう思い続けて10年がたってしまいました(笑)。今の趣味はウォーキングです。景色を見たり、散歩は嫌いじゃないです。私が体調を崩すと地域に迷惑をかけてしまうと思うので、体調管理には気をつけていきたいですね。

最後に、地域の人へのメッセージをお願いします。

九島秀樹院長 長津田つつじ糖尿病内科6

糖尿病は自覚症状がなく進んでしまう病気なので、まったく検査をしていない、検査で引っかかったけれど体調が良いからそのままにしているという人にぜひ受診していただきたいです。健診の結果を見ないでそのままにしている人もいますが、ぜひご自分のことを大切に考えてください。糖尿病は早くに治療を開始したほうが良いこともたくさんあります。特に問題がなければそれに越したことはないですし、治療の必要があれば一緒に取り組んでいきましょう。皆さんに気軽にお越しいただけるクリニックにしていきたいと思います。

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