大学病院と同等レベルの医療水準で診療を行える環境を構築し、医師の早期介入をめざす

Q生活習慣病に対して、どのようなアプローチをされていますか。

A

▲血液内科を中心に高いチーム力を診療の質の向上につなげる

生活習慣病は放置していると最終的に動脈硬化につながり、脳や心臓の血管にダメージを与えていく過程がありますので、医師の早期介入が重要です。生活習慣病の多くは初期症状がほぼないので、大事なのは健診などでの血液検査の数値を見過ごさないこと。微妙な数値だと経過観察になりがちですが、栄養指導などを受け、健康維持を図ることが、これからの時代は特に必要になってきます。大きな病院はご高齢の患者さんで飽和状態になり、クリニックとの密な連携が不可欠です。それを見据え、当院には早期に高水準の医療を受けられる環境構築に賛同してくれた、大学病院などで診療している各分野の専門家が集結し、広い視点で全身を管理していきます。

Q慢性疾患は動脈硬化をはじめ、合併症の発症リスクも高いとか。

A

▲軽度だと侮らず、不安な状態があればまずは再検査を

代表的な生活習慣病に、糖尿病、高血圧症、脂質異常症、慢性気管支炎、肝硬変、脂肪肝、高尿酸血症、痛風などが挙げられますが、これらは自覚症状に乏しいため、血液検査でわかることがほとんどで、数値をもとに管理目標を立てていくのが基本です。それを怠ると、さまざまな合併症にもつながります。例えば糖尿病だと、糖尿病網膜症、糖尿病性腎症。また、肥満で生活習慣病が2つ以上あるメタボリックシンドロームは、検査の数値が悪くなくても動脈硬化が進行しやすくなります。血管がダメージを受けると、脳梗塞などの脳血管障害、狭心症や心筋梗塞といった虚血性心疾患、閉塞性動脈硬化症など重篤な病気の発症リスクが高まります。

Q甲状腺疾患や内分泌分野の診療もされているとお聞きしました。

A

▲週一の専門の外来だけでなく通常診療でも相談の窓口は広げている

日本医科大学付属病院の糖尿病・内分泌・代謝内科と密に連携し、日本医大で勤務している医師が当院でも診療を担当しています。さらなる検査が必要だと判断した場合は、大学病院へスムーズに連携できますし、大学病院での治療が落ち着いたら、また当院で通院というように、病診連携の強さも特徴の一つです。代表的な疾患は、バセドウ病や橋本病、原発性アルドステロン症、クッシング症候群、副甲状腺低下症などですね。これらの病気は複数の専門性が求められますが、当院には、内科、血液内科、糖尿病・内分泌・代謝内科、消化器内科と各分野の専門家がいますので、必要に応じて院内連携も可能と、患者さんのご負担も最小限で済みます。

Q各分野の専門家が集結しているのは心強いですね。

A

▲検査体制も充実させている

特にクリニックで血液の専門治療を行っているところは珍しく、慢性骨髄性白血病などにも対応しています。大学病院の医局ともつながっているので、大学病院の枠を超えて広く診療を行っているというイメージを持っていただければわかりやすいかもしれません。各大学から来てくださっている非常勤の先生が多数いる安心感、ここにメリットを感じていただけたらと思っています。当院は医療レベルの高さを重視しており、迅速かつ的確な無駄のない診療に重きを置いています。そのため、良い意味で”地域のクリニックらしくない”、専門性の高い診療が受けられ、利便性と質を追求した医療に期待値を高めて受診していただければと思います。

Qでは、利便性に関する特徴についてもお聞かせください。

A

▲駅周辺だけでなく、周辺エリアから求められる医院をめざしている

まず、上野駅から徒歩2分、御徒町駅からは徒歩4分というアクセスの良さと、当院はデパートの裏にあるので、ショッピングに訪れた際に立ち寄れること。平日夜9時まで診療を行っている点も着目いただきたいですね。仕事が終わるのが夜8時を過ぎる方も多いですし、多くの方に喜んでいただいています。医療への安心感だけでなく、このような利便性における安心感も得られるクリニックであるということを、多くの方に実感いただけるとうれしいですね。利便性と医療学的正しさを求めている方には、ご満足いただけるクリニックだと自負していますので、もしも診断結果にご不安な方がいらしたら、セカンドオピニオンとしても当院をご利用ください。